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JUMADIBA、kzmとの楽曲「DOSHABURI」でシーンを圧巻。次世代を担う唯一無二のその個性とは?
EVENING編集部( Evening Music Records )
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客演にJUMADIBA、プロデュースにChaki Zuluを招き6月にリリースされたkzmの楽曲「DOSHABURI」。本作曲は、瞬く間に世間の注目を集め、シーンに大きな存在感を見せた。
本記事では、破竹の勢いでシーンに乗り出した杉並発ラッパー「JUMADIBA」に注目したい。
JUMADIBAの活躍とは
Tiktok大ヒット「DOSHABURI」
彼が客演として参加した楽曲「DOSHABURI」は、TikTok人気楽曲がビビッドに反映されるチャート「TikTok Weekly Top 20」[2023/07/26 公開(集計期間:2023年7月17日~7月23日)] で3位にランクインした実績を持つ作品だ。
同作は、数々のインフルエンサーに楽曲が使用されることで、その知名度は若年層に広くわたり、大きな話題を呼んでいる。
また、国内最大規模のヒップホップフェスには2年連続の参加を果たしており、その勢いはとどまらないといった状況だ。
始まりは2019年
2019年に音楽を始めたJUMADIBAは、2021年7月に幡ヶ谷forestlimilit にて「K/A/T/O MASSACRE」とコラボし、リリースパーティ「K/U/S/A/B/I MASSACRE」を開催した。
それから同年9月、Red Bullがキュレートするマイクリレー「RASEN」に参加。2022年には、ラッパーralphを客演に招いた「Kick Up feat.ralph」を発表している。
また、今年3月にはEP「nobori – 上り」をリリースし、それに伴い、全国7か所を巡る全国ツアーを主催している。さらに、現在各所でのイベントでも多く名を馳せシーンから人気を集め続けている活躍ぶりだ。
JUMADIBAが注目される理由
Quote source:https://twitter.com/jumadiba1
わずか数年でアンダーグラウンドの知る人ぞ知るラッパーから、今ではシーンを語るには欠かせない存在となったJUMADIBA。
そんな彼が注目を集める理由とは何なのであろうか。
存在感 と 世界観
他のラッパーにはない個性、唯一の存在感、そんなものをJUMADIBAは持っている。その特徴として、粗削りなサウンドと日本語ならではの響きを残したフロウがからの持ち味である。
それは、クールでありながらシュールさも持ち合わせ、古典的な日本語の良さを持ちながら、都市的で現代的なセンスも宿している。
唯一無二のリリック
そのセンスとユニークな世界観は、リリックにも表れている。散文的で自由なそのリリックは独特の世界観とユーモアを表象していると言える。
「てかまいこ」のような造語を生み出せば、アバターのナヴィ語を引用する自由さもあり、度々現れるフットボールにまつわる歌詞や “アッサジ” は彼のアイデンティティを表現している。
このような面白みもありながらどこか耳触りの良い歌詞が、リスナーに新鮮さを与えているのであろう。
てかまいこ 無理今日寝ないでやる Lie si oe Neteyamur
(「DOSHABURI feat JUMADIBA」より)
置き去るまるで俺Sterling
(「Kick Up feat.ralph」より)
ハナタレAssaji
(「Assaji」より)
上記のような、彼の感性から出るリリックが唯一無二のフロウに乗ることで、“JUMADIBA” という存在を生み出していると言える。
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今後について
「聞いたことのない音楽を作りたい」彼は楽曲制作についてこう語っている。
既成の音楽に乗っかることではなく、自分だけが作れる音楽に価値を置いているようだ。その姿勢にこそ、彼の唯一無二の個性が乗っかり、私たちリスナーは魅了されているのであろう。
トラック制作、映像制作にも手掛ける彼の才能は多岐にわたるほか、まだまだ目を離せない存在として、これからもシーンを活躍するはずだ。
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まとめ
新鮮な世界観やユニークな個性が持ち味のJUMADIBA。今年はドイツや韓国にもわたり、活躍の場を広げている。
わずか数年でシーンに名を上げた彼の存在は、私たちに何をもたらしてくれるのか。今後も彼の活躍に注目していきたい。
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