セカオワ

SEKAI NO OWARIの「YOKOHAMA blues」、恋愛ドキュメンタリー番組のタイアップも務めた一曲、少しセカオワっぽくはない?
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SEKAI NO OWARIの「YOKOHAMA blues」、恋愛ドキュメンタリー番組のタイアップも務めた一曲、少しセカオワっぽくはない?

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若年層を中心に熱烈な人気を集めるロックバンド・SEKAI NO OWARI(セカイ・ノ・オワリ)。 「RPG」「スターライトパレード」「天使と悪魔」など、爆発的ヒットソングをこれまで連発してきたセカオワも、活動をスタートさせてからはそこそこに長い時間が経っている。全体で見れば今や大御所的存在とも言えるだろう。 ロックバンドという体裁でありながら、エレクトーンやDJミックスなど、いわば通常のロックバンドらしくはないサウンドで多くの人に刺さる音楽を作り上げてきた。 セカオワと言えば、誰もが知るようなビッグタイトルが並んでいるイメージがあって、なかなかコアなファンでないと、実際はセカオワの曲は有名な楽曲しか知らないというパターンがありがちである。 だが、実際セカオワについて数曲しか知らないというのは実にもったいないことなのだ。 本稿では、恋愛ドキュメンタリー番組でのタイアップも務めたソング「YOKOHAMA blues」について取り上げたいと思う。 ◆ セカオワでは意外に珍しいラブソング?横浜を舞台にしたこの一曲は、風情に満ちた良曲。 SEKAI NO OWARIといえば、ポップチューンでノリやすくて、聴きやすいサウンドが特徴的である。そういった背景もあり、若年層には特に人気があるのだろうと思われる。 そして、意外なことに、セカオワの曲にはラブソングがあまり無いのだ。若年層に人気のアーティストといえば、特にラブソングをきっかけとして人気を博すことが多い中で、こういったパターンは意外なことかも知れない。 本稿で取り上げる「YOKOHAMA blues」という曲は、AbemaTVで放送される恋愛ドキュメンタリー番組『太陽とオオカミくんには騙されない」のタイアップソングも務めている。 セカオワの曲において、ボーカルのFukaseは、度々横浜を舞台にしたリリックを書くことがある。それがついに、「YOKOHAMA blues」というように、横浜がタイトルになるようになったのである。 そんな「YOKOHAMA blues」という曲は、他のセカオワにはないような、ある意味セカオワっぽくない曲かもしれない。 ギターのワウが効いたサイケデリックなサウンドに、横浜らしさを感じさせるメロウで、シティな情景が浮かぶような曲である。そんな中でセカオワらしく、聴きやすくて耳当たりの良いサウンドはやっぱり共通している。 セカオワの中ではあまり目立たない曲かもしれないが、とても良い曲である。 -- メディア運営:Evening Music Records株式会社