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公開日：2023年8月8日 / 最終更新日：2024年1月18日

アニメ呪術廻戦第2期のオープニングであるキタニタツヤの新曲「青のすみか」が大きな話題を呼んでいます。

これまで呪術廻戦の主題歌やオープニングを務めてきたEveやKing Gnuなどそうそうたるメンツに並ぶ形で起用されたキタニタツヤですが、彼は一体どのようなアーティストなのでしょうか。

彼の経歴や新曲の「青のすみか」について解説していきます。

「青のすみか」は、キタニタツヤのキャリア史上で一番注目を集めている曲です。そのため「青のすみか」で彼を知った方は多いのではないでしょうか。

彼の簡単なプロフィールから紹介していきます。

Youtube総再生回数1億回超えの人気アーティスト

テレビ出演などメディア露出が少ないため、今回はじめて知る方もいるかもしれませんが、キタニタツヤは YouTube総再生回数1億回を超える実力派アーティストです。中でも「悪魔の踊り方」は、YouTube再生回数が2,000万回を超えています。また、音楽フェスにも多数出演しており、活発に音楽活動をしている注目アーティストです。

ヨルシカのサポートベーシスト

彼は、「ただ君に晴れ」や「だから僕は音楽を辞めた」などで有名なヨルシカのサポートベーシストとしても活動しています。ヨルシカの結成当時から現在まで、レコーディングやライブなどへ全面的に参加しており、作曲家・シンガーソングライター以外にもベーシストとしても活躍している実力派です。

Quote source：https://youtu.be/i0K40f-6mLs

東大文学部出身の秀才

キタニタツヤは、東京大学 文学部 出身のアーティストで、芸術的な才能に加え、学力的にも優秀な経歴を持っています。ビジュアル的な甘いマスクに加え、日本最難関の大学出身という素晴らしいポテンシャルの持ち主で、多方面から奇才と称される所以にもなっています。

しかし、当の本人は、東大生の頭が良いイメージがプレッシャーとなるのであまり自慢したくないという一面も語っており、謙虚な一面も持ち合わせているアーティストとして知られており、彼の魅力にもなっていると言えるでしょう。

学生時代には、学業と並行しながら音楽活動を続けてきた過去を持っていますが、実際に学業と音楽の両方で成果を残してきたアーティストは多くはありませんので、その多才さが彼のリリース楽曲の良さにも影響しているのかも知れません。

ボカロPの経歴

また、彼は、大学在学中に「こんにちは谷田さん」という名義でボカロPとして活躍していたキャリアを歩んできました。

この名義でもアルバムを発表しており、各種サブスクリプションでは「彼は天井から見ている」「in the margin」の2つのアルバム楽曲を聴くことが出来ます。ヨルシカのベースを担当しているのも、ヨルシカが結成される前からヨルシカのコンポーザーであるn-bunaと交流があったためであり、ボカロPとしてのキャリアから現在のアーティストとしてのポジションを築いてきたと言えるでしょう。

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呪術廻戦「懐玉・玉折」編のオープニング

呪術廻戦の「懐玉・玉折」編は、作中登場する一部の人物達の学生時代を描いたエピソードであり、キタニタツヤ自身も「作中で描かれる青春時代特有の別れに寄せて、昔の自分を思い出せるように曲を書いた」と公言しています。以前よりファンからは、呪術廻戦と彼の曲の作風には共通点があることが話に上がっており、今回のタイアップは彼のファンからしても待ち望んだ発表だったことでしょう。

ダーク且つ爽快なギターロック

新曲「青のすみか」は、キタニタツヤらしいダークな世界観に楽曲全体の雰囲気を寄せながらも、夏らしい空間を広くとったスケールの大きいサウンド感と、軽快なBPMに乗せた爽快なギターフレーズが印象なロックナンバーとなっています。タイアップの面で見ると、ポップなメロディから想像される快活な雰囲気の中にも、呪術廻戦の内容に合わせて、どこか哀愁も漂わせるという彼の作曲センスが光った作品になっています。

また、先日YouTube上でリリースされたTHE FIRST TAKEでの彼のパフォーマンスは、急上昇ランキングにも掲載されており、多方面から反響を集めています。

キタニタツヤ - 青のすみか / YouTube動画：

https://youtu.be/zuoVd2QNxJo

キタニタツヤ - 青のすみか / THE FIRST TAKE 動画：

https://youtu.be/i0K40f-6mLs

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まだ近いところでライブが見られる

本記事の公開時点では、今年9月から始まるツアー ”UNFADED BLUE” の東京公演のチケットは売り切れてしまっていますが、1月から始まる ”UNFADED BLUE（Re colored)” はまだチケット取ることが出来ます。ただ、彼の現在の注目度から考えると、誰も予想しないような速度で売れて行ってしまうかもしれませんので、ファンの方やこの記事を読んで興味が湧いた方は、ここで一度彼のライブを見ておくと良いでしょう。

今後のリリース楽曲にも注目が集まる

キタニタツヤは、ここ数年ハイペースで楽曲をリリースし続けてきており、加速度的に注目や人気が高まってきていると言えるアーティストです。多彩なアーティストとしての一面に加え、彼が作るダークな世界観の中にも癖になる工夫が凝らされた楽曲に続き、今後どのような作品が生み出されるのか気になりますね。今回のリリース楽曲「青のすみか」を経て、一段と輝きを放つようになったキタニタツヤの、今後のアーティスト活動から目が離せません。

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