世界音楽市場でKPOPが躍進か…売上は前年比18%増の大きな成長の秘密とは…

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韓国のKポップの売上は昨年2018年に、きわめて大きな成長を記録した。

 

先日、IFPI(国際レコード連盟)が発表した最新レポート「Global Music Report 2019」では、KPOPの音楽コンテンツの売上の中心としてBTS(防弾少年団)やBLACKPINKが挙げられることを紹介した。

その結果、韓国の音楽業界の売上は2018年、前年比17.9%増となる大躍進を遂げている。また、IFPIは、Kポップが世界の音楽業界において、パワープレーヤーにシフトしつつあると述べている様だ。この事は、韓国の音楽業界の売上規模が、世界6位にランクインした事実に現れている(上位5位は米国、日本、英国、ドイツ、フランスの順)。

 

つい数年前まで、音楽コンテンツとは程遠いと言っても良い程の位置にいた国のコンテンツが、世界6位だ。韓国は国策としてもコンテンツビジネスを世界を視野に推進するなど、元より土地などの固定資源の観点で世界とは戦いににくいポジションから考え抜いて出された結果だろう。目の付け所が違うのは言うまでもない。

 

 

 

アジア圏の代表となるのはBTSかBLACKPINKか...

 

さらに、世界の音楽業界の物理メデイア(CD及びレコード)からの売上は昨年、前年比10.1%の減少となったが、ストリーミングの普及で2018年の音楽業界全体の売上は昨年、前年比9.7%増の191億ドル(約2.1兆円)に達したと言う。この事実自体は音楽業界においても非常にポジティブな福音であり、やはりコンテンツビジネスにとっての消費活動は、従来と変わらず減少しておらず、その収益化を成すプレイヤーが昔とは変遷してきているだけという事だろう。

また、世界2位の音楽市場である日本の売上は2017年に2.9%の減少だったが、2018年は3.4%の上昇となった。IFPIによると、2018年はアジア地域が史上初めて、世界の地域ごとの売上げランキングで2位に入ったという。

スポティファイ(Spotfy)は、まだ韓国に進出を果たせていないが、韓国人アーティストはスポティファイに大量の楽曲をアップロードし、プレイリストも公開している。昨年末にスポティファイが発表した、「世界で最も再生されたグループ」ランキングでBTSは、米国のイマジン・ドラゴンズに次いで2位に入ったというから驚きだ。

 

 

 

「Love Yourself: Answer」で2位を獲得した勢いとは...

 

IFPIが集計した世界のアルバム売上げランキングでBTSは、「Love Yourself: Answer」で2位を、「Love Yourself: Tear」で3位を獲得し、売上は270万枚と230万枚だった。加えて、BTSは世界のトップアーティストランキングでも2位を記録するなど、名実ともに世界的なアーティストとしての地位を確立したと言えるだろう。

スポティファイ(Spotify)でデータサイエンティストを務めるDavid Erlandssonは「シンガポールのスポティファイの編成チームは、Kポップをアジア市場の中核と捉えている」とIFPIのレポートで述べている等、その影響力の大きさが分かるだろう。

 

 

 

SpotifyのデータサイエンティストもKPOPに注目...?

 
「スポティファイはKPOPのプレイリストを、東南アジア市場向けに立ち上げたが、今では世界中のユーザーが楽しむジャンルになった」とErlandssonは話している。

彼によるとKポップの楽曲は昨年、ペルーやカナダ、フランスのユーザーたちに1億回以上再生されたという。韓国人アーティストの音楽は現在、かつてないほどの支持を世界の音楽ユーザーから獲得している。
 
この様な韓国コンテンツが、世界を席巻する事が出来た背景にはSNSなどの各種拡散メディアの有効活用やその戦略にも目を見張るのだが、当初から世界を見据え、所属アーティストの魅力を最大化できるプロデュース力を備えたレコード会社および事務所のノウハウにも注目したいところだ。
 
米国主導の世界音楽市場においても、幾分か主導権がアジアに移って来ているのではなかろうか。

 

 

編集: Evening Music Records株式会社

 

  

 

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