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オジー・オズボーン もブチギレ...!? 楽曲無断使用のトランプ大統領に抗議した理由とは...
Hana Sudo(Evening Music Records株式会社)
イギリスのミュージシャン、Ozzy Osbourne(オジー・オズボーン、以下オジー)のCrazy Train(クレイジー・トレイン)と言えば、ロック好きで知らない者はいないとされるイントロをもつ名曲であるが、このアンセムをアメリカのDonald J. Trump大統領(以下トランプ大統領)が無断使用し、オジーの妻Sharon Osbourne(シャロン・オズボーン、以下シャロン)がInstagramを通じて抗議したことが話題になっている。
事の発端は2019年6月27日、トランプ大統領がTwitter投稿で、MSNBC で放送された2020年大統領選挙の民主党主要候補者の討論会中に起きた映像トラブルを、揶揄したことである。この投稿には動画がついており、映像トラブルのさなか、Crazy Trainとともにトランプ大統領が登場する、という内容になっている。
トランプ大統領の楽曲無断使用の過去とは...
これを受けて、かねてからトランプ不支持を公言していたシャロンはInstagramを更新、オジーとの連名で、トランプ大統領を含めて政治家によるオジーの曲の政治目的の使用禁止を告知するとともに、トランプ大統領が代わりに協力を仰ぐべきミュージシャンとして、トランプ支持者として有名なKanye West(カニエ・ウェスト)、Kid Rock(キッド・ロック)、Ted Nugent(テッド・ニュージェント)を推薦した。
このニュースに見覚えのある読者も多いと思われるが、それもそのはず、トランプ大統領は過去にも、Queen(クイーン)、Neil Young(ニール・ヤング)、R.E.M.、 Aerosmith(エアロスミス)、Guns N’ Roses(ガンズ・アンド・ローゼズ)、Rihanna(リアーナ)、 Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムズ)、 Adele(アデル)等、そうそうたる顔ぶれのミュージシャンに楽曲無断使用を批判されている。
リアーナをはじめとするトランプ大統領との戦いとは...
また、過去にトランプ大統領に対して楽曲無断使用を指摘したアーティストらの言葉の一部を、改めて拙訳とともにまとめておく。
・Axl Rose(アクセル・ローズ、Guns N’ Rosesのボーカル):
“Trump administration along w/the majority of Republicans in Congress n’ their donors that support him 4 their own agendas r doing r nation a disservice.” (トランプ政権と共和党議員の大半、そしてその支持者はアメリカに害を与えている)
・Michael Stipe(マイケル・スタイプ、R.E.M.のボーカル):
“Do not use our music or my voice for your moronic charade of a campaign`(私たちの音楽、私の声を馬鹿げた茶番に使うな)
・Rihanna:
“me nor my people would ever be at or around one of those tragic rallies”(そういう最悪な集会やその周りに私たちがいることはあり得ない)
過激な発言や行動で知られるトランプ大統領とミュージシャンとの衝突は、楽曲無断使用が続けられる限り、まだまだこれからも起こりそうな予感だ。
企画・編集: Evening Music Records株式会社
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