自身の葛藤、迷いや苦悩をヒップホップというスタイルで打ち明けるラッパー・CHIKA。政治や人種的問題にも言及。今後要注目。
自身の葛藤、迷いや苦悩をヒップホップというスタイルで打ち明けるラッパー・CHIKA。政治、人種的問題にも言及、今後要注目。
今、アメリカで注目を集めつつある1人の女性ラッパーがいる。 そのラッパーの名は、CHIKA(チカ)。日本ではまだ彼女の名は浸透していないかも知れない。しかし、今後きっと日本でも注目を呼ぶことになるだろう。彼女のヒップホップスタイルは、誰よりも力強く勇気に溢れている。 CHIKAというラッパーであり、1人の黒人女性でもある彼女は、自らのあらゆる想いを曲に乗せてメッセージにしている。楽曲の中には、政治的だったり、昨今でも改めて問題となっている人種問題への言及も見られる。 また、性的少数者の総称と知られるLGBTQというワードも、きっと多くの人が知っていることだろう。そう。CHIKA自身も、自分をバイセクシャルであると公言しており、性的マイノリティの1人でもあるのだ。 そんな独特なアイデンティティを持っている彼女の作るヒップホップという音楽。是非注目してみて欲しい。メジャーデビューも果たした「マカロニえんぴつ」。次のステップはいよいよ、”キャリア最大規模”のホールツアー開催へ!
飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進し続け、圧倒的勢いでメジャーデビューまでも果たしたロックバンド・マカロニえんぴつ。
独特なネームでありながら、既に多くの人に浸透しているのは言わずもがな、メジャーデビュー発表後も日に日々にバンドの認知度は高まり続けている。
先日、音楽番組『ミュージックステーション』に出演していた彼らは、番組の放送終了後にバンド公式SNSアカウントにて、新たな発表をした。
それは、バンド史上最大規模のホールツアーを開催すると言うものであった。
2021年の4月から1ヶ月かけて敢行予定である本ツアーだが、そのファイナルは横浜アリーナでの開催という、まさにメジャーアーティストの象徴的とも言える会場での公演も予定されている。
この様なマカロニえんぴつの躍進により、いよいよメジャーシーンでもトップレベルの注目度を集めている。
◆ 中高生をはじめとする”青春世代”から絶大な支持を集める、最も流行に敏感な世代を輝かせたことの影響力。
ただ、まだまだ新興ロックバンドとも言えるマカロニえんぴつ。
彼らの支持層とも言おうか、いわゆるファン層の多くは若年層にある。その中でも20歳以下の中高生世代からは、圧倒的に大きな支持を集めている。
今の中高生の世代は、スマートフォン等は当たり前のように使いこなすし、誰もが持っている。それでいてTikTokやInstagram等のSNS利用率も非常に高くため、流行のコンテンツには非常に敏感であると言える。
また、スマートフォン1つで関心のある事にはいくらでもアクセスし情報を集める事ができ、自らの言葉でメッセージを発信できるため、この世代からはインフルエンサーともいえる人物が出てくる事も多い。
その様な世代を支持層に取り込んだマカロニえんぴつの活躍には、やはり説得力があるだろう。
リスナー視点で見ると、学生時代にハマった音楽は、その人にとって大きな思い出になる。その意味合いでも、マカロニえんぴつは、多くの人の人生に影響を与え、記憶に残るアーティストとして捉えられるかも知れない。今後の彼らの活躍に期待だ。
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メディア運営:Evening Music Records株式会社
誰も知らないこれまでのBLACKPINKについて… 10月14日よりNetflixにてドキュメンタリー作品が配信開始!
