今、旬のロックバンド BBHF。前身であるGalileo Galileiの生まれ変わりとして、新しい軌道に乗った彼らの音楽とは?
今、ひときわ注目を集めつつあるロックバンドがある。
それはBBHF(ビービーエイチエフ)というバンドである。何も知らない状態でこのバンドの曲を聴いた時、なんだか聴き馴染みのある声に驚くことがあるかもしれない。なんといってもこのバンドは、Galileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ)を前身としており、それの生まれ変わった姿なのである。
Galileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ)といえば「青い栞」「ハナマスの花」など、爽快なロックチューンで人気を集めていた、北海道の稚内という北端で生まれ育ったバンドである。
Galileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ)自体は、2016年に解散をしている。突然の解散発表に筆者自身も驚いたのを覚えているが、こうして新しい形でバンドを組んでいることもまた驚きである。
こBBHF(ビービーエイチエフ)というバンドは、Galileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ)とは何が違うのであろうか...?
◆ BBHFはTHE1975っぽい?前身バンドよりもさらに大人びて、ライトな上品さがもたらされたサウンド。
BBHFのサウンドは、Galileo Galileiの時の爽快さ、清々しさというようなイメージは失っていない。
変わらない、ロックバンドという体裁を保ち続けている彼らは以前の魅力は全く失っていないのだ。それでいて、もちろん変化も感じられる。
Galileo Galileiの時よりもなんというか、上品さが増したように思われる。それでいてシティ感があって、都会的な情緒を感じさせるようになっており、イギリスのポップロックバンド・THE1975を彷彿とされるようなサウンドである。
今のBBHFは、知名度的にいえばそんなには知られていない。だが、Galileo Galileiの時でも証明されたように、確かな才能を持っているメンバーが揃うバンドだ。今の新体制・BBHFの音楽もやはり聞きごたえがある。
この夏に、多くの人にオススメしたい音楽である。
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