▲ Advertisement
Quote source:https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/
10月19日、ラジオ局・J-WAVEは同日急逝した赤い公園・津野米咲さんの録画出演番組を予定通りオンエア。奇しくも偶然なこのタイミングの巡り合わせ・・。
Seigo Ando( Evening Music Records )
※ 音楽制作と音楽ビジネス起業家のオンラインサロンはこちら
音楽ニュース記事はこちら
2020年10月19日、ロックバンド「赤い公園」のメンバーでギター担当・津野米咲さんの急逝が報じられた。
あまりに突然のニュースであり、とても信じられないような感覚があった。そして同じ日、10月19日の21:00~、音楽専門ラジオ局・J-WAVEの番組『SONAR MUSIC』では、津野米咲さんが録音出演として出演することが決まっていた。
偶然の巡り合わせではあるのだが、津野米咲さんが亡くなったことが報じられた当日中に彼女の録音出演を予定通り行うのか、彼女のマネジメント事務所やレコード会社、J-WAVEの間ではやはり協議が行われたようである。
しかし予定通りに、津野米咲さんの『SONAR MUSIC』への録音出演は果たされ、番組も予定通りのオンエアとなった。
筆者自身もリアルタイムで、J-WAVEにチューニングを合わせていたのだが、日常とは違う雰囲気のオープニングであったのがとても印象的であった。当番組のナビゲーターを務めるのはミュージシャン、クリエイターのあっこゴリラが務めているのだが、普段はオープニングにて、彼女のとびっきり元気な声が聞こえるのだが、10月19日のオンエアに関しては彼女自身の声も普段とは違う、溌剌としたものではなく、動揺もしている様子であった。
番組オープニングにおいては、津野米咲さんが亡くなったことについて述べていたが、その最中にあっこゴリラが涙ぐんでいる様子も、ラジオ越しには感じられた。筆者自身もリスナーの1人として、大変感傷的なシーンであったことを記憶している。
だが何にせよ、10月19日の『SONAR MUSIC』を予定通りのオンエアを果たしたことは、英断であったのではないか。最後の津野米咲さんの声を聞くことができた、本当にありがたく思う。
▲ Advertisement
カルチャーを支える一つのラジオ局・J-WAVEの現代での存在意義、それはディープなシーンで、必要不可欠な存在であり続ける。
これまで30年以上にわたって、日本の音楽カルチャーを発信し、その屋台骨を支えてきたラジオ局・J-WAVE。
ラジオというメディア全体が、今や主要なものでは亡くなっているという実情がありながらも、やはりその存在意義は変わらない思いがあると思える。今やテレビですらもメジャーなメディアではなくなりつつある現代、これまでよりもっとディープで、太い支持層を得ることにもなるだろう。
ラジオというのも「radiko」のローンチによって、ラジオ媒体そのものがなくてもインターネット通信によって聴取ができるようになるという、メディアの一番のアイデンティティというものを変革させたという過去があって今がある。
特に、若い世代において、ラジオには馴染みのない人が増えてはいるものの、ラジオが好きな人は本当にラジオが好きである。耳だけを用いて情報を得ることができるというラジオのメディアとしての特徴は唯一無二のものであるし、ユーザーにとって非常に親しみやすい要素がある。
今回の『SONAR MUSIC』のオンエアによって、津野米咲さんの声を聞くことができたのも、J-WAVEにおいてのみである。こういったように、他のメディア媒体では得られない貴重な情報というものも発信し続けているのだ。
J-WAVEだけでなく、ラジオ全体は今後もっとディープな存在として、日本のメディアの一角としての役割を果たしていくのであろう。
↓ Instagram 関連情報を掲載
あわせて読みたい記事:『今のシューゲイザーロックシーンを代表するバンド「揺らぎ」。芸術的で上品な轟音は、他の誰のものでもない唯一無二のもの。』
※ 上記タイトルをクリックすると関連記事が読めます。
▲ Advertisement
今読まれている記事はこちら
※ EVENINGオンラインサロンの詳細はこちら
掲載内容へのご要望はこちら
※ 編集部スタッフより内容に関してご連絡させて頂く場合がございます。
※ 全てのご要望内容にはお応えできない場合があることは予めご了承ください。
※ ご記入頂いた連絡先へ、
※ 送信前に利用規約とPrivacy Policyをご確認ください。ご利用には事前同意が必要です。
広告掲載はこちら
プラン詳細はこちらからご確認いただけます。ご購入前に必ずご確認ください。
※ 上記のボタンから決済完了後、当社編集部スタッフより1~2営業日以内に掲載までの流れのご案内をさせていただきます。
※ 広告プランは、EVENING広告掲載ページ( https://evening-mashup.com/home/qrated-trend )の内容に準拠いたします。
※ 決済完了後、個人プランまたは法人プランの適用が異なった場合は、適正な料金プランの決済処理をさせていただきます。
※ 各種ご質問は、下記連絡先までお問い合わせください。( info@evening-mashup.com )
※ お申込み前に利用規約とPrivacy Policyをご確認ください。ご購入には事前同意が必要です。
音楽情報バイラルメディア「EVENING」は、音楽ニュースやアーティスト評価をお届けするWebメディアです。
投稿者
-
音楽情報バイラルメディア「EVENING」
お仕事のご依頼や所属アーティストに関するお問合せは下記まで宜しくお願い致します。
mail: info@evening-mashup.com
問合せサイト: https://evening-mashup.com/contact
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
最新記事一覧
- 2020.11.23EVENING90年代を感じさせる無骨なロックサウンドが熱い「SIX LOUNGE」20年代半ばの彼らが、なぜ今ロックを貫くのか?
- 2020.11.23EVENING今知っておくべきバンド「YONA YONA WEEKENDERS」。インディーで風に揺れるような最新曲『君とdrive』は必聴。
- 2020.11.23EVENING天才と称される「君島大空」とは一体…? 2ndEP『縫層』を先日リリース!彼の特異な世界観に触れる1枚。
- 2020.11.23Business世界で止まらない新型コロナウイルスの感染拡大… 海外アーティストの来日公演や2021年オリンピック開催の雲行きが怪しく…