KPOPアーティストのファッションが世界で愛される理由とは
現代のエンターテインメント業界のトレンドを牽引している存在である韓国のKPOPアーティスト。
2000年初頭のBIGBANGブームから始まり、その後のBTSが得た世界的なアーティスト評価など、いまやグローバル規模でのポジションを確立したKPOPアーティストですが、ファッション面でも世の中へ大きな影響を与えています。
本記事では、韓国KPOPシーンがファッションに与える影響や動向について紹介していきます。
KPOPアーティストは、グローバルなファッショントレンドの先駆けともなっています。
特に、BTSやEXOなどのグループは、国際的なブランドとのコラボレーションも多く、新しいトレンドを生み出していると言えるでしょう。
BTSは、NIKE(ナイキ)やPUMA(プーマ)といったスポーツブランドとのコラボレーションを通じて、アスレジャースタイル* を提案し、世界中のファンから支持を受けています。メンズにおけるアスレジャーの着こなしで、人気が高いブランドとして NIKE の認知度は高いと思いますが、BTSとのコラボによって、さらにクリエイティブなイメージを持った視聴者も多かったことでしょう。
また、BIGBANGのG-Dragonは、自身のファッションブランド「PEACEMINUSONE(ピースマイナスワン)」を立ち上げ、独自のファッション観を表現しています。彼のブランドは、ストリートファッションを基調としつつも、アートや音楽といった要素が融合したユニークなアイテムが特徴です。
個性と多様性の融合
KPOPアーティストは、音楽性とダンスパフォーマンスを中心に世界の人気を獲得していることに加え、アーティストとしての個性と多様性をファッションを通じて表現しています。 例えば、BTS(防弾少年団)のメンバーはそれぞれが異なるスタイルを持ち、そのスタイルはファンから多大な支持を受けています。ジミンは、フェミニンなルックスが魅力的で、その特徴を活かしたシンプルで洗練されたスタイルが特徴です。私服は「シャネル」や「ディオール」「セリーヌ」などのブランドを好んで着ており、時には和服を取り入れたりもしています。 一方で、"テテ"の愛称で親しまれる Vは、ヴィンテージ感のあるアイテムを好み、レトロなスタイルを演出しています。普段からハイブランドを好んで着ることも多く、メンバーの間でも私服センスの高さが話題になるなど、ファンからの注目を集めています。 また、BLACKPINKのジェニーは、ハイブランドのアイテムを巧みに着こなし、エレガントかつモダンなスタイルでファッションアイコンとしても知られています。彼女のファッションは、多くの若者に影響を与え、彼女の着用アイテムはすぐに売り切れることも珍しくありません。グローバルトレンドの先駆け
