SUIREN、AbemaTV「今日好き」のさとまるカップルがMV出演。多数の反響を呼んだ楽曲「see me」も収録した『Replica2』をリリース!! 音楽性ではBTSとの共通点も…
水彩画のように淡く儚い音を描くユニット「SUIREN(スイレン)」。
彼らが9月1日にデジタルリリースした、2nd EP『Replica2』が話題を呼んでいる。
今年3月に1st EP『Replica1』をリリースしてから約半年という短期間で、2nd EP『Replica2』を完成させたSUIRENは、本作で切なくも実直な歌詞を紡いだ多数の楽曲をリリースしており、彼らの表現の幅の広がりを感じることができる渾身の作品となっている。
実際に、本作に収録されている楽曲「ハル」では、疾走感溢れるロックなサウンドに、SUIREN独特の美しい旋律を重ね合わせた「青春を呼び戻そう」というメッセージが込められた表現が凝らされており、爽快感のある楽曲イメージ通りにリスナーを一瞬で彼らの世界観に連れていってくれる。
また、AbemaTVにて放送された高校生による青春恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」で「さとまるカップル」として話題を集めた "くまがいさとし" "向葵まる" の両名が出演するミュージックビデオの世界観が、大きな感動と話題を呼んでいる先行シングル「see me」も収録されている。
同曲は「僕だけを見ていて ねぇ 下手くそな笑顔で良いから」と、切なくも素直な恋愛模様が、歌詞にストレートに語られていることに加え、「さとまるカップル」の両名が楽曲の世界観を儚くも鮮やかに表現しており、SNSを中心に共感の声を集めている。
この2曲だけでもバラエティに富むアレンジや世界観が表現されている訳だが、本記事をご覧いただいた皆さんには、まずは以下のMV動画で、SUIRENの世界観を味わってみて欲しい...。
● SUIREN 「ハル」MV動画:
https://www.youtube.com/watch?v=6JzWtClh8kE
● SUIREN 「see me」MV動画:
https://www.youtube.com/watch?v=wjnCS9eHXF0
さらに、今、まさに破竹の勢いで、注目作を立て続けにリリースしているSUIRENだが、今回リリースされた2nd EP『Replica2』の収録曲について、その魅力をさらに考察していきたい。
▼ ダンスナンバー曲「夜はデタラメ」の仕掛けとは...
本作の中でも、特に存在感を放っているダンスナンバーは「夜はデタラメ」だ。
同曲には、リスナーを魅了する幾つかの仕掛けが施されている様に考えられる。
昨今の日本を含む世界の音楽シーンでは、良くも悪くも "ノリ" の良い楽曲が好まれ、大衆的に聴かれる傾向がある。これは音楽というものの根源的な楽しみ方が、リズムとメロディーを中心に構成される事に起因するので、至極当然な話なのだが、ことダンスミュージックの場合、この "ノリ" の良さを如何に格好良く表現できるかで、リスナーの支持を得ることができるかどうかが決まってくる。
直近の音楽シーンにおいて、分かりやすい例としては、世界的にも支持を得ているK-POPが挙げられるだろう。
BTS(防弾少年団)の世界的なヒットをはじめとして、韓国のミュージックシーンから戦略的にリリースされる楽曲は、上記の様な "ノリ" の良さを念頭に制作されている事が多い。"ノリ" と言ってしまうと安っぽく聞こえてしまうかも知れないが、実際には、韓国制作チームが細心の注意を払い、拘り抜かれたリズムとメロディーで構成されている作品なので、楽曲を少し聴くだけで魅了されてしまうのだ。
最近では、日本の吉本興業と韓国のエンタテインメント企業CJ ENMによる合弁会社であるLAPONEエンタテインメントに所属しているJO1(ジェイオーワン)が、日本の10〜20代の世代を中心に人気を獲得しているが、彼らの楽曲は、韓国の "ダンスミュージックとしての良さ" を詰め込んだ楽曲制作ノウハウと、" 日本人メンバーで構成された聴き馴染みの良さのある歌唱" で、着々と国内ファンを増やしている。
このようなK-POPアーティストは、分かりやすい事例だ。
ここで話を戻すと、今作に収録されているSUIRENのダンスナンバー「夜はデタラメ」は、この "ノリ" と "日本人への親和性" の両面で魅力を持っている。
楽曲を聴くと一目瞭然だが、本作は終始リズミカルなアレンジと、良質なメロディラインが間髪入れず流れ込んでくる構成が魅力として分かるだろう。キーボーディスト兼アレンジャーのRenによる、思わずリズムに合わせて体が動き出してしまう様な緻密な作曲・編曲技術や、ボーカル Suiが紡ぎ出す聴き心地の良いメロディラインは、現代の音楽シーンが求めている位置付けにある楽曲と言え、リスナーから支持される要素を備えていると言えるだろう。
また、SUIRENの場合、K-POPの展開として多いアイドルグループの様な路線ではなく、純粋に音楽作品を手掛ける「アーティスト」として展開する活動方針を取っており、従来にはないポジションのアーティストとしての新鮮さも伺える。本作でリリースした楽曲によって、アーティストとしての評価がさらに高まることは言うまでもなく、今後、日本の音楽シーンが求める音楽性やアーティスト性に応える形で着実にファンを増やしていくことだろう。
...と、色々な見解を述べてきたが、まずは彼らの楽曲を聴き込んでみて欲しい。気になる方は、以下のMV動画を要チェックだ。
● SUIREN - 夜はデタラメ / MV動画:
https://www.youtube.com/watch?v=XOHoFkjXvXw
▼ SUIREN プロフィール
水彩画のように淡く儚い音を描くユニット「SUIREN」。
ボーカルのSuiと、キーボーディスト / アレンジャーのRenによる音楽ユニット。2020年7月、最初のオリジナル楽曲「景白-kesiki-」を動画投稿サイトにて公開すると同時に突如現れ、数々の作品を公開し続けている。Suiの独特な歌声から生まれる淡く儚いメロディと、Renが創り出す美しく洗練されたサウンドが交じり合い、唯一無二の世界を構築している。
2020年7月: 最初のオリジナル楽曲「景白-kesiki-」を動画投稿サイトにて公開すると同時に始動
2020年8月:「感電(米津玄師)」のオリジナルアレンジによるカバーが話題となり、複数メディアに取り上げられる( SUIRENの動画としては初の10万回再生を記録 )
2021年3月: 初のオリジナルEP「Replica1」を配信リリース。Apple Music / Spotifyを始め、様々なプレイリストに各楽曲選ばれ、リード曲「喰う虚」のMVは現在までに17万回再生を記録
2021年7月: デジタルシングルとしてリリースを行なった「see me」のMVでは、高校生による青春恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」に出演したさとまる元カップルが出演し、彼らのリアルなストーリーと、楽曲の世界観とのリンクが話題を呼んでいる
2021年9月 2作品目となるデジタルEP「Replica2」をリリース
▼ SUIREN “Replica2” Info
発売日:2021年9月1日(水)デジタルリリース
-トラックリスト-
01. Called
02. ハル
03. 夜はデタラメ
04. レプリカ
05. see me
06. Koe
https://ultravybe.lnk.to/replica2
▼ SUIREN 関連リンク
Official HP:
https://suiren-official.com
Twitter:
https://twitter.com/suiren_project
Instagram:
https://www.instagram.com/suiren_project/
YouTube:
https://www.youtube.com/c/SUIRENch
TikTok:
https://www.tiktok.com/@suiren_project?lang=ja-JP