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TikTok(ティックトック)のパンプダンスの元ネタ曲とアーティストは?
EVENING編集部
更新日:2024年1月1日
TikTok(ティックトック)でバズっているパンプダンスとは
2019年春に、TikTok(ティックトック)で人気急上昇中のパンプダンスですが、その元ネタとなる音楽は意外と知られていないものです。
本記事では、TikTok(ティックトック)で人気のパンプダンスの原曲とそのアーティスト情報をお届けいたします。
話題となっているこの「パンプダンス」の原曲ですが、調べてみると、この原曲音楽(BGM)は「Danzel(ダンゼル)」というアーティストが、2008年にリリースした「Pump It Up(パンプ・イット・アップ)」という楽曲でした。TikTok(ティックトック)で再ブレイクしている同曲ですが、まさか10年以上前にリリースされた楽曲が、TikTok(ティックトック)でダンス振り付けの楽曲として利用しやすい様にアレンジされ、新たに公開されている様です。
この楽曲からも分かりますが、TikTok(ティックトック)のアレンジ楽曲としてバズるのは、「踊りやすさ」が重視される傾向が強く、BPM(楽曲テンポを表す数値)を早くする編曲が行われている傾向がある様です。
TikTok パンプダンスの楽曲を制作したDanzelとは
また、パンプダンスの元ネタとなる楽曲を制作リリースしたDanzel(ダンゼル)というアーティストは、海外サイトを調査した結果「ベルギー」のミュージシャンとのことでした