2019フジロック出演で注目を集めた”SIA”。未だ謎多きアーティスト、彼女のフジロック出演の事実は間違いなく伝説となる。
2019年にフジロックにヘッドライナーとしての出演を果たしたSIA(シーア)。
SIA(シーア)はオーストラリア出身の女性シンガーソングライターであるが、彼女はどこか他のアーティストとは一線を画している。
何と言っても、彼女自身がシークレットにしている部分が多いことが挙げられる。SIA(シーア)は自身の顔を公表していない、メディアへの露出があるときにも帽子をかぶるなどしている。
謎多きアーティストであるSIA(シーア)が昨年のフジロックに出演したことは、間違いなく今後にも伝説として残るだろう。
実際にフジロックでのライブも大変素晴らしいものであったようで、先日のフジロックのYoutube配信においてはSIAのライブの模様も一部公開されていた。
あくまで一部始終ではあったが、やはりライブにおいても、SIA(シーア)は謎に満ちていることが伺える。
◆ ライブ映像において、カメラが動かない!?同一のアングルからの視聴という唯一無二の映像。
SIA(シーア)のライブ映像は、とにかく特異なものであった。
何が特異であるかというと、カメラのアングルが動かないのである。これは他のアーティストのライブ映像では考えられないようなことではないか?
通常のライブ映像では、多くのカメラを切り替えながらアングルを変換させて、見るものに臨場感を感じさせるように工夫が凝らされるものである。ところがSIA(シーア)のライブ映像においては、全くとしてカメラのアングルが切り替わることはなかった。
これもやはり、SIA(シーア)というアーティストが謎を包んでいることが要因なのであろう。顔を公開していないアーティストは、カメラが近づいてしまえばその顔を明かすことになる。
自身のアイデンティティを貫き通すための、あえての工夫なのだと言える。
こういったことを考えると、当日のフジロックのSIA(シーア)のライブにおいて、最前列で観ることができた人は大変な幸運であろう。
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