ついに『半沢直樹』が最終回を… ”半沢ロス”に包まれた世の中、現代では異常な高視聴率を記録した超大作の偉業
TBS系ドラマ『半沢直樹』がついに、最終回の放送を終えた。
気付けば始まりから終わりまで、あっという間であった。当初は4月から放送開始の予定であった当作品は、新型コロナの影響によってスタートを遅らせた。
『半沢直樹』といえば第1期が放送されたのは2013年と、なんと今より7年前のことである。月日が経つのはあっという間なもので、筆者自身も第二期の1話のオープニングを見た際には、7年間の時が止まっていたのかと思った程であった。
第1期の『半沢直樹』は今期同様、大変な高視聴率を連発する盛況ぶりで、主人公・半沢直樹がたびたび発するセリフ「倍返しだ!」は、社会現象を伴った程であった。
作風としては大変シリアスなもので、舞台も銀行という堅苦しさを感じさせるような設定。それでも、正義が悪に盛大に打ち勝つことで物語が展開していくこの作品は、多くのファンを熱狂させた。
何と言っても一期の最終回のラストシーンは、とても歯切れの悪いというか、いかにもまだ物語が続くことを予感させるようなものであったため、第二期のスタートを心待ちにしていたファンは大変多いことだろう。
そして先日、『半沢直樹』の第二期シリーズは終わりを迎えた。ニュースでも大々的に報じられているように、前期同様の高視聴率を今回も記録していたようだ。
7年のブランクがあってもファンは離れなかった。それどころか、今期から見始めたという新規ファンも多く見受けられた印象がある。
改めて、『半沢直樹』とはどういったドラマだったのか?考えて見たい。
◆ 今期の最大の敵は政治家・・前期よりもスケールを拡大させた今作、強大な社会の闇に立ち向かう半沢直樹の姿。
今期の『半沢直樹』は何と言ってもスケールが大きかった。
前期の最大の敵、いわゆるラスボス的存在は大和田暁。半沢直樹が属する東京中央銀行の常務役の人物である、つまり、前期では同じ組織内に最大の敵が存在していた。
対して、今期は柄本明さんが演じる政治家がラスボスとなっていた。国家権力を相手にするという、前期よりさらにその規模をスケールアップさせた作品は、やはり見所が満載であった。
前期では敵役であった大和田暁と手を組んだり、同じく敵役だった黒崎、福山などといった人物とも手を組んだりと、かつて敵であった人物とタッグを組むという演出があったのも”エモさ”を感じさせるものであった。
前期と大きく違う点として、今期のラストシーンはハッピーエンドというか、なんともスッキリするような終わり方であった。上述にもあるように、前期のラストシーンは良い意味でも歯切れが悪い、早くも次が見たいと思わせるようなものであった。
もちろん筆者も、そして多くのファンが『半沢直樹』の続編がいつかドラマで観れることを期待している。すでに原作では最新版のものもリリースされているため、再び映像化されて戻ってくる可能性は十分にある。
その時を、期待して待ちたい。
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大人気ドラマ「半沢直樹」の9月6日放送が延期? 6日は急遽俳優陣による生放送へ、突然の知らせにファンどよめき。
今作も変わらない人気を維持し続けるTBS系連続ドラマ「半沢直樹」。
毎週日曜日に放送されるこのドラマは、次回放送は9月6日に予定されていた。だが、急遽その週の放送を延期することが発表された。
理由としては、未だ収まらない新型コロナの感染拡大の状況のために、撮影のスケジュールにも変更が起きているためであると言う。
本来ならば、4月から放送開始であった今作の「半沢直樹」も、開始が結局7月になったりと大幅なスケジュールの変更が伴っている。今回の急遽放送延期からも分かるように、週毎に撮影をしては放送するという切羽詰まった状況が続いているのであろう。
そして、本来放送予定であった時間には、代替として出演陣による生放送が行われるという。一体どの様な内容になるのだろうか...?
