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新型コロナウイルス感染防止ガイドライン

政府が新たに、新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを発表。ライブハウスは一体どうなる?
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政府が新たに、新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを発表。ライブハウスは一体どうなる?

新型コロナウイルスの脅威はまだ続いている。 緊急事態宣言、そして東京アラートも解除された中で徐々に収束ムードが高まっているものの、事態はやはりまだ完全には終わっていない。 とはいえ、ここ数日の東京都内での新型コロナ感染者の数も1日当たり数十人というように、ピーク時に比べればかなり落ち着いてきている。この状況を受けて、政府は新たに感染防止に関するガイドラインを発表している。 感染対策はいよいよステップ3に以降するということで、ライブハウスに関する内容も盛り込まれている。 だが、そのガイドラインに含まれるライブハウスに要請する感染防止対策。それを実施するのには少し非現実的で、実現したとしてもかなり違和感に満ちた光景が広がるような、そんな気がしてならない。 一体、ライブハウスはどうなるのか? ▼ 演者はフェイスシールドを着用? 観客は言葉を発してはいけない? ライブハウスの意義が問われる。 上記の図は、政府により発せられたライブハウスに対するガイドラインの内容を図にしたものである。 果たして、実際に図にあるような光景を想像できるであろうか? 誰もがこんな光景を今までライブハウスで見たことがないであろう。 具体的に、ガイドラインの内容には「出演者と客の間を2メートル空けること」、「店が狭く2メートルを確保できない場合は、フェイスシールドを着用する」、「客同士は1メートルのソーシャルディスタンス」 というような内容が盛り込まれている。 ライブハウスとはその名のごとく、ライブを臨場感あふれる空間で楽しめる場所である。そういったライブハウスの本質も、今回のこのガイドラインに完全に従うのならばかなり損なわれるようにも思われる。 そこまでしてライブハウスに行く意味はあるのか?、そんなことでライブを楽しめるのか?という意見も出てくるであろう。 最も、ガイドライン自体も要請という形をとっているために、とてつもない強制力を持っているというものではない。 わざわざ政府関係者が、各ライブハウスを巡回するということも考えづらいので、このガイドラインに遵守するライブハウスがどれほどあるのかは微妙なところである。 -- 運営:Evening Music Records株式会社