BTS(防弾少年団)、所属事務所Big Hitが社名変更を公表。「HYBE」への社名変更が示唆するものとは…(動画あり)
韓国ボーイズアイドルグループ「BTS(防弾少年団)」らが所属する韓国のBig Hitエンターテインメントが、新たな社名となる「HYBE」を公式発表した。
Big Hitエンターテインメントは、3月19日に会社名やミッション、組織構造、新社屋などの企業全般に渡って今回新たに変更した項目を、Big HitレーベルのYouTubeチャネルで公開した。この映像内では「NEW BRAND PRESENTATION」と題し、今後のHYBEとしてのビジョンや、アーティスト等がより質の高いコンテンツ創造を担う事ができる様な環境を備えた新社屋の紹介など、先進的な総合エンターテイメント企業としての様子が分かる内容となっている。
ブランド発表会では、Big Hitとしてのエンターテインメントの創造活動を目指す更なる挑戦的なステップとして今回の発表がある事が触れられ、よりシームレスなIP創出を可能とする体制を構築する意気込みだ。
動画は、以下からご覧いただけるので、是非チェックしてみて欲しい。
※ YouTube動画: https://youtu.be/zbuAIAoBbO0
▼ 今回の社名変更が示唆するものとは...
Big Hitが断行した今回の社名変更と、新社屋での活動を伴う新たなブランドビジョンの発表は、「HYBE」としての今後の新たな活動展開を表していると言える。
この発表が意味するものは、勿論、総合エンターテインメント企業としての機能的な拡充と、グループとしてのビジョンを明確に示す事にあるのは言うまでもないが、実際には15周年を迎え、グループとして抱える54レーベルや、子会社や関連会社として7法人が存在しており、これらのシームレスな連携とグループとしての包括的なシナジーを生み出す為であると推察できる。
2020年10月に上場を果たして以来、韓国だけでなくグローバルを代表するエンターテイメント企業として注目を集める同社だが、母体が大きくなるにつれ、グループ全体としてのビジョン統一や組織の効率化が必要になったのだろう。
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グローバルアーティストであり、先日グラミー賞の受賞も期待されたBTS(防弾少年団)が牽引するBig Hitだが、今後次なるBTSを創出し、世界をさらに沸かせてくれるのだろうか。彼らの動きに注目していきたい。
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