世界的アーティストとして、今駆け上がっているBLACKPINK。
華々しくデビューを果たし、あっという間にスターダムへと上り詰めたようにも見えるBLACKPINKのこれまでの道のりだが、普通では到底知り得ないような、難しい苦悩がBLACKPINKにもあったようだ。
そんなBLACKPINKの泥臭い過去について知れる、絶好の機会がたった今訪れている。
映像コンテンツ配信サービスとして、その界隈の覇者的存在となっているNetflix。当サービスに加入している人の数は日本国内でもかなり多い。特に、新型コロナウイルスの感染が始まって、”おうち時間” が多くの人にとって増えていた時、Netflixの存在を重宝した人はとても多いと予測される。
そんなNetflixだが、既存の作品を公開しているだけではなく、Netflix自身が作成したオリジナル作品の公開も非常に力を入れている。2020年で言えば、『愛の不時着』『梨泰院クラス』といった作品は、大ヒットを記録した。
今回、まさに現在配信されているBLACKPINKのドキュメンタリー映画は、Netflixにおいてのみ視聴することができる。またとないチャンスが、今目の前にあるのだ。
◆ 韓国、アジア圏を飛び越えて世界で認知されているBLACKPINK。彼女らが果たした偉業には、どんなプロセスがあったのだろうか。
今や世界で、BLACKPINKの名は限りなく浸透しているように思える。
日本においても勿論そうで、昨年には夏フェス SUMMER SONICへの出演も果たしていた。さらにはアメリカで開催される超大型フェス・コーチェラへの出演も果たし、一躍その知名度を高めることに成功している。
ましてや韓国出身の彼女らが、世界的アーティストにまで上り詰めるというのは、今までどんなアーティストも成し遂げることのできなかった地点まで到達しようとしていることになる。
その様な輝かしいアーティストとしてのキャリアを今まさに歩んでいるBLACKPINKだが、今日までに彼女らにどの様な壁が立ちはだかり、どの様にその困難を乗り越えてきたのだろうか...?きっと私たちには想像ができない程、泥臭い過去があったに違いない。
今、Netflixで公開されているBLACKPINKのドキュメンタリー映画では、メンバーたちのプライベートや、練習時の姿など素顔に迫るシーンが多く取り上げられる。
通常では見ることのできない、私たちの知らないBLACKPINKについて新たに知ることができるかも知れない。
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10月17日に48歳の誕生日を迎えたラッパー Eminem。白人ヒップホップアーティストの代表、気づけばすっかりベテランの域に・・。
10月17日、1人のあるヒップホップアーティストが誕生日を迎えていた。
そのアーティストの名は、Eminem(エミネム)。言わずと知れたヒップホップ界隈の代表的アーティストであり、日本でも非常に支持者の多いラッパーである。
そんなEminemも遂にというか、今年で48歳を迎えている。彼自身もキャリアをスタートさせてから非常に長い時間が経っているが、Eminemもなんだかんだ言ってベテランアーティストの領域に入っているということである。
ただベテランとはいえ、同じ白人のラッパー・Machine Gun Kellyとはかなり有名な対立関係にあって、お互いがお互いを ”ディスる” 曲をそれぞれ作ったりして、まあ多くのファンを巻き添いにして喧嘩をしている様子でもある。
Machine Gun Kellyに関しては、Eminemよりも20歳近く年下であり、それほどの年齢差がありながらも堂々と対立をしているなど、両者ともやんちゃな印象がもたれている。
ただそう言った部分も、さすがヒップホップをやっている人間だなと感じさせてくれる。Machine Gun Kellyについてもそうだが、Eminemにも今のようにいつまでも ”元気” でいてもらいたいと思う。
◆ 白人ラッパーの代表格であり、成功例。新しいヒップホップの世界を作り出し、全体図に変革をもたらした立役者。
長い歴史で見て、ヒップホップという音楽は黒人のものである。
ヒップホップの起源から相当長い時間が経った今でも、世界でよく名を耳にするヒップホップアーティストの多くは黒人である。それは決して悪いことではないのだが、なんだか保守的であるというイメージも受ける。
そんな中で、Eminemという存在は白人ラッパーとして最も大きな成功例を作り上げた。ビッグセールスを記録してきたのも勿論、分かりやすい成果として見て取れるが、Eminemというアーティストを認めているのは白人だけでない、黒人も同じくである。
2002年に公開された、Eminemの半自伝的な映画『8 mile』においても、作中では自身が白人であるが故に苦悩するというシーンもあった。彼の人生の中で体験した悩み、苦悩、痛みというもの全てが今のEminemを作っていると言っても良いだろう。
Eminemという存在は、ヒップホップの全体像に変革を唱え、その閉鎖性に物申した人物であるとも言える。
今後のEminemについてももちろん、ヒップホップ界隈はどのように変遷していくだろうか、楽しみである。
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ロックバンド「赤い公園」の津野米咲さんが急逝… 突然の訃報に騒然。まだまだバンドは新体制でスタートしたばかり…
2020年10月19日、とても信じられないようなニュースが報じられた。
日本のガールズロックバンド「赤い公園」のメンバーで、ギター担当である津野米咲さんが19日、亡くなっていることがわかったというニュースが流れた。
あまりの突然のニュースに、筆者自身ももちろん驚いたし、まだ現実として受け止められていない。TwitterなどのSNSにおいても、このニュースを受けて悲しみの声を寄せる人がとても多く見受けられた。
また、19日時点では死因は自殺として見られているものの、あくまで詳細で具体的な部分までは報道では伝えられていなく、全体として混乱も窺える。
「赤い公園」と言えば、2018年に新ボーカル・石野理子を迎えて、新体制としてスタートしたばかりだ。バンドの第2章として、まだまだこれからというタイミングでもあっただけに、なおさらこのニュースにはびっくりさせられた。
◆ 相次ぐ芸能界の混乱・・。著名人の自殺に、度々心を痛ませられる。
誰かの突然の死というものは、とても受け入れがたいものがある。
最近でも、芸能界の著名人や人気タレントなどの自殺が報じられて、多くの人が悲しみを受けるということがあった。特に影響力があって、人気がある人物の突然の死というものは、多くの人にとって衝撃的なものであるし、やはり受け入れがたい。
死因としても、自殺という自らの選択によって命を絶ってしまうという人がこれ程までに多くいることも事実だ。一般人から見れば、華やかで誰もが羨むような人生を歩んでいるようにも見え、キラキラした印象を持たせてくれる芸能界。
その様な世界で生きる人たちにとって、他の人にはとても理解できないような闇を抱えているのだろうか...。
本当の理由は本人しか知らない訳であり、真相が明確に分かることがないというのもまた大変苦しく思う。
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WILYWNKAとコールマンが初コラボした新曲「Direction By Me」が公開
若手ヒップホップアーティストのWILYWNKAとコールマンによるコラボレーションが実現。新曲の「Direction By Me」はこのコラボのために書き下ろした楽曲だ。
10月16日、WILYWNKAが所属する音楽レーベルONEPERCENTのYouTubeチャンネルにて公開された。
◆ WILYWNKA「境界をなくし、それぞれの常識を認め合い、仲間と歩き続けよう」
WILYWNKAとコールマンの初コラボレーション。コールマンのバックパックのコンセプトである ”自然と都会のボーダレス” と、WILYWNKAの多様な価値観を尊重する”ボーダレスな生き方”を重ね合わせたストーリーが決めてとなり実現した様だ。
今回のコラボレーションのために書き下ろした楽曲「Direction By Me」には、"境界をなくし、それぞれの常識を認め合い、仲間と歩き続けよう" という等身大の言葉や、生き方に対する本質的な思いが込められている。
またミュージックビデオの撮影は、都会から離れた壮大な自然やアウトドアシーンで撮影された。普段とは違うWILYWNKAがとても魅力的だ。
また、本人からのコメントも届いている。
「“Direction by me”のリリックは経歴や学歴、そんな紙の上の文字には囚われないぜ!的な感じで書きました。僕自身、まともな経歴や学歴がなく生きてきたので、年齢も国籍も何も関係ない、ボーダレスな生き方を表しています。ロケ地も大自然の中、撮影中も気持ちよくてとても楽しかったです。撮影チームの皆さんも優しく接してくれてありがとうございました。良いミュージックビデオができたと思います。皆さん是非見て聴いてください!!!」
▼ WILYWNKA プロフィール
1997年生まれの大阪出身のヒップホップ・アーティスト。リリックの完成度やフローなど、その卓越したスキルが日本のヒップホップ界で話題を呼び、注目を集めている。2017年に大阪レゲエアーティストVIGORMANとプロデューサーGeGとで結成したユニット「変態紳士クラブ」として1st EP 『ZIP ROCK STAR』をリリース。同EP収録楽曲「好きにやる」のミュージックビデオがYouTubeにて1,000万回再生を超えるスマッシュヒット。2019年には60箇所以上のクラブ/ライブハウスへの出演をこなし、9月には早くも2ndアルバム『PAUSE』をリリース。2020年1月〜3月には全国30箇所以上でのクラブ/ライブハウスツアーもこなす。また、ファッションやスポーツブランドのモデルとしても採用されるなど、次世代のアイコンとして断トツの人気を誇る。
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TWICEのジョンヨン、当面活動休止へ「大きな緊張状態や不安を抱えている」
10月17日、TWICEが所属する事務所JYPEより、メンバーのジョンヨンが10月26日にリリースされる2ndアルバム「Eyes wide open」の活動を含むすべてのスケジュールには、当面参加しないことが発表された。
◆ 心身ともに不調か…?今年6月には頚椎椎間板ヘルニアを発症
ジョンヨンは、今年6月に頚椎椎間板ヘルニアを発症し、手術も受けていたと公表した。
8月に開催されたTWICEのオンラインコンサート「Beyond LIVE:World in A Day」では、健康状態を気遣い椅子に座っての参加となったことに加え、「2020 ソリハダ アワード」には体調不良により不参加となるなど、最近の活動の中でもジョンヨンの体調は心配されていた。
また、所属事務所のJYPエンターテインメントは、「ジョンヨンは心理的に大きな緊張状態や不安を抱えています。ジョンヨン本人およびメンバーと相談を経て、現在の状態について専門的な医療措置をはじめ、絶対的な安定と休息が必要だと判断しました。アーティストの健康状態を最優先に考慮し、2ndアルバムの活動を含むすべてのスケジュールには当面参加しないことになりました。ジョンヨンの早期回復のために、ファンの方々の応援をお願いします。」と発表している。
頚椎椎間板ヘルニアの悪化や再発が心配されていたが、公式の発表によると精神面の負担の方が大きそうだ。
◆ 1年前にはミナが活動休止したばかり…。深い絆で結ばれたメンバーたち
2019年7月、日本人メンバーであるミナが「ステージに立つことに対して極度の緊張や不安を感じる」という理由で活動を休止したことは記憶に新しいかも知れない。そして、彼女は、今年2月に長期休養を乗り越えてグループの活動に復帰したばかりだ。
その件で、以前無料公開されたYouTubeのドキュメンタリー「TWICE:Seize the Light」で、ミナは「メンバーとたくさん話し合いをすることで、少しずつ考えが変わり回復していった。戻りたかったけど怖かった。メンバーはどんなことがあっても一緒にいてくれると気づいて勇気が出てきた。」と語っている。
練習生の頃から苦楽を共にしたメンバーが、彼女の復帰にとって非常に大切な存在だったことが窺える。
また、10月17日に放送されたNHK「シブヤノオト Presents TWICE SPECIAL」にはジョンヨンの姿は無かったが、放送後にアップされたインスタグラムでは、8人の集合写真とジョンヨンのトレードマークである犬のスタンプが貼られており、絆の深さが確認できる投稿と言える。
TWICEのお母さんのような存在のジョンヨンの活動休止。グループとしてもお互いを支え合って活動していくことが必要となるが、たとえ時間が掛かっても、TWICE 9人が心から笑いあえる日々が来ることを心から祈りたい。
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BLACKPINKとセレーナ・ゴメスによるビッグコラボ、ポップかつクールな至高の1曲『Ice Cream』に迫る
海を跨いでの、ビッグコラボが実現している。
韓国の大人気女性グループ・BLACKPINK、アメリカの女優であり歌手のセレーナ・ゴメスによるコラボである。世界を股にかけて活躍する彼女たち、ビッグアーティスト同士のコラボはまさに夢の共演とも言えるものである。
今回のコラボによって作られた曲の名は『Ice Cream』だ。この曲は、BLACKPINKにとって初のオリジナル・フルアルバム『THE ALBUM』においても収録されている曲である。
クールで格好良いという印象があるBLACKPINKだが、『Ice Cream』においてもその様な印象は持ちつつも、女性としての可愛らしさも感じられる非常にポップな1曲に仕上がっている。
今までに有りそうで無かった様な、新しいBLACKPINKの一面が見られる楽曲と言えるだろう。
◆ 世界で聴かれる音楽となった『K-POP』。BTSなどの世界的アーティストも続々誕生、今後の韓国は目が離せない?
ここ数年で、K-POPは今までにないほどの躍進を遂げている。
K-POPや韓流といえば、これまでも日本をはじめとするアジア諸国では長い間人気があった。そういった意味で、日本と韓国の文化交流は、そこそこ長い歴史があると見ても良いだろう。
しかし、韓流やK-POPが、世界を席巻するというのは少なくともこれまでは無かったが、そういった閉塞性というものを、BTSやBLACKPINKは打ち破っているのだ。
BTSに関しては、最新曲『Dynamite』でビルボードの全米シングルチャートにおいても、遂に1位を獲得してしまうという躍進ぶりである。もはやK-POPというジャンルは、世界で認められる音楽ジャンルとなったと言える。
また、これは歴史上で見ても言うまでもなく快挙であり、それ程までにアジア圏のアーティストが世界に進出したり、ましてやトップチャートに昇り詰めるというのは非常にハードルが高いものであった。
その様なBTSと肩を並べる存在として、BLACKPINKは注目されている。今は韓国発のアーティストとして、2大巨頭のように見られることが多いが、今後さらに新たなアーティストが登場するだろう。
今後、ますます韓国の音楽から目が離せなくなりそうだ。
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ソロアーティストとして”令和初”のミリオンセールスを記録した米津玄師。CDが売れない時代、彼なら時代に逆らえる。
時代は今、令和という新しい年号を迎えている。
平成の終わりから今日までに続く時代の流れとして、CDは全体的なセールスとしてかなり落ち込んでいる。世界の中でも比較的、日本では最後までCDのセールスでは踏ん張りを見せていた国であった。むしろ今でも、まだまだ世界の中では日本はCDが売れる国に値する。
とはいえ周りを見渡せば、ほとんどの人がサブスクリプションサービスを利用して音楽を聴いているのではないか?筆者自身もすっかりApple Musicのユーザーであり、気づいてみればCDを買う機会はかなり減っている。
音楽を楽しむ上での価値観が時代とともに変化した、とでも言おうか。今より前の時代において、CDなどのフィジカル音源を買うことによって、一つ一つの音楽を濃厚に楽しむというものが比較的主流であった。
しかし、今では月額 1,000円程で世界中の音楽を広く楽しむことができる。そして、音楽を聴くことにお金をかけない分、ライブなどのイベントの参加にお金をかけている人が多くなっている。”夏フェスブーム”というものが日本で起こっているのも、その要因の一つであろうか。
そんなCDが売れない今の時代。それでも時代に逆行して、CDでもビッグセールスを記録する一人のアーティストがいる。そんなビッグアーティスト、本稿で取り上げるのは、米津玄師である。
◆ 米津玄師の最新アルバム『STRAY SHEEP』。令和初期における、音楽セールスの金字塔となるか・・。
令和という、CDが売れない時代。
今後も時が経つにつれて、CDという存在感は変わってくることであろう。今となってはレコードという媒体が、アンティークなものとして逆に現代の人々に関心を持たれ、セールスを伸ばすというニュースが海外でもあった。こういったレコードのように、CDもまた一時代の産物として、違う存在意義を持つようになるのかも知れない。
しかし、まだまだCDセールスでも力を発揮しているのが、日本のシンガーソングライター・米津玄師である。
通称 ”ミリオン” とも言われる、100万枚のセールスを果たすという金字塔的偉業を、米津玄師は2020年に達成している。彼がリリースした最新アルバム『STARY SHEEP』は、見事 100万枚のセールスを記録し、ミリオンセラーとなった。
不思議といえば不思議なものである。『STRAY SHEEP』というアルバム自体は、曲自体はサブスクリプションサービスでいくらでも聴くことができる。極端な話、CDを買う必要はないのである。
そういったことを理解した上で、CDというフィジカル音源をお金をかけて購入している人がいるのだ。それは、いかに米津玄師というアーティストが必要とされているかを表している。
『Lemon』をはじめとして、日本の誰もが知るようなビッグタイトルを生み出し続けている米津玄師。今後の活躍は間違い無い様だろうことに加え、音楽史における偉人的存在になってしまうのではないか。
そんな可能性すらも感じさせる、天才アーティストだ。
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ZOZOマリンスタジアムにて、無観客ライブを開催したONE OK ROCK。ライブ終了後には多数の反響が
日本のロックバンドの頂点ともいえるONE OK ROCK。
数々のアーティストが無観客ライブ配信に挑戦する中で、ONE OK ROCKもその流れに乗った。そして彼らが開催場所として選んだのは、千葉・幕張にあるZOZOマリンスタジアムである。
無観客ライブにおいても、大規模な会場を選んだ彼らのスケールはやはり大きい。
実際に無観客ライブ配信をリアルタイムで視聴していた人の数は、11万人にものぼるという。ZOZOマリンスタジアムの収容人数は、プロ野球の場合は3万人程度、ライブ・コンサートの場合は5〜6万人程になるので、この視聴者数はリアル開催のキャパを上回ったことになる。
本当にとんでもないロックバンドである。チケット代も有料のもので、決して安くはない。リアル開催のライブにも引けを取らないほどの値段でありながらも、やはり彼らのライブを求めている人の数はそれだけいるのだという。
ここ数年で、ONE OK ROCKほどの成功を収めたロックバンドはいないのではないか。
◆ ONE OK ROCKの配信ライブは世界同時配信!彼らが及ぶマーケットはすでに、世界各地に存在していた・・
今回のONE OK ROCKの生配信ライブが公開されたのは日本だけではない、世界各国においても視聴されていたのだ。
日本のロックバンド・ONE OK ROCKでありながら、世界のONE OK ROCKでもある彼ら。日本とは時差がある国においてなら、中には深夜まで夜更かしをしたり、早起きをして見たという人もいるのだろう。
ONE OK ROCKの音楽を求めている人、いわばマーケットのようなものは既に世界レベルに及んでいるというのが本当に凄い。今回の無観客ライブ配信では、間違いなく成功を収めたと言える。
世界で新型コロナの影響が落ち着いた時、ONE OK ROCKはさらなる輝きを持って世界に進出していくのだろう。
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『nothing』でポップ・パンクへの道をも歩み出したロックバンド・Track’s。彼らの武器はその器用さにある。
日本の音楽シーンにおいて、インディーズシーンも常に目が離せない状況だ。
インディーズシーンの中でもメロコアというジャンルで確固たる地位を築きつつあるTrack's。THE NINTH APOLLO所属の彼らは、若くて溌剌とした威勢のあるサウンドで、これまでライブハウスシーンを盛り上げてきた。
特にメロコアというジャンルは、ドラムのツーベースの上でギターサウンドがジャキジャキと鳴っているような激しいサウンドで、ライブのフロアからもダイバーが続出する、非常に爽快感があって人気のあるジャンルだ。
Track'sのライブの模様もやはり凄くて、ライブ映像を少し見るだけでも、いかに彼らがフロアを熱狂させているかがひしひしと伝わってくる。
そんなメロコアバンド・Track'sであるが、どうやら最近では新路線を歩もうとしているようだ...。
◆ ポップ・パンクという、メロコアとは似て非なる音楽。彼らの音楽スタイルには器用さが見える。
YouTubeで公開されているTrack'sの楽曲『nothing』。
今から4ヶ月ほど前にリリースされた曲であるが、この曲は今までのTrack'sにはないようなポップ・パンクの要素が取り込まれている。
メロコアとポップ・パンクというのは、一緒のものとして考えられることも多く、なかなか判別が難しいとされる。だが、少なくともTrack'sの『nothing』を聴けば、それまでの彼らとは違う音楽であることが実感できるだろう。
ポップ・パンクといえばNeck deep、The Story So Far、FOUR YEAR STRONGなどという、日本でもライブを行った経験のあるお馴染みのバンドが良く想起される。名前にもあるようにパンクの派生形で、そういえばメロコアもたびたびメロコア・パンクというように呼ばれるため、パンクの派生系である。
こういったことから、ますますジャンルの判別が難しくなってくるように感じる。もはやこれは感覚レベルの話かもしれない。
そういったハードルがありつつも、確かに違う音楽をやっていると感じさせることに成功させる、Track'sの器用さというものは凄いものだ。
今後どの方向性で進んでいくのか、ますます注目が寄せられる。
※ YouTube動画: https://youtu.be/hIVi8mWETXM
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