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神戸発防災音楽ユニット「Bloom Works」、メジャーデビューシングル「Bloominʼ~笑顔の花咲いた~」本日リリース!
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神戸発防災音楽ユニット「Bloom Works」、メジャーデビューシングル「Bloominʼ~笑顔の花咲いた~」本日リリース!

ボイスパーカッションの第一人者で防災大学院卒のKAZZと、シンガーソングライターで防災士の石田裕之による神戸発・防災音楽ユニット「Bloom Works(ブルームワークス)」が本日2月19日、ワーナーミュージック・ジャパンからメジャーデビュー配信シングル「Bloomin'~笑顔の花咲いた~」をリリースした。 3月11日の東日本大震災から10年を迎えるが、日々の生活でしっかり防災を意識できるきっかけになればというBloom Worksの思いから、ワーナーミュージック・ジャパンからのメジャーデビューとアニメーション制作を行う形となった。 KAZZは、アカペラグループ「Baby Boo」「Permanent Fish」のリーダーとして日本のアカペラシーンで活躍。阪神・淡路大震災で被災した経験から、学校講演にて語り部として防災の大切さを伝えてきた。 石田は中学時代から避難所の訪問や街頭募金をした経験があり、音楽を通じて被災地支援や防災啓発、環境保護などさまざまな活動を行っている。防災意識の向上に取り組んできた2人が、ポップな歌詞にさりげなく防災のメッセージを織り交ぜ、ハートに響く音楽を発信している。 避難の大切さを歌う「Bloomin'~笑顔の花咲いた~」の作詞は石田とKAZZ、作曲はKAZZが担当。曲の制作に至ったきっかけは、約22万人の死者を出したインドネシア・スマトラ沖地震での大津波から奇跡的に島民を守った、シムル島の口頭伝承歌「スモン」にある。 スモンには「津波が来たら高台に逃げよう」というメッセージが含まれ、津波の教訓を記した歌として島に伝わっている。阪神・淡路大震災から26年、東日本大震災から10年、熊本地震から5年の今年、「震災の記憶をいつまでも語り継いで、唄い継がれるようにしたい」「僕たちなりに伝承歌を解釈し表現したい」「文化として防災、減災を楽しく歌で根付かせたい」という思いを込めて制作した。 3月5日リリースのEP『Bloomin'~笑顔の花咲いた~』には、本日配信のシングルも含め、復興する宮城県女川町をイメージした楽曲「プロムナード」、災害伝言ダイヤルを周知するラブソング「171」、災害時のフェイクニュースやデマ拡散に注意を呼びかける「FAKE」など、澄んだ歌声と軽快なボイスパーカッションで「防災」のメッセージを伝える全7曲を収録している。 ▼ 音楽を通して防災を『文化』にしていき、笑顔の花を咲かせる また、幅広い年齢層への防災の普及を試みて、防災をテーマにしたアニメーションミュージックビデオ「ピンクの種とリュッくん」を制作。ストーリーは2人が経験した被災や被災地支援の活動をもとになっている。このミュージックビデオはワーナーミュージック・ジャパンの公式YouTubeチャンネルにて3月5日に公開予定なので配信楽曲とあわせてチェックして欲しい。 KAZZは「東日本大震災から10年。復興から伝承へ。日本から発するスモンを制作したい。その想いからこの「Bloomin’~笑顔の花咲いた~」を作りました。100年先にまで伝わる歌として。僕達は、インドネシアのシムル島で実際にスモンの正統継承者に会い、「人を災害から守りたい」という、強く優しい気持ちに触れることができました。南海トラフ地震をはじめ、災害は、いつでもやってくる。だからこそ、この歌を通して防災意識が少しでも、一人一人に染み込んでいけばいいなと考えています。」とコメント。 また、石田は「防災に長く携わる中で、日本の防災研究は素晴らしく、命を守りたいという大切なメッセージに溢れていることを学びました。こうした想いがもっと広く浸透してほしい。だからこそ、もっと自由に、幅広いアプローチで、防災を文化にしていくことが大切な時代だと感じています。Bloom Worksの楽曲は防災をテーマにしつつ、日常的に、普通に楽しめる音楽を心がけています。たくさんの方に繰り返し聴いていただき、AEDの使い方や災害用伝言ダイヤルのことなど、防災の知恵が当たり前になっていけば幸いです。」とコメントしている。 なお、3月6日には、JR三宮駅の三宮ターミナルビル跡地屋外ホール「Street Table Sannomiya」にてリリース記念ライブを行う予定だ。2人の「音楽を通して防災を『文化』にしていき、笑顔の花を咲かせる」ためのさらなる研究が始まる。 -- 運営:Evening Music Records Inc.