◆ 飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進する「半沢直樹」突然の生放送予告にもやはり注目が集まる。
今週9月6日に急遽生放送をするということだが、その内容や出演する人物についてはまだ発表されていない。
全く何も知らされていないこの状況から、当日その時間になってから全貌がわかるサプライズ形式となるような予感もする。出演陣によるトークセッションの様な内容等が、分かりやすくイメージできるところではあるが、何とも予想はし難い。
「半沢直樹」の最初のシリーズが放送されたのは、実に今から7年前だ。当時も、ものすごい熱気を放っていた作品であるが、7年の時を経て放送されている今作も大変な盛り上がりである。
何と言っても、ファンにとっては7年間越しに叶った願望なのである。次回は、早くも第8話になる今シリーズだが、最後までやはり気は抜けなさそうだ。
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スーツを着た歌舞伎? 変わらない人気を誇る半沢直樹シリーズ、前作と異なるキャストの色合いとは…
半沢直樹は今作も大変なヒットを記録している。
毎週の放送で全体の視聴率は20%を超えているなど、前作に続いて今作も変わらない注目を浴び続けている”半沢直樹”。
特に、今ではNetflixなどのサブスクリプションサービスにおいて、好きな時間に好きなだけコンテンツを視聴するスタイルが定着している中で、地上波放送のドラマシリーズは若干ながら日の目を見ない日が続いている。
そんな中でも、半沢直樹は高い視聴率を獲得し続けている、一体なぜ、この作品はそれほどまでの高い評価を維持し続けるのだろうか。
これに関しては、言うまでもないことかもしれないが、作品自体の魅力がそうさせているのだろう。
その一部には、半沢直樹という作品ならではのキャスティングがなされていることも挙げられる。
◆ スーツを着た歌舞伎!?歌舞伎役者の起用が相次ぐ、他のドラマの追随を許さないこの勢い。
半沢直樹という作品について、これはスーツを着た人間たちの歌舞伎劇だと言われることもしばしばある。
そもそも前作から、大和田常務役の香川照之氏のように、歌舞伎役者の起用はなされていた。それが今作になって、さらに市川猿之助氏、尾上松也氏などの起用がなされ、本当に歌舞伎役者の割合が大きくなっているのだ。
作中においても、あらゆる人間の表情、怒鳴る姿などそれぞれの所作が歌舞伎そのものなのである。映像とは言え、歌舞伎さながらの演技はやはり迫力がある。
シリアスで常に切羽詰まった雰囲気が漂う半沢直樹という作品、物語の展開も大変早く、少しとして視聴者に油断させるシーンがない。
早いもので今作の半沢直樹も後半に差し掛かっているが、ますます作品の注目度は上がっていくことだろう。
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TBS系・超人気ドラマ「半沢直樹」の新シリーズがついにスタート!7年ぶりの本作、あのサウンドトラックもそのまま…?
2013年、日本を震撼させた大ヒットドラマ「半沢直樹」の新シリーズがついにスタートした。
前シリーズから実に、7年の時を経て新シリーズがスタートした。多くのファンはどれだけこの日が来ることを待っていただろうか。実際ならば新シリーズは4月にスタートする予定であったが、新型コロナウイルスの影響で収録が遅れたことから、7月19日のスタートとなった。
豪華キャストも大枠は前回と変わらない。主演である半沢直樹役はもちろん堺雅人さんが務める。他、半沢直樹の妻・花役の上戸彩さん、大和田常務役・香川照之さんなど前回シリーズの要となった役者は継続して出演している。
すでに一話が放送されたが、今回も大どんでん返しにつぐ、大どんでん返しが期待される。一話だけでも、まるで映画一本を見切ったかのような、一山もふた山も超えたような感じがする。
前回の人気を引き継いで、今回も大ヒットを記録することは間違いないであろう。これから3ヶ月が非常に楽しみである。
▼ 変わらないサウンドトラック。タイアップ曲もつけず、半沢直樹という作品のアイデンティティも継承。
そしてファンにとっても嬉しいのが、作中のサウンドトラックも前シリーズから継承されていくことだ。
厳かな雰囲気を想起させる、あのテーマサウンドは、やはり半沢直樹という作品のアイデンティティを形成する上で最も重要なものであろう。それが継承されているということは、まさに多くのファンの期待に応えた。
変えるべきところは変え、継承するべきところは継承する。そういった制作側の思いも見て取れる。あのサウンドトラックでなくては、半沢直樹は成り立たない。
まるで7年前から今日まで、時が止まっていたかのようにさえ感じられる。
毎回のイントロとして流れるムービーも、構成が前回ととても似たものになっている。まさに先日から始まった新・半沢直樹シリーズは、前回シリーズの続編であることを示しているのだろう。
どうやら、新シリーズを最大限に楽しむ上では、前シリーズの振り返りも必須となりそうだ。
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