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チャートインはあいみょん一色!Spotifyから見る若者の音楽トレンドとは
EVENING編集部
公開日:2019年4月13日 / 更新日:2024年1月10日
Spotifyの音楽チャート、日本版のトップ50を開くと、50曲中10曲はあいみょんでした。
他のチャートでもこんなにランクインしているアーティストはいません。Billboardのランキングでも同じようなことが起こっていましたし、Apple Musicについても同じことが言えます。
今の日本の音楽のトレンドはあいみょん一色なのかもしれません。ところで、あいみょんってどうしてこんなに人気なのかとか、なんで人気が出たのかわからないとか思っている人って結構多いのではないでしょうか。
昔からのあいみょんのファンでも、今ほどの人気ぶりを見せると思っていた人は少ないのではないかと考えます。
実際、あいみょんはマスメディアに取り上げられる前からのファンが多く、「アレでブレイクしたよね」って感じではない気がします。
音楽チャートのランクイン楽曲をみても、あいみょんの楽曲の中でも特にこれがすごいんだ!というわけではなく、全部同じくらい人気があるんだということがわかります。
あいみょんの固定ファンの存在感
1つ2つ人気楽曲を持っているからといって人気なったようなアーティストではなく、楽曲が一律的に再生回数を伸ばしている点から見ても、単に曲がバズったわけではなく、あいみょんの曲をたくさん聞くあいみょんファンが多いのでしょう。
そしてあいみょんが特にチャートインしているのは音楽ストリーミング系の再生回数やダウンロード数です。
もちろん今でこそテレビやラジオでもあいみょんの曲が流れていますが、どうやらCD売り上げの方は1万〜2万ほどで100万回数ほどを記録するストリーミングの方と比べてあまり芳しくないようです。
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あいみょんはデビュー前からYouTubeなどで注目されており、デビューしてからは積極的に音楽ストリーミングサービスに楽曲を発表していたイメージがあります。
あいみょんの楽曲が刺さる世代は比較的若年層であるようで、それはつまりデジタルネイティブ世代でもあります。
ネットと一番近い世代をターゲットにするにあたって、デジタルサービス中心に音楽展開するという戦略で若者世代から圧倒的な知名度と支持を得る結果となりました。
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音楽の新しいスタイルである音楽ストリーミングの世界こそが、あいみょんのフィールドであると言え、あいみょんこそが音楽の新しい在り方であるストリーミングサービスからブレイクした初めてのアーティストであると言えるのではないでしょうか。
あいみょん本人は自らをCD世代と言い、CD売り上げも伸ばしていきたい考えのようですが、前例のないブレイクスタイルの彼女の楽曲が、今後どのように展開されていくのかという点にも注目していきたいです。
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