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サブスクリプションで聞けないアーティストを調査!日本の音楽市場とは
EVENING編集部
更新日:2024年1月10日
※ 本記事は、2019年4月時点の情報を基に作成しております
今や音楽の定番となっているサブスクリプションサービス、定額聞き放題サービスですね。
Apple MusicやSpotify、AWA、他にも様々なサービスがあり、それぞれ独自の進化を遂げています。今や世界の音楽市場はCD、レコードなどではなくほとんどネットから音楽を手に入れる時代となっています。
サブスクリプションサービスでは、使用料金はそのアーティストが所属するレーベルに再生回数によって支払われるという仕組みらしく、いまやCD売り上げ枚数なんかより再生回数が重要になっています。
CD売り上げが主であった日本にもその波は押し寄せてきてきています。例えばあいみょんなんかはダウンロード再生数100万近いのに対してCD売り上げは1万ほどで、日本ではもうCDが売れないのではないかという予感をさせます。
しかし、そんな世界のサブスクリプションの波に負けじと、サブスクリプションを解禁していない大物アーティストも多くいます。そんなアーティストを個人的に探してみると、次のような結果になりました。
音楽サブスクリプション未解禁のアーティストとは
・星野源
・米津玄師
・UNISON SQUARE GARDEN
・aiko
・サザンオールスターズ
・GARNET CROW
・L’Arc~en~Ciel
・Hi-STANDARD
・水樹奈々
・平井堅
・WANIMA
・中島みゆき
・倉木麻衣
・B'z
・ZARD
...など
※ 2019年4月時点のストリーミングサービスへの登録情報を基に掲載しています。
米津玄師も未解禁アーティストの一人
サブスクリプション未解禁のアーティストは、探せばもっとたくさんあるかもしれません。意外と有名どころでもサブスクリプション解禁していない人はたくさんいます。
個人的に特に意外なのは米津玄師。
彼はもともとハチという名前でボーカロイド曲をニコニコ動画やYouTubeにアップしていて有名になったイメージがあります。
自身のMVなんかもすぐにYouTubeに上げているイメージがあり、音楽のネット配信という点に関してはほとんど抵抗ないのではないかと思っていました。
自身がYouTubeなどで無料配信を行っているからこそ必要ないという理由でサブスクリプションは解禁しないのでしょうか。
また、バンプ(バンチキと呼ぶとファンに怒られる)やaiko、星野源の楽曲も聞けないとは驚きました。「夏に聞きたいプレイリスト」なんていうので真っ先に入れられそうなアーティストです。
今後の音楽業界の行き先とは
このようなアーティストがいるというのをみると、やはり日本の音楽市場ではまだまだCDが活躍するのではないかという気もします。
特に、日本人にはいわゆるオタク気質の人も多く、サブスクリプションも聞くけど現物もコレクションとしてとっておきたいと考える人も多いのではないでしょうか。
また、アイドルの握手会のチケットなんかもCDに入っていたりして、何十枚も買い込んだりする人も多く、CD自体の売り上げが危機的なほど落ちてくるのはまだまだ先なのではないでしょうか。
しかし、Dragon Ashや筋肉少女帯、宇多田ヒカルといった今までサブスクリプションで聞けなかったアーティスがどんどん解禁しているという点を見ると、今後日本でももっとサブスクリプションサービスが主流になっていく未来が見えます。
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