閉店

市場の変化が見られる”カラオケ業界”シダックスの大量閉店、そしてコロナによる影響も甚大… カラオケの今後はいかに?
0

市場の変化が見られる”カラオケ業界”シダックスの大量閉店、そしてコロナによる影響も甚大… カラオケの今後はいかに?

日本を代表するエンターテイメントの1つ、カラオケ。 おそらくほとんどの人が、人生において1度は利用したことがあるはずで、大なり小なりはあれど、多くの人にとって親しみの深い場所ではないだろうか。  そんなカラオケも、今はその市場に変化が起きていると言う。具体的には、ユーザー層が変化している様だ。 ひと昔前ではカラオケを利用する時といえば、パーティーや宴会などのような大人数で集まって楽しむという時が中心であった。しかし、ここ数年ではどうだろうか。「1人カラオケ」というワードがすっかり定着している。 このように、時代を経るにつれてカラオケを利用するユーザー層も変わってきており、それに伴ってカラオケ1室あたりの単価というものも変わってきている。 大手カラオケ「シダックス」が大量閉店を決断したというニュースが、記憶に新しい人もいるのではないだろうか。数あるカラオケ店の中でも「シダックス」は、収益のベースにフードやドリンクメニューの注文があった。 このような特徴を基に考えると、大人数のお客さんが集まって利用している際には、多くのフード・ドリンクのオーダーが期待できる。反対に、1人で利用するお客さんの場合、あまりフードやドリンクメニューのオーダーは期待できないだろう。 時代の変遷により、「シダックス」が長らく固定的に得てきた収益基盤が崩れたと言うことだろう。このように「シダックス」だけではなく、全てのカラオケ店を運営する企業にとって、業界としての転換点が訪れている。 ◆ 新型コロナによるダメージは甚大、ますます大人数での利用は限られくるか・・・ ユーザー層の急激な変化があったということで、カラオケ業界には1つの転換点が訪れていると上述したが、転換点はもう1つある。 それはなんと言っても、新型コロナウイルスの影響である。 特にカラオケボックスという場所は、その名前にもあるように箱型の限られたスペース、さらには密閉空間というように非常に感染のリスクが高い。 カラオケが元々持つ性質上、コロナとは非常に相性の悪さが目立った。各カラオケ店は、換気や消毒など、徹底したコロナ感染対策を行なっているが、なかなか客足は前のようには戻ってきていないようだ。 また、マイクを共用して利用しているという点も、感染を避ける上では重要な懸念である。まさにカラオケ業界はピンチに陥っていると言えるだろう。 ただ、業界としては、目の前にある転換点を、どうような形で乗り越えていけるかを考えるしかないだろう。 -- メディア運営:Evening Music Records株式会社
渋谷のライブハウスGlad・VUENOS・LOUNGE NEOの3カ所が閉店へ…多くの音楽好きに愛された場所がまた一つ、歴史を終える…
0

渋谷のライブハウスGlad・VUENOS・LOUNGE NEOの3カ所が閉店へ…多くの音楽好きに愛された場所がまた一つ、歴史を終える…

新型コロナウイルス禍にあって、都及びは国からの休業要請により全国のほとんどのライブハウスは休業している。しかし休業要請はある意味一方的に発出されているだけであって、あくまで現時点では国からの休業手当・補償金といったものは支給されていない。今後の支給に関して検討が日々進まれているが、実際に給付はいつなのかといった具体的な内容は決まっていない状況にある。 もちろんそういった状況であれば、やがて経営難に陥り閉店せざるを得ないライブハウスも出てきてしまう。 残念ながら昨日発表されたニュースは、渋谷に在するライブハウスGlad・VUENOS・LOUNGE NEOの3店舗が閉店するというものであった。渋谷という音楽が歴史的に盛り上がっている街中にあって、まさしくカルチャーを発信し続けてきた3店舗が閉店してしまうというのは、実に悲しいニュースである。 Twitter等SNSでも、閉店を惜しむ声が多く見受けられた。 ライブハウスへの思い入れがあったり、かつてそこでイベントを開催したことがあったり様々な人の思い出を作り上げてきた場所であるだけに、寂しいニュースである。 ▼ 大事なのは、この状況を食い止めること。 今後大事となること、それはもちろんこれ以上閉店するライブハウスを生み出さないことである。 緊急事態宣言も期限を延長することが現実的となっており、ともすればさらにライブハウスが営業できない日々が続くということである。ライブハウスは日常の営業で得ていた収益を得られないまま、月ごとの家賃など多くの経費を負担しなければならない。 この状況が何ヶ月も続けば多くのライブハウスは生き残ることができない。今日の時点でもかなりギリギリのラインであると考える。国からの手当てだけでも全てを賄えるわけではなく、やはり多くの人々の助けが必要となってくるであろう。 例えば現時点でも、ライブハウスを支援するお金を募るクラウドファンディングや、大物アーティストからの巨額の支援金、ライブハウス支援プロジェクトなどかず多くの人の助けによって支援金というものも集まってきていると考える。 ほんの一円でも、募ればやがて大きな支援となる。一人一人ができることをやっていきたい。 -- 運営:Evening Music Records株式会社