8月30日に開催予定であった音楽フェス「夏の魔物」は開催を延期。10月下旬に幕張メッセにて、キャパを増大して開催へ…
2020年8月30日に開催予定であった音楽イベント「夏の魔物」は、開催の延期を余儀なくされた。
もちろん、これは新型コロナウイルスの感染が治らないことによるものであり、昨今の状況を考えればどうしようもないとも言えるものである。
それも本来の開催予定は八王子のアリーナ、そこから横浜アリーナへと開催場所を変更したのだが、今回開催の延期が決定した。そして、このイベントの次なる開催日程もまた発表されている。
それは10月下旬、今度は会場を幕張メッセに変更し、有観客での開催を予定しているとのことである。
次々と開催場所のキャパを増大させている「夏の魔物」、運営側にとって見ても、10月こそは絶対に開催を実現したいところであろう。
当フェスはTBSラジオが主催のもので、出演アーティストの多くがヒップホップ系である。アングラな色の強い音楽ジャンルだが、すでに発表されているラインナップはどれもメジャーシーンで支持を集めるアーティスト揃い。
どんなに大きいキャパであっても、チケットの売り切れは見込めるほどのものである。
10月下旬といっても今からたったの2ヶ月後であり、その時の感染状況はどうなっているのだろうか、予想も付かない。
SUPER SONICやフジロックなど、全ての音楽フェスが今夏の開催を断念したなか、夏の魔物はこの状況を脱する先駆けとなるのだろうか...
◆ Go Toキャンペーンの実施など、人の移動が推進されるなか、人の密集はやはり別扱い?
自粛期間も開けて、政府主導の元にGo Toキャンペーンの実施がされるなど、最近になって人の移動はかなり推進されているように思われる。
新型コロナの感染者数は収まりを見せないものの、その中での重症者の割合は大変低いために、ちょっとずつ楽観視みたいなものも現れつつある昨今である。
人の移動が推進されているのであれば、そろそろ大型イベントなどの開催にも制限が外されるという見込みもできるが、これまでのような形での開催ができるまではまだまだ時間がかかりそうである。
それも、いつこれまで通りのようになるのかというガイドラインもなく、ゴールが見えない状況にあるのがとにかく問題である。
夏の魔物に関しても、突貫工事的に次々と新しい日程、会場を抑えているものの、果たして10月の開催が可能であるかは全くの不明瞭な状況であることは、いうまでもないだろう。
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