”楽器を持たないパンクバンド”・BiSH。独特のアイデンティティを持つ彼女たち。来週リリースの新アルバムも要チェック。
”楽器を持たないパンクバンド” として、独特なアイデンティティをもつBiSH。
メンバーは全員女性、いわゆるガールズグループという括りにはなる。だが彼女らは、アイドルグループではないし、ロックバンドでもない。
どっちつかずという見方もできるかもしれないが、ある意味どちらの要素をもっているとも言える。つまり、アイドルとしての要素もあれば、ロックバンドとしての要素もあるということだ。
確かにライブでは、楽器を演奏しないが、パフォーマンスをするのはロックミュージックである。ファン層としては、男性がかなり多い印象だ。
メンバーそれぞれには、ファンの俗称というものが存在し、そういったところはなんだかアイドルっぽさもある。
BiSHは2015年に活動を始めたグループで、まだまだ日は浅いものの、今や大人気グループである。
大型フェスへの出演も多数経験、ラジオ・テレビなどのメディアへの露出も頻繁である。
そしてBiSHは、来週22日、新アルバム「Letters」をリリースする。こちらも要チェックだ。
▼ 人気タイトルのタイアップも含む一枚。フィジカル音源の売り上げにも期待。
BiSHが来週22日にリリースする新アルバム「Letters」。
今ではサブスクリプションサービスでの配信がメインとなりつつあるが、日本では特に、まだまだフィジカル音源の売り上げも見込める。これまで以上に、フィジカル音源ならではの付加価値をつけることで、新しいセールス法を各々で追求している印象だ。
BiSHの新アルバムにも同様のことが言える。初回限定版の販売等、サブスクリプションサービスでは得られないサービスを付随させることで、差別化を図っている。
そのぶん、商品自体は値が張るが、やはりファンにとってはそれでも欲しいと思うようなサービスであろう。
本作品は、人気漫画タイトルの「キングダム」のタイアップ曲なども含まれており、注目度も高いとみられる。
フィジカル音源のセールスの動向にも注目しながら、ビジネスとしてのBiSHの動きも要注目となりそうだ。
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