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「天才」が「本物の天才」に会う瞬間に思うこと
それはまさに邂逅だと思う。
運命。出会い。巡り合わせ。
人間っていう生物は思考ができることが、他の生き物との違いであり、それが文化を作り、文明を作り、終いには宇宙へ繰り出そうとしている領域にも到達してきている。その中で、考えをどのように巡らせ、どのように世の中の解くべき問題を見つけ、鮮やかな解決法を実践するといった流れは、個々人で違ってくる。その方法において、誰も思いつかない、考えつかない領域に足を踏み入れることができる一部の人間を「天才」と呼ぶのだろう。今回はこの「天才」と呼ばれる人たちの見えている世界のお話をしたい。刺激的でクリエイティブな世界だと思う。
どの世界にも「天才」と呼ばれる人はいる。音楽の世界でも、小室哲哉や桜井和寿、桑田佳祐など。世の中的にその名を知らない人はいないだろうと呼べるレベルの人をそう呼ぶのだろう。しかしながら、今回これら天才のさらに上を行く人たちのお話がしたい。
私立灘高校から東大数学科に進み、現在はエコール・ポリテクニーク(フランスの理工系大学のトップでカルロス・ゴーンの母校)の助教授を務める郡山幸雄さんも、「天才」のひとりだろう。現に、彼にとっては、東大入試も朝起きて歯を磨く程度のルーティーンだったと言うようで、緊張感のないイベントだったとコメントしている。「数学で6問(120点満点)中4~5問は確実に解けるので、それだけで他の受験生に50点近く差をつけられる。合格最低点が300点ちょっとの試験だから、他の科目で少々失敗しても、落ちる可能性は100%なかったんです」という具合だ。在籍当時の灘高には、彼にとってはライバルと言える存在すらいなかったようで、数学では誰にも負けないような自信があったという。
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- Evening Music Records Inc.
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