制約下でも開催を果たした音楽フェス RUSH BALL。コロナ禍でのイベント開催の先駆けとなった当フェス、満足度も高く?
2020年は新型コロナウイルスの年といっても良いほど、今年一年を印象付けるようなものとなっている。
コロナによって生じた制約は各方面にあるが、音楽ファンにとっては夏フェスが開催されないことは特にされないことは特に悲しい現実である。日本では今年2月ごろから感染が始まったが、半年が経った今でもその状況は落ち着いていない。
正直、当初の段階ではまさか夏終わりまでにこの状況が続くとは予想されていなっかたのではないか。収まるどころか、今はまさに正念場であり、これから寒い時期を迎えるにあたって、さらに厳しい時期を迎える。
夏フェスに関して、例年ではSUMMER SONICやFUJI ROCKなどのフェスで大盛り上がりのはずなのだが、そういった大型フェスはイベント開催の制約によって、残念ながら開催を中止している。
そんな中で、たった一つ2020年の開催に成功した音楽フェスがある。
本稿ではまさにそのフェスである RUSH BALLについて取り上げたい。
◆ ガイドラインに即したソーシャルディスタンフェス!?屋外での開催もあいまった、コロナ禍ならではのフェス。
大阪・泉大津で開催される音楽フェスRUSH BALL。
どの音楽フェスも今年は開催を諦める中で、唯一RUSH BALLは2020年の開催に成功した。もちろん、政府が掲げるイベント開催に関するガイドラインに即した形での開催で、入場人数も最大五千人というように設定している。
RUSH BALLは例年通り屋外での開催であるために、密閉空間になる危険性もない。元々のフェスの持つ特徴もあいまって、開催に至ったのであろう。
通常であればフェスといえば、多くの人がぎゅうぎゅう詰めになって、もみくちゃになっている光景がある。だが、今年においてはそういった光景はもちろん見られず、観客はスペースで仕切られたエリアごとに、整列してライブを楽しむ形になっている。
まずはイベント開催の先駆けとなったRUSH BALL。当フェスの開催成功は、今後のイベント業界にとっての希望の光ともなったのではないか。
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