ソーシャルディスタンフェス

イギリスで初の”ソーシャルディスタンフェス”が開催!観客をブロックで区分け、これまでにない試みに成功。
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イギリスで初の”ソーシャルディスタンフェス”が開催!観客をブロックで区分け、これまでにない試みに成功。

世界的パンデミック現象を起こした新型コロナウイルス。 今もなお、世界中で感染者の増加が報告されている中で、同時に経済の停滞、感染すること以外の面でも莫大な被害を被るケースが増発している。 それは音楽業界においても同じで、特にイベント事業は窮地に立たされている。 中でも日本においても、近年のフェスブームは絶大な影響を誇っている。特に、夏フェスというものは多くの人にとって夏に欠かせない存在となっており、夏フェスが開催されない2020年の夏季は多くの人にとって物足りなさも感じさせるだろう。 だがやはり、何より苦しんでいるのはイベントという事業で収益を立てる事業者の方たちである。 ここまでどのフェスも開催をすることはできず、最近まで開催が見込まれていたSUPER SONICも2020年の開催延期を発表している。 日本は特に苦しんでいる様子だが、日本から遠く離れたイギリスで、とある革新的な試みに成功しているようだ。 ◆ 世界初のソーシャルディスタンスフェス。観客がスペースごとに別れ、プライベートな空間で楽しむフェス。 イギリスで最近、ソーシャルディスタンフェスが開催されたのである。 どういうことか、当フェスはMax 2,500人ほどの動員を果たして、大変今話題になっているのだ。 当フェスは、イギリスの人気アーティストであるサム・フェンダー独自の野外ライブを主催したもので、世界初の試みに成功した前例なき快挙である。 従来のような観客が密集したエリアが作られるのではなく、ボックス席のように各グループが区分けされており、観客はそれぞれの同行者と同じエリアの中で、ゆったりとライブを楽しむことができるようになっている。 このフェスでのボックス席の様子は、プロ野球におけるボックスシートに似たようなものであろうか、グループで独自の空間でイベントを楽しめるというのは、写真を見るだけでもかなり面白そうである。 このコロナ禍における独特の形式だが、これからイギリス以外の地域でも参考にされそうな様式である。 ※ 実際の会場の様子はこちらからご覧いただけます。( https://www.instagram.com/p/CD1IC9agPhg/ ) -- メディア運営:Evening Music Records株式会社