中毒性ある、頭から離れないメロディーと個性的な歌詞を紡ぐ“ディストピア系” シンガーソングライター・ロイ-RöE- の魅力とは?
シンガーソングライター・ロイ-RöE-。
中学卒業後から独学で作曲を開始し、2018年10月に 1stデジタルEP「ウカ*」をリリース。ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル「unBORDE」よりデビューを果たしたアーティストだ。
1stデジタルシングル「VIOLATION*」は、2019年4月から放送のドラマ「ストロベリーナイト・サーガ」のオープニングテーマに抜擢されるなど目が離せない。
自身で作詞作曲を手がけるロイ-RöE-。歌詞や楽曲の世界観を色々考えながら作り込み、作品に溶け込ませていく。
楽曲を作り始めた当時はよくヒップホップを聴いていたという彼女。また、Chara、JUDY AND MARY、椎名林檎、宇多田ヒカルなど90年代に登場した女性アーティストにも影響を受けたそうだ。
そして、映画やドラマのサウンドトラックにも影響を受けたという。特に、久石譲や菅野よう子のサントラを聴くのだそう。
今年の7〜8月にかけて、TikTokで61曲の既存楽曲をカバーして毎日1曲ずつ発表するプロジェクト「61Filter(ロイフィルター)」を行ったロイ-RöE-。
楽曲のアレンジに加え、自身でイラストと動画の制作も行い相対性理論の『チャイナアドバイス』のカバーは4万回以上使用されるなど話題になった。
◆ 中毒性のある新曲にも注目!
9月30日には、配信シングル「少女B*/チャイナアドバイス」をリリース。
「少女B*」は出だしのイントロから引き込まれる感じだが、エッジの効いたギターサウンドに加え、中華っぽい音に、ジャズ要素やヒップホップ要素などいろんな要素が盛り込まれている。
そして、サビの「AKINA(明菜)がAなら私は少女B」という歌詞が印象的だ。
中森明菜の「少女A」を連想させる歌詞だが、実際に制作したのは「61Filter 」で少女Aをカバーする前だったという。
お洒落でパンチの効いたアニメーションMVにも注目である。
※ YouTube動画: https://youtu.be/9ZKtYFswVH0
そして、相対性理論のチャイナアドバイスのアレンジカバーは、まさに“ チャイナ” 音楽といったように民族楽器の音色が用いられていたり、オリジナルのバンドサウンドとは一味違い、キャッチーな曲調に仕上がっている。
※ YouTube動画: https://youtu.be/tJrXDFa_Hts
音楽からイラストまで手がけ、表現し個性的な楽曲と歌声が魅力的なロイ-RöE-。
今後の作品も是非チェックしていきたい。
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