BTSなど、世界を虜にするK-POP!その秘密はSNSを活用した音楽マーケティングにあった...

EVENING編集部( Evening Music Records )

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昨今、YouTubeでのMusic Videoプレミア公開やTwitterでの新曲のビジュアル初解禁など、SNSを用いたプロモーション活動は音楽マーケティングにおいて重要な役割を果たしている。

 

SNSは戦略的に活用すると、脅威の拡散力で世界中の人に情報を届けることができる。このSNSを巧みに活用しているのがK-POP業界である。日本の人口は約1億3,000万人であるため国内市場で十分収益が得られるのに対し、韓国の人口は約5,000万人であるため、企画段階でグローバルマーケットを視野に入れている。そのため、KPOP業界ではスマートファンが普及し始めた頃からSNS戦略に着手していた。

 

今では、プロモーションだけでなくファンを楽しませるツールへと進化し、多くのファンが他の誰かに伝えたくなるのである。その輪が今では世界中に広がり、ファンの熱量あるコミュニティが構築されている。本稿では、そんなK-POP界の巧みなSNS戦略の事例を取り上げながら、SNSを活用した音楽マーケティングにとって重要なエッセンスを2つ紹介したいと思う。

 

 

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1. 期待感の創造

 

KPOPでは新曲リリースの1ヶ月前にプロモーションスケジュールが公開されることが多い。例えば、2021年5月21日にリリースされたBTSのサマーソング「Butter」のスケジュールでは、5月2日のコンセプトクリップを革切りに毎日1つずつ最新情報がSNS上で公開され、5月21日に「Butter」の音源と公式ミュージックビデオが全世界に同時公開された。

 

このプロモーションで重要な役割を果たすのがTeaserである。Teaserとは広告を意味する言葉であるが、K-POPでは新曲のPRの画像や短い動画のことを表す。

 

日本におけるプロモーションの場合、映画やドラマの主題歌、イベントのテーマソングに起用された曲は、ラジオやワイドショーなどで曲が公開された後にMusic Videoが公開される。そのため、ファンは曲について粗方わかった状態でMusic Videoを見ることになる。

 

 

しかし、K-POPの場合はMusic Video解禁のタイミングで初めて曲が公開される。さらにリリースのたびにコンセプトやビジュアルが大幅に変化するため、ファンはそれぞれ与えられたTeaserを手がかりに、曲やMusic Videoについて想像を膨らますのである。Teaserには細かい伏線が散りばめられており、過去の曲とストーリーで繋がっていたり、何らかのメッセージを暗示していたりするので、ファンはTeaser考察班として、SNS上で考えを共有するのである。多くのファンが気づかないようなポイントに注目している投稿も沢山あり、ファンの観察眼の鋭さには毎回驚かされる。考えを共有する内にファン同士のコミュニティで盛り上がっていた話題が広まることで、新規ファンの獲得も期待できるだろう。

 

 

そのためTeaserの考察を通して、新曲の公開への期待感がピークに達した後、Music Videoが解禁されることになる。そして、Music VideoではTeaserの伏線が回収され、ファンは考察の答え合わせを始めるのである。Music Videoを見て楽しむだけで終わらせない戦略的なTeaserの仕掛けによってファンはさらなる高揚感を得ることができるのである。つまり、1回で全ての情報を開示するよりも、プロモーションを細分化して少しずつSNS上で情報開示をする方が、ファンの期待感を創造しやすいといえる。

 

 

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2. ファンとアーティストを繋ぐ

 

K-POPでは、SNSを活用してアーティストとファンの絶妙な距離感を保っている。それは家族や大親友、恋人ほど身近すぎる存在ではないが、適度に連絡をとり、お互いを励まし合えるような第2の友達の距離感であると思う。

 

ステージで見せる圧巻のパフォーマンスや、美しいビジュアルを見ているとファンにとってアーティストは遠い存在になりがちである。しかし、その溝を埋めるために多くのKPOPアーティストはSNS上でファンとコミュニケーションを取れる場所を設けている。

 

それはTwitterやInstagramといった従来のSNSにとどまらない。例えば、HYBEに所属するアーティストは「Weverse」を活用している。Weverseはファンのみが集まる場所であるため、アーティストはそれぞれのアカウントで寝起きの画像や釣りの画像などを投稿し日常の素の姿を見せてくれる。また、ファンの投稿にアーティストがコメントすることもできるため、ファンとアーティスト間でダイレクトにコミュニケーションをとることもできるのだ。さらにK-POPアーティストの多くが利用しているのはVLIVEである。VLIVEでは、アーティストが練習室や自宅から配信することができ、ファンとアーティストがリアルタイムで、双方向にやりとりできる。特にメンバーの誕生日会や新曲リリース時のイベントの生配信では、ファンがコメントを送ることで直接祝福することができるため、アーティストもファンも楽しめるコンテンツになっている。

 

このように、SNSをファンとアーティストを繋ぐツールとして活用することで、ファンのアーティストに対するエンゲージメントがさらに高まるのである。

 

 

最後に...

今回紹介した2つの事例以外にも、K-POPは新たな手法を積極的に取り入れ、ファンが楽しめるコンテンツを作り続けている。本稿ではSNSは効果的に利用すると、時にはファンとアーティストを繋ぐ架け橋に、時にはファンを楽しませるエンターテイメントツールになることを紹介した。SNSは無限の可能性を秘めているため、今後どのようなアプローチ手法が登場していくのか非常に楽しみである。今後もK-POP業界のSNS戦略には注目していきたいと思う。

 

 

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