Quote source： https://www.nme.com/news/music/teenage-dream-video-star-claims-katy-perry-sexually-harassed-him-2537461

　ティーンエイジャーの恋心を表現したヒット曲『Teenage Dream（ティーンエイジ・ドリーム）』などで知られるアメリカのポップスター、Katy Perry（ケイティ・ペリー）が性的嫌がらせをしていたという告発をめぐって論争が起きている。

　Instagram投稿を通してその告発をしたのは、2010年に『Teenage Dream（ティーンエイジ・ドリーム）』のMVでKaty Perry（ケイティ・ペリー）の恋人役を努めたモデルJosh Kloss（ジョシュ・クロス）である。

https://www.instagram.com/p/B1CFg2xFG-C/

　投稿によれば、

　JoshはMVの撮影期間中、Katyから冷遇されており、キスの演技をすることについても「気持ち悪い」と周囲に吹聴されていたが、まだ幼児であった娘のために稼がなければいけないため我慢していた。（Katyはこの年、Russell Brandと結婚をしていたが、現在は離婚している。同じ頃、YouTubeのインタビューでもMVで男性と疑似恋愛をすることへの嫌悪を表明している。）

　Katyの離婚後、二人はまた会うようになり、ある日、Katyと熱烈に会いたがっているファンの友人を連れて行ったパーティーで、Katyのもとへ挨拶しに行ったところ、KatyはJoshのズボンと下着を引っ張り、局部を周囲にいた人々の面前に晒した。

　「どんなに恥ずかしく、悲しい思いをしたか想像はできないだろう」と綴られており、そもそもTeenage DreamのMV出演費として650ドル（約6万円）しか受け取れなかったこと、勝手にインタビューを捏造されたことなどが、「力を持つ男性のみが性的に不純になるとされる文化だが、実は女性についても同様である」という警鐘とともに綴られている。

https://www.instagram.com/p/B1EL7Zkl5H_/

　このパーティーの主催者であったJohnny Wujek（ジョニー・ウジェック）は、そのような事件はなく、JoshがMV撮影の頃からKatyに半ばつきまとっているだけだとKatyを弁護したが、現在のところ、この騒動に関してKaty Perry側からの反応はない。

　Joshは、9年の時を経て告発した理由として、金銭や名誉のためではなく、「力を持った人間によるイジメが性別に関係なく起こりうることを周知するため」と述べているが、MeToo運動のような大きな動きにつながるのだろうか、今後の展開に注目である。

企画・編集： Evening Music Records株式会社

参考：
https://web.archive.org/web/20100802103530/http://www.fmqb.com/Article.asp?id=1893526

https://pagesix.com/2019/08/12/katy-perry-accused-of-exposing-models-penis-at-party/

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