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AAA 與真司郎、世界を回る生活や今後の展望を語る
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AAA 與真司郎、世界を回る生活や今後の展望を語る

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大正製薬株式会社が運営する TAISHO BEAUTY ONLINE 内の THE MYTOL ブランドサイトにて発刊している『美の知的好奇心マガジン』にて、AAA 與真司郎がゲストに迎えられ、大正製薬 先端皮膚科学研究者とのスペシャル対談を公開した。 スペシャル対談特別サイトで は未公開の対談内容を、3月17日(月)より公開している。 與真司郎さん出演スペシャル対談「美の知的好奇心マガジン」: https://taisho-beauty.jp/shop/pages/mytol_special01.aspx

スペシャル対談について

今回のスペシャル対談では、與真司郎さんが大正製薬の先端皮膚科学研究者と「BEAUTY」「SCIENCE」「LIFE STYLE」の3つをテーマに対談。與さんに旅の様子や生き方、スキンケアやファーストエイジングケアなど美について語っていただきました。 美しさの本質と自分らしい生き方のヒントが詰まっています。

海外生活やスキンケアについて

―海外での生活について教えてください。 実は LA の家はもう引き払っていて、今は世界をぐるぐる回っています。一人でぐるぐる回っているので、海外旅行は相当慣れていると思います。アメリカ人の友達にも「You are crazy」ってよく言われます(笑)。ただ、旅行は結構疲れるものでもあるので、海外のどこかに一つ家が欲しいなという思いはあります。今は次にどこに住むか検討中です。もしかしたらまた LA かもしれないし、ヨーロッパにも住んでみたいなと思っています。 世界を回るのは大変ですが慣れますし、逆に一人なので楽です。全部一人でやっているので、一人で生きていく力は強いです。SNS 用の動画なども自分で撮って、スタッフさんに送って編集してもらっています。 ―語学は英語ですか? 基本は英語です。スペインなど、英語以外がメインの国に行ったら基本的な挨拶などの簡単なワードは頑張って勉強するようにしていますが、基本どこでも英語はみんな喋れる印象です。 ―スキンケアについて教えてください。 肌ケアは結構好きでやっています。毎日肌の状況を見て、調子がいい時は自分も明るくなるし、ざらついている時は食べ物など気を付けようと思うきっかけになったりします。20 代の時は少し荒れるだけで落ち込んでいたのですが、最近は歳の問題もあるし、白髪とかも出てきたので、それもそれだという気持ちで歳をとることを楽しんでいます。また、見られる仕事なので第一印象として肌ってすごく大事なんじゃないかなと思うんです。 海外でも肌に気を遣ってスキンケアをしている人が多くなってきた印象ですが、最近は周りの人にどんなスキンケアをしているのか、何を使っているのか聞かれる機会が多くなったように感じます。僕が肌に気を遣っていることをみんな知っているということもあると思いますが、世界共通でみんな老けたくないっていう思いは、少しはあるんだろうなと感じます。 ―自分の肌の状態に合わせて使い分けられるように、スキンケア用品は色々なものを持っていますか? 持っています。でも最近はシンプルな方が良いなと思っています。昔は何ステップもやったり、高いものを使っていたりしていたんです。ですが、高すぎるものでも肌荒れしたりするので一時期一回シンプルにしてみたら、何種類も使っていた時と全然変わらないことに気付きました。35~36 歳になってからシンプルになってきました。 ―與さんにとって、スキンケアをする時間とは何ですか? 僕はスキンケア=メディテーションと考えています。僕は自分の顔を見たくないので、鏡があるお風呂などもいつも暗くしているんです。小さい光やキャンドルを灯して、ヒーリング系の曲などゆっくり聴けるような曲をかけて、音楽を聴きながらスキンケアしています。お風呂あがりにちゃちゃっと済ますことはほぼなくて、忙しくてもしっかりスキンケアをするようにしています。

エイジングケアについて

―ファーストエイジングケア※1 は早ければ早いほど良いと最近の研究でいわれています。 僕は年齢より若く見ていただけることが多くて。それは、早い段階からケアしてきたからだと思います。色々な仕事が重なって忙しすぎた 19 歳頃からニキビができるようになって、そこから肌を気にするようになりました。食べ物に気をつけるようになったのはアメリカに行ってからです。LA に行ってから食事を気にする人が周りに多くて、26 歳頃から体の中に入れるものも大事だということを知りました。 メンタルヘルスもそうですし、食べ物にも気をつけると肌も変わってきます。今は料理にも挑戦しようと思っています。また、自分のケアをするのに時間とお金は惜しまないです。どうせ生きるんだったら元気で長生きしたい。誰でも年齢を重ねるので抗おうとは思いませんが、ある程度若々しく保ちたいとは思います。どんどん老いていくのは仕方ないですが、頑張れるところは頑張りたいなって。 エイジングケア※2 については楽屋でメイクさんやスタイリストさんとも話します。友達とか男女関係なく、美容の話や健康の話になります。僕は良いものだったら周りに教えたいタイプなんです。歩く広告塔って言われています(笑)。 ※ 1:ファーストエイジングケアとは、将来の肌を考えて、今から始める年齢に応じたお手入れのこと ※ 2:エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのこと ―自身の肌の変化を感じることはありますか? 20 代の時からファンの方が好きと言ってくれる目元のしわがどんどん深くなってきて。あれこんなのあったっけ?となっています(笑)。また、うちは白髪家系なのですが僕も白髪が生えてきて、最近染めた方がいいのか迷っています。写真を見ていても昔の自分とは少し違うなと感じますし、体調にも出やすくなりましたね。 昨年の 3 月に仕事のプレッシャーなどで、すごく肌が荒れてしまったんです。今はだいぶ回復しました。ですが“こういう時もあるよな”と逆に吹っ切れましたし、人生が楽に生きられるようになった気がします。ストレスをためるのは本当にダメだなと、精神面が一番大事だなとすごく感じました。 ―どういった時にストレスを感じますか? 色々な面のプレッシャーですかね。見られる仕事なので、これまでどう思われるかなど周りの意見をすごく気にしていました。若い頃から芸能界にいるので、できるだけ一人でも多くの人に好かれたいっていう思いに縛られているというか。だから、それをできるだけ気にしないようにしています。 ファンクラブや Instagram のコメントは見ますが、DM やネット記事のコメントを見ないようにしたり、SNS でエゴサーチしないようにしています。温かいコメントは多い一方で、特にカミングアウトをした後は嫌なコメントもありました。だからこそ、周りの意見ではなくて自分らしく生きていくようにしています。 やっぱり自分の人生は自分で決めないと、誰かのせいにしてしまうので。自分らしく生きるっていうことは、自分が何をしたいかっていうのを分かってないとだめなんだなと改めて気付きました。本当に自分が好きなように人生を生きるようにしています。 ―自分の声を聞くということを大事にされているんですね。 自分に聞くのは当たり前になっていますね。やりたいと思ったら止められても何でもやっちゃいます。それで失敗しても自分のせいにできますし、仕方ないと考えています。失敗してもそこからはい上がる。20代の時は、どうしたらいいか人に聞いたり、それをやって上手くいかなかったときに人のせいにしてしまっていました。それこそが 20 代の時の反省点です。 アメリカでメンタルヘルスや自分が大事だと教えてもらってから、本当に自分らしく生きることの大切さを知りました。精神が悪いと、肌に出てきたり、胃腸にも出てきたり。脳と胃腸と肌は本当に繋がっているなというのを最近すごく感じています。

今後の展望について

―将来の展望について教えてください。 もちろんまずはこれからも自分らしく。生きていると大変なこともあるのでずっとハッピーなのは無理だと思いますが、できるだけポジティブにいたいなと思います。最近は自分にフォーカスを当てられるようになって、自分のケアができるようになったので、相手のこともちゃんと考えて人を助ける存在になりたいっていう気持ちが増えました。 また、色々なカルチャーや人種の方と話して得ることってすごく大きいので、引き続き世界を回っていきたいです。そういう人たちと話すと自分もどんどんオープンマインドになるし、自分の考えも正されるので、それを繰り返していきたいです。そして、それらを何かの形で人に共有していきたいなと思います。 ―自分らしくいやすい時代にもなっていますよね。 嘘をついて生きていくよりかはさらけ出して、“批判する人は批判して全然大丈夫です”というスタンスでいるようにしています。でも同じことを 20 代の時にできたかと聞かれると、できなかったと思います。アメリカに行っていなかったらカミングアウトもしていないと思います。自分を大切にすることはアメリカで学んだ部分がすごく大きいので、アメリカに感謝しています。日本では自分のセクシャルマイノリティについて親や職場には言えない人が結構いるみたいです。 でも最近、コリアン系アメリカ人の友達に言われてハッとしたことがあります。日本は特にアジアの他の国より多様性だなと。例えば秋葉原に行ったらオタク系の方たち、原宿に行けばロリータファッションをしている方たちなどが居て、それを見て好きに生きていていいなって思う人が多い。だから日本ってジャッジしているように見えて意外と寛容というか。友達に言われて確かにと思いました。だから僕がカミングアウトした時も、そこまで批判がなく、“そういう人もいるよね”ぐらいの感覚で捉えてもらえたのかなと振り返って感じました。 ―言葉選びが、自分の中で沢山会話をしてこられたんだろうと感じました。 自分のセクシュアリティの部分などで自分と向き合わないといけない時間も多かったですし、傷ついてきたのはあると思います。僕は自分でそう思っているわけではないですが、昔、傷ついて人の痛みが分かるから人に優しくできるんだね、と言われたことがあります。 ―與さんのように自分らしく生きられる方がどんどん増えてほしいです。 自分らしく生きてほしいというのは僕のファンの方にはいつも言っています。僕の生き方が好きと言ってくれる人がすごく多くて本当にありがたい気持ちでいっぱいです。本当に良い方しかいないので、大好きです。街でも僕のブランドの服を着てくれているファンの方がいたら話しかけます。僕のことを応援してくれている方は本当に本当に大切です。僕とファンの方との関係は最高ですよ。 ―今後どのような活動をされるのか教えてください。 僕の人生が今後ハリウッドで映画になります。映画というかドキュメンタリーですが、“與真司郎ってこういう人生か”と思ってもらえると思います。アメリカ人ってすごく陽気でみんなフレンドリーな感じですがそれぞれに悩みはあって。僕自身も悩みがあったのですが、世界で何かできないかなっていうのをずっと思っていたので取材を受けたりもしました。 自分は日本人なのでもちろん日本人は助けたいですが、世界の一人でも多くの人が、僕の話を聞いて変わってくれたらいいなと思っています。僕はそんなに大きいことをしたわけではないですが、一人でも多くの人の気持ちが少しでも楽になってくれたらいいなという思いです。3 年撮影していましたが、編集には携わっていないのでどんな感じになっているのか分からないですが、ぜひ観てください。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/