提供:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
撮影:井手康郎
DADARAY、約2年ぶりの有観客ライブは最高の一夜に。 2022年2月には東名阪ツアーも開催決定!
EVENING編集部( Evening Music Records )
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10月2日、DADARAYが東京国際フォーラム ホールCでワンマンライブ『時雨になるのよ』を開催した。9月にセカンドアルバム『ガーラ』を発表したDADARAYにとって、この日は約2年ぶりの有観客ライブ。じっくり作り上げた新曲たちを直接届け、オーディエンスと同じ空間を共有する喜びに溢れた一夜となった。
スパンコールを模したようなキラキラと輝くステージにメンバーが登場すると、休日課長のレシピ本『ホメられるとまた作りたくなる!妄想ごはん』を原案としたドラマの主題歌“Ordinary Days”からライブはスタート。ポップな曲調から一転、課長の「妄想」を表現した中盤のパートではREISが英詞でラップを披露し、早速新たな表情を見せる。“GALS”では会場が手拍子で包まれる中、REISは両手を自由にヒラヒラと動かして歌い、課長のベースソロを挟んで、アウトロではえつこと熱いフェイク合戦を繰り広げた。
フレンチポップ風の“場末”に続いて、課長の歪んだベースから始まるロックナンバー“ダダックス”では、REISがキーボードから離れてステージ前方で軽快にステップを踏みながら歌い、えつこはショルダーキーボードを抱え、ソロを披露して盛り上げる。さらに、パンキッシュな“蛮勇”でREISが初めてエレキギターを持ち、えつこと向き合いながら歌う様子は実に新鮮。アウトロではサポートのギター・木下哲とドラム・佐藤丞も含め、全員が楽器を鳴らして混沌とした空間を作り上げたりと、ライブ序盤からテンション全開だ。
課長が「こんばんは、DADARAYです」と挨拶をするも、「あれ?いつもこんな声だったっけ?」と戸惑いを見せると、REISが「有観客ライブ2年ぶりですからね。声も忘れちゃうよね」と笑い、会場からは「待ってたよ」と言わんばかりの大きな拍手が起こる。えつこがテクニカルなピアノソロで魅せる“流光”のあとは少し落ち着き、ミドルテンポの“恋してばかり”に続いて披露された“誰かがキスをした”では、REISのシンガーとしての表現力が改めて際立つ。“パリ帰りのレインボー”では課長がウッドベースを弾き、生楽器と電子ドラムを組み合わせたり、“URARAKA”ではえつこがアナログシンセでドリーミーな曲調を表現したりと、バラエティ豊かな新曲たちがステージで見事に再現されていく。
ニューアルバムについて「長く聴いてもらえたら嬉しい」と語ったあとは、REISが「えつこ、カモン!」と振って、えつこのキーボードから“fake radio”が始まり、課長がクールなループフレーズで存在感を発揮。ライブ後半ではお馴染みの楽曲を続けて、客席から自然と拍手が起こった“美しい仕打ち”から、ダンスミュージック風の4つ打ちナンバー“僕らのマイノリティ”に繋げると、オルガンをフィーチャーした間奏でREISが振り付けをオーディエンスとともに踊り、会場全体で一体感が生まれていく。
さらに、REISが「まだまだ盛り上がり足りないんじゃないですか?」とオーディエンスを煽ると、課長が高速のスラップを駆使したベースソロで場内を沸かし、ドラム~ギターソロと続けて、“東京Σ”へ。〈東京タワー〉を繰り返す間奏パートはいつもならオーディエンスと合唱するのだが、この日は代わりにえつこが歌って盛り上げる。“優しく鬼に”では浮遊感のあるシンセをフィーチャーし、スケールの大きなサウンドスケープを作り上げた。
「今日は国際フォーラムに来てくださってありがとうございます」という言葉に、大きく長い拍手が送られる中、REISは「これからもまだまだ何が待っているかわからないけど、今この瞬間しか未来は変えられなくて、今選択したことが私たちの未来になるんだと思います。2年前に思い描いていた〈今〉じゃないかもしれません。でもこうやって一緒に過ごす時間がとても大切だと思います。何があっても、今を生き尽くしていきましょう」と話し、最後にバンドにとって始まりの曲である“イキツクシ”を届けて、本編が終了した。
アンコールではえつこが「PAさん、ありがとうございます」「舞台監督さん、ありがとうございます」と、各スタッフに感謝を伝え、最後に「川谷絵音!」と名前を呼ぶと大きな拍手が起こり、ニューアルバムから“花は買わない”を披露。そして、REISがもう一度「本当にありがとうございました。また元気で会いましょう」と感謝を告げると、ラストはシティポップブームで再評価されている八神純子の“黄昏のBAY CITY”をDADARAYらしくファンキーにカバーして、充実の一夜が締め括られた。
更に、アンコールでは、久々となるワンマンツアーの開催も発表された。
DADARAY 東名阪ワンマンツアー 「東名阪一番街」と題し、2月22日の東京・SHIBUYA PLEASURE PLEASURE公演を皮切りに、梅田CLUB QUATTRO、名古屋CLUB QUATTROを巡る東名阪ツアーとなる。チケットも先行販売中なので、是非チェックしよう。
DADARAY ONEMAN LIVE「時雨になるのよ」@東京国際フォーラム・ホールC
1、Ordinary Days
2、GALS
3、場末
4、ダダックス
5、蛮勇
6、流光
7、恋してばかり
8、誰かがキスをした
9、パリ帰りのレインボー
10、URARAKA
11、fake radio
12、美しい仕打ち
13、僕らのマイノリティ
14、東京Σ
15、優しく鬼に
16、イキツクシ
Encore
花は買わない
黄昏のBay City
【ツアー情報】
DADARAY 東名阪ワンマンツアー「東名阪一番街」
2022/2/22(火) 開演:19:00~ (開場 18:30~) SHIBUYA PLEASURE PLEASURE (東京都)
2022/2/23(水・祝) 開演:18:00~ (開場 17:30~) 梅田CLUB QUATTRO(大阪府)
2022/2/27(日) 開演:18:00~ (開場 17:30~) 名古屋CLUB QUATTRO(愛知県)
チケット販売リンク https://eplus.jp/dadaray2022/
↓ 関連情報を掲載
リリース情報
DADARAY 2ndフルアルバム『ガーラ』発売中
通常盤(CD) ¥3,300(税込) WPCL-13324
通常盤(CD)収録内容
全13曲収録
1、Ordinary days
2、流光
3、ハートの合図
4、URARAKA
5、パリ帰りのレインボー
6、蛮勇
7、GALS
8、YOI
9、恋してばかり
10、fake radio
11、黄昏のBAY CITY
12、花は買わない
13、イキツクシ(HOME VER.)
初回限定盤(CD+DVD):4,500(+税) WPZL-31912/3
初回限定盤(DVD)特典映像収録内容
2020.10.04無観客生配信ライブ『YOI』at 下北沢ERA
「美しい仕打ち」「どうせなら雨が良かった」「GALS」「YOI」「優しく鬼に」
2021.04.11無観客生配信ライブ『パリのラジオ』)
「ハートの合図」「fake radio」「恋してばかり」「誰かがキスをした」「パリ帰りのレインボー」
【関連リンク】
オフィシャルサイト:
オフィシャルtwitterアカウント:
https://twitter.com/DADARAY_?s=20 (@DADARAY_)
オフィシャルYouTubeチャンネル:
https://www.youtube.com/channel/UCdWWMWdMyzheIyRsMxwbVEQ
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