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オリヴィア・ロドリゴ

〈グラミー賞主要3部門受賞〉新たな音楽シーンを牽引する19歳、オリヴィア・ロドリゴの魅力とは…
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〈グラミー賞主要3部門受賞〉新たな音楽シーンを牽引する19歳、オリヴィア・ロドリゴの魅力とは…

オリヴィア・ロドリゴは、2021年1月、ソロデビューシングル”drivers license”がSNS上で世界的ヒットを記録し、一躍注目を集めた19歳のポップシンガーソングライターだ。 同年5月にリリースしたアルバム”SOUR”はストリーミング上でロングヒットを記録し、グラミー賞では最優秀新人賞、最優秀ポップヴォーカルアルバム賞、最優秀ポップソロパフォーマンス賞の3部門での受賞を果たした。 そんな音楽界に現れた新生ポップクイーン、オリヴィア・ロドリゴの魅力は何なのか。彼女のファンであるアメリカのティーンたちに実際に聞いてみた。

エモーショナルで共感できるユニークな歌詞

オリヴィアは、自身の経験や感じたことを鮮明に歌詞に表現しているのが特徴的で、楽曲を聞いただけで彼女と同じ体験をしているような感覚になる。彼女はドキュメンタリーにて、”普段は自分の孤独や辛さを誰にも理解してもらえないと感じることがある。自分の素直な想いを作詞作曲で表現することは、自分の気持ちを理解してもらえる親友を作っているような感覚だ” と語っている。 ティーンの甘酸っぱい失恋を一緒に体験しているような、彼女の等身大な歌詞が、幅広い年代のファンから共感を集めているのだろう。 また、彼女のワードセンスも魅力の一つだという。 ”de javu”という楽曲では、元彼が今の彼女と、自分が付き合っていた時と同じことをしている羨ましさを歌った曲になっており、デートでの情景がかなり詳しく表現されている。”ビーチでストロベリーアイスクリームを食べる” というカリフォルニアのティーンたちが日常的によくするような親しみの持てるワードが多く、日常生活と重ねて共感できる部分が多いそうだ。

確かな歌唱力と音楽性の幅広さ

オリヴィアは子役時代からの長いキャリアがあり、5歳の時からボイスレッスンを受けている。その実力はドラマシリーズ ”High School Musical: The Musical: The Series” の主役に抜擢されるなど、ディズニーお墨付きである。 また、耳に残るメロディー、多様な音楽ジャンルを駆使しているところも彼女の大きな魅力の一つだ。インディー、オルタナティブポップからポップ、パンクロックまで高い歌唱力で歌い上げており、彼女のユニークな歌詞や世界観をさらに引き立てている。 アルバムの一曲目を飾る”brutal”という楽曲ではティーンならではの不安や周りに対する怒りなどをパンクロックで歌うことで、より攻撃的でメッセージ性の強い楽曲となっている。彼女はthe killers や Avril Lavigneなどから多くの影響を受けており、昨今の若者間でのパンクロックブームにも貢献していると言えるだろう。

アメリカのティーンにとってのポップアイコン

彼女は楽曲だけでなく、人柄、ファッションやメイクなどにも注目が集まっている。才能に溢れた今最も注目されている歌手の彼女も、一人のティーンネイジャーである。インタビューやSNSから垣間見える彼女の人柄は、とても可愛らしくチャーミングで、その姿を見て彼女のファンになる人はとても多いそうだ。 また、彼女は2000年代のクロップドTシャツやバーギーパンツなどのビンテージクローズ、”Y2Kファッション”を好んで着ており、真似をするファンが急増している。昨年6月、彼女の高校卒業のタイミングで配信された”SOUR Promというコンサート映像では、高校でのプロム(ダンスパーティー)をテーマにしており、彼女の華やかなドレスや装飾にファンからすごく可愛い!と多くのコメントが寄せられている。 オリビア・ロドリゴ公式ツイッターでは、”#オリ服 ” で彼女のライブ衣装などを投稿など、最新情報を和訳して投稿しているのでぜひチェックしてみて欲しい。

ビルボードミュージック・アワードにもノミネート...

そんな彼女は、5月16日(日本時間17日)ラスベガスにて開催予定のアメリカの3大音楽賞の一つ、「ビルボードミュージック・アワード」に最優秀女性アーティスト賞などを含む13部門にノミネートされている。 当日の彼女のファッションやパフォーマンスに注目が集まるところだ。気になる方は、ぜひ要チェックだ。
-- 運営:Evening Music Records Inc.