10月19日、ラジオ局J-WAVEは同日急逝した赤い公園・津野米咲さんの録画出演番組を予定通りオンエア。奇しくも偶然なこのタイミングの巡り合わせ・・。
2020年10月19日、ロックバンド「赤い公園」のメンバーでギター担当・津野米咲さんの急逝が報じられた。
あまりに突然のニュースであり、とても信じられないような感覚があった。そして同じ日、10月19日の21:00~、音楽専門ラジオ局・J-WAVEの番組『SONAR MUSIC』では、津野米咲さんが録音出演として出演することが決まっていた。
偶然の巡り合わせではあるのだが、津野米咲さんが亡くなったことが報じられた当日中に彼女の録音出演を予定通り行うのか、彼女のマネジメント事務所やレコード会社、J-WAVEの間ではやはり協議が行われたようである。
しかし予定通りに、津野米咲さんの『SONAR MUSIC』への録音出演は果たされ、番組も予定通りのオンエアとなった。
筆者自身もリアルタイムで、J-WAVEにチューニングを合わせていたのだが、日常とは違う雰囲気のオープニングであったのがとても印象的であった。当番組のナビゲーターを務めるのはミュージシャン、クリエイターのあっこゴリラが務めているのだが、普段はオープニングにて、彼女のとびっきり元気な声が聞こえるのだが、10月19日のオンエアに関しては彼女自身の声も普段とは違う、溌剌としたものではなく、動揺もしている様子であった。
番組オープニングにおいては、津野米咲さんが亡くなったことについて述べていたが、その最中にあっこゴリラが涙ぐんでいる様子も、ラジオ越しには感じられた。筆者自身もリスナーの1人として、大変感傷的なシーンであったことを記憶している。
だが何にせよ、10月19日の『SONAR MUSIC』を予定通りのオンエアを果たしたことは、英断であったのではないか。最後の津野米咲さんの声を聞くことができた、本当にありがたく思う。
◆ カルチャーを支える一つのラジオ局・J-WAVEの現代での存在意義、それはディープなシーンで、必要不可欠な存在であり続ける。
これまで30年以上にわたって、日本の音楽カルチャーを発信し、その屋台骨を支えてきたラジオ局・J-WAVE。
ラジオというメディア全体が、今や主要なものでは亡くなっているという実情がありながらも、やはりその存在意義は変わらない思いがあると思える。今やテレビですらもメジャーなメディアではなくなりつつある現代、これまでよりもっとディープで、太い支持層を得ることにもなるだろう。
ラジオというのも「radiko」のローンチによって、ラジオ媒体そのものがなくてもインターネット通信によって聴取ができるようになるという、メディアの一番のアイデンティティというものを変革させたという過去があって今がある。
特に、若い世代において、ラジオには馴染みのない人が増えてはいるものの、ラジオが好きな人は本当にラジオが好きである。耳だけを用いて情報を得ることができるというラジオのメディアとしての特徴は唯一無二のものであるし、ユーザーにとって非常に親しみやすい要素がある。
今回の『SONAR MUSIC』のオンエアによって、津野米咲さんの声を聞くことができたのも、J-WAVEにおいてのみである。こういったように、他のメディア媒体では得られない貴重な情報というものも発信し続けているのだ。
J-WAVEだけでなく、ラジオ全体は今後もっとディープな存在として、日本のメディアの一角としての役割を果たしていくのであろう。
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10月開催!J-WAVEが手がけるオンラインイベント『INNOVAITON WORLD FESTA 2020』。VRや4Kを駆使した最先端のイベントとは…
音楽専門のラジオ局 J-WAVE。人気FM局としてのアイデンティティをもって、日々良質なコンテンツを私たちの耳に届けてくれる貴重な存在である。
決してメジャーとは言えないラジオという媒体で、いや、だからこそ独自のアイデンティティを築いてきたとも言えるJ-WAVE。ラジオという媒体は歴史も長いことがあって、今でも多くの熱狂的ファンを抱えている。
そんなラジオ業界において、それぞれの局は新しい次元にチャレンジしていかなければならない。radikoの誕生によって全ラジオ局のインターネット配信に踏み切ったというような、大舵を切ったこともあるように、ラジオ局は常に生まれ変わらなければ行けない必要性に駆られている。
メジャーな存在ではなくなったラジオという媒体が今後も必要とされていくために、彼らはただ番組を放送しているだけではいけないのである。
そんなラジオ業界において、本稿ではJ-WAVEの取り組みについて取り上げる。
◆ 時代の潮流に乗るオンラインイベント”イノフェス”とは一体?ラジオ局ならではのコンテンツで、新しい時代を歩む。
2020年10月、J-WAVEはオンラインイベントを開催する。
そのイベントの名は『INNOVAITON WORLD FESTA 2020』、略してイノフェスである。2020年の新型コロナによって一気に新しいスタンダードとなったオンラインイベント。
J-WAVEも、その様なオンラインイベントを手掛けることに踏み切った。そして、その内容は、まさしくラジオ局ならではの特徴が見られるコンテンツが盛りだくさんとなっている。
音楽専門ラジオ局ということもあって、WONK、後藤正文、Ovallなど音楽シーンで熱を帯びる話題のアーティストを多くブッキングしている。また、他にも落合陽一、田原総一郎、宮田裕章などといった専門家の出演も多く決定している。
従来、声で情報を届けてきたJ-WAVEは、オンラインイベントという形でも声を使った言葉でコンテンツを届ける予定だ。
当イベントは開催場所において、360°スクリーン、VR、4Kといった最先端の技術をもってイベントを配信していくという。日本のカルチャーを支えてきた由緒あるラジオ局が手がける新時代のイベント、注目は必至である。
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人生相談カウンセラー!? ガールズバンド SHISHAMOが担当、ラジオ局J-WAVEの「SPARK」にて彼女らの赤裸々トークが熱い。
大人気を誇るガールズロックバンド・SHISHAMO
国内の人気フェスにも多数出演経験があり、テレビ等メディアへの露出も多い SHISHAMO。彼女らはロックバンドという顔だけでなく、"人生相談カウンセラー”としての顔も持っているのだ。
SHISHAMOは毎週月曜日、音楽専門ラジオ局J-WAVEの番組「SPARK」にてナビゲーターを務めている。その番組内において、「SPARK DREAMER」というコーナーがあるのだが、そのコーナーにおいてはリスナーからのコメントが寄せられるようになっており、恋愛相談、悩みの打ち明けなどといったコメントが寄せられている。
そうして寄せられたコメントにSHISHAMOのメンバーが答えていくコーナーになっているのだが、彼女らのコメントがなかなかに赤裸々で遠慮がなくて、面白いのだ。
ライブ中の時やテレビの音楽番組の時とは少しイメージが違うような、ギャップも垣間見える要素があって面白いのだ。
▼ "一女性”としてのSHISHAMOの姿。本気で向き合い、背中を押すメッセージ
SHISHAMOのメンバー全員が、集まったコメントの本気で向き合う姿はかっこいいものがある。
恋愛相談として寄せられた女性からのコメントに対して、歯に衣着せぬ言葉選びで、本気でその悩みの解決のためにアドバイスをしている。SHISHAMOがナビゲーターとして言いたいことを言えるのは、ラジオというメディア媒体だからこそのことかもしれない。
少しビックリするような表現をしている時もあるが、だからこそSHISHAMOというバンドを本質的に理解することができるのだ。やはり人の言葉を耳にするというのは、その人自身を理解するのに欠かせない。
SHISHAMOは毎週月曜日に、深夜時間帯でナビゲーターを担当しているので、ぜひ皆さんにはチェックしてみてほしい。
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