米津玄師の新曲 “感電” MVが2時間足らずで100万再生を突破!? 驚異的な人気の秘密とは…
米津玄師の新曲 "感電" MVが、7月10日にYouTube上で公開された。
同楽曲のMusic Videoは、公開から僅か2時間足らずで100万回再生を突破するという驚異的な人気を誇っている。米津玄師が新曲を公開する度に、彼自身の記録を塗り替えており、再現性のある人気が見て取れる。
また、今回のMVの撮影は、ドラマ「MIU404」の機捜分駐所がある "芝浦署" と、今年の8月31日に約1世紀の歴史に幕を閉じる "としまえん" にて実施されたと言う。
楽曲自体の完成度の高さは勿論だが、そのMVの内容としても非常に面白さがある。このMVは、主に車の運転席から見た景色で構成された動画となっており、次々と起こるコミカルさを含みながらの展開に視聴者は目を奪われるはずだ。
一種の音楽にのせたミュージカル作品とでも言えるだろうか。未視聴の方はぜひご覧いただきたいところだ。
※ 米津玄師 "感電" MV: https://youtu.be/UFQEttrn6CQ
では、米津玄師の人気はここまで驚異的なのでだろうか...?
▼ 練りこまれた戦略か!? 芸術肌への共感か!?
米津玄師の驚異的な人気の秘密は何だろうか...
その一つはまずは音楽制作のスタンスだろう。彼は直接的なメディア露出を滅多にしないアーティストだ。それはご覧の読者の方もご存知の通りだろうが、出身がやはり根っからの芸術家寄りのアーティストなのだろう。
現代の音楽市場においてリリースされる新曲において必要な要素としては、まず商業的に成功せねばならないことが挙げられる。日々数億曲とも言える楽曲が、音楽ストリーミングを中心として視聴され消費される中で、リスナーの耳に届く様なキャッチーさと独自性を兼ね備えている必要がある。
米津玄師の楽曲には、勿論この商業的な成功要素は備わっているが、それに加えて、絶対的に譲らない作品の独自性が感じられるため、これだけ多くのリスナーが付いてくるのだろう。
一種の職人肌的な意味合いとも取れるだろうか。世の中に受ける楽曲のキャッチーさと、その中でも絶対的に "米津玄師" と言うアーティストが生み出す作品として譲れないユニークさ。これを彼は実直に創造している。
現代の日本のアーティストにおける楽曲として、世の中に媚びずに実力を遺憾無く発揮し続ける稀有なアーティストだ。今後の活躍にも注目だ。
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