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BUMP OF CHIKENのベース・直井由文が不倫騒動を受けて活動休止へ・・。不倫に対する倫理観は日本独特のもの?手厳しい批判も見受けられた昨今のニュース。
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BUMP OF CHIKENのベース・直井由文が不倫騒動を受けて活動休止へ・・。不倫に対する倫理観は日本独特のもの?手厳しい批判も見受けられた昨今のニュース。

メンバーの不倫騒動によって、最近では残念な話題を呼んでしまったBUMP OF CHICKEN。 国民的とも言えるほどのビッグバンドであるだけに、その分メンバーの不倫が報じられたことは、大きな視線を集めてしまった。影響力のあるバンドである所以とも言える。 今回不倫が報じられた、バンドメンバーである直井由文はしばらくの活動休止に入るという。 幸いというか、バンド自体の活動がストップするということにはならないらしく、少し安心もしている。確かに不倫という行為は、必ず誰か一人以上を不幸にしてしまうものであり、倫理的にも許された行為ではない。 しかし、世界全体で見ても、日本における不倫に対する倫理観はかなり独特のものがあるのではないか?必要以上にニュースなどで大々的に報じられるようなケースは多いし、今で言えばTwitterなどのSNSでも炎上するという騒ぎに至ることが多い。 今後もきっと、不倫騒動が大きな話題となるこの通例は、変わらないものと思われる。 ◆ 言ってしまえば不倫も他人事、騒ぎ立てるにも限度があり、犯罪に当てはまるわけでもない。この事実を改めて考える。 これは決して日本に限った話ではないのだが、不倫を報じるニュースというものは、日本において大々的に取り上げられることが多い。いわばスキャンダルというものである。 時には大勢の記者の目の前で、当人が謝罪をするというシーンもまた目にすることが多い。しかし不倫という問題は、そこまで大きく報じられるほど重要性があるのだろうか?敢えてこういった疑問をも投げかけてみたい。 上述にあるように倫理的に不倫という行為は確かに許されない、こういった認識は世間に通ずるものとして確かにある。しかし、あくまで不倫という行為は犯罪行為ではない、つまり違法行為ではない。 そのために、例え不倫が発覚したとしても当人が逮捕されることはない。極端な話、不倫をしてしまった人はそのことを反省して、更生してもらうというそれだけの話である。 時には、不倫の報道があまりに大々的に報じられすぎて、もっと意義のある重要なニュースが陰りがちになってしまうようなこともある。また、SNSなどにおける不当なパッシング行為も同じくである。 今回の直井由文の行為を完全に擁護することはできないにしても、彼の行為に関する報道を受け取る側にも、ある程度の裁量が求められるのではないだろうか。 -- メディア運営:Evening Music Records株式会社