フジロックのヘッドライナー出揃う!最終日は「電気グルーヴ」と「忌野清志郎」!?
夏の音楽フェスの代表格、フジロックのヘッドライナーが全て解禁された。第一弾発表の時点で、The StrokesとTame impalaの2組がヘッドライナーとして発表されていたが、最終日のヘッドライナーが日本人アーティストである。
一つは、「電気グルーヴ」だ。ついに電気グルーヴがフジロックの舞台で復活する。かねてよりフジロックの舞台に縁がある電気グルーブは注目のステージとなること間違いなしだ。
そしてもう一組、ヘッドライナーが発表されている。それは「忌野清志郎」である。日本を代表するロックスターを数多くの名アーティストがフィーチャリングするというプロジェクトだ。正しくは、「忌野清志郎 Rock'n Roll FOREVER」という名義で出演する。メンバーは以下の通りだ。
UA / エセタイマーズ / 奥田民生 / GLIM SPANKY / 甲本ヒロト / SION / チバユウスケ / Char / トーキョー・タナカ, ジャンケン・ジョニー / トータス松本 / YONCE
まさに、日本を代表するアーティストたちによって披露されるこのプロジェクト、こちらも注目したい。
▽ 賛否両論もある” 故人をフィーチャリングする”ということ
今回のフジロックでは「忌野清志郎」のフィーチャリングプロジェクトが、ヘッドライナーとして抜擢されたわけだが、それには賛否両論もあるのだ。
例えば昨年の紅白歌合戦において、「AI美空ひばり」のパフォーマンス時間があった。現代の技術を駆使したプロジェクトであり、時代を感じさせるものではありつつも、一部からはそれを「冒涜である」として批判を受けていた。故人をAIなどという技術によって蘇らせたりするのは、わがままな行為であり、それは故人に対する失礼に値するというものである。
それと今回のフジロックの「忌野清志郎」は似たようなものを感じる。
あくまで、彼の楽曲をステージにてフィーチャリングするというものであるため、AI美空ひばりとは様相を異にしている。だが、大々的にヘッドライナーとして抜擢させるほど、大事にして盛り上げさせてしまって良いのだろうか、といった懸念も上がっている。もちろん運営側にも様々思慮があって、こういう決断に至ったことは大変理解できる。
今は新型コロナウイルスの影響もなお心配されており、開催の可否を心配する声も上がっている。まずは無事に今年も、フジロックが開催されることを祈りたい。
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運営:Evening Music Records株式会社