水いらず、1stフルアルバム「ほとんど、空」一部店舗限定リリース。ネバヤン巽、東郷清丸、ギリシャラブ天川らコメント
水いらずの1stアルバム『ほとんど、空』が4月7日に一部店舗限定でリリースされる。
水いらずは2016年結成、都内で活動するVo/Gtの井上真、Keyの桜井晴紀、Drの小宮山節己による3人組インディー・バンドで、製作期間1年以上を費やし完成させた今作『ほとんど、空』は、当初バンドの直販とデジタル配信のみの取り扱いであったが、「ゴッチの2020年お気に入りプレイリスト」、「Pluto」、佐々木俊尚のプレイリスト「シティポップの時代」、他Spotify公式プレイリスト等にも選出され既に注目を集めている。
4月7日より、タワーレコード 渋谷店、新宿店、梅田NU茶屋店、京都店、名古屋パルコ店、福岡パルコ店、札幌ピヴォ店、タワーオンラインHMV新宿ALTA店、コピス吉祥寺店、一部専門店舗限定にて取り扱いがスタート。購入特典として全曲パラデータダウンロードコードが付属される。
またリリースにあたり、巽啓伍(never youngbeach)、東郷清丸、天川悠雅(ギリシャラブ)、飯島はるか(に角すい)からコメントが到着している。
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● 巽 啓伍(never young beach)
道徳の授業で人を何かに例えようという議題があった。
当時の僕は産まれた時はからっぽで時間の経過とともに様々な経験という液体を注いでいく容れ物だと想定した。
溢れないように容れ物を拡張していく緊張感と拭き取られるか落ちるしかない結露した雫の様な刹那を感じる音楽がどうやらここにあるらしい。
● 東郷清丸
音のひとつひとつが毛羽立って、耳を心地よくくすぐられる。歩いてきた道が少しだけ坂だったのかと気付いたときの、
平衡感覚のやさしいゆらぎ。この音楽に身を任せていると、思考を空に溶かしながらぼんやりと雲を眺める、あの感じになってきます。
● 天川悠雅( ギリシャラブ)
何かを肯定したり否定したりするのではなく、ただ描く、ということはとってもむつかしいことで、
それゆえにあんまり誰もやっていない。でも彼らは見事にそれをやってのけた。
都市生活者の嘆声のような心象風景をていねいにつなぎ合わせて、ひとつの絵を描いた。
この二六分間のインナー・ジャーニーは、紛れもない一都市生活者たるぼくにとって、この上ないセラピーだ。
● 飯島はるか(に角すい)
なんだか何度も聴きたくなる不思議なポップスですね。バンド名の影響もあってか、
どちらも水中にいる時の、少しの息苦しさとキラキラした光の乱反射を連想しました。
水中感は、使ってる楽器とか音色もそんな感じがしました。
あとメロディのアップダウン感も、遊泳中の息継ぎを連想しました。バンド名といい、アレンジといい、
ひねくれてる感満載なのに、聴き触りがポップなところに、自分には作れない羨ましさがありました。
※ 水いらず「ほとんど、空」MV
https://www.youtube.com/watch?v=XTM7PZTf_fo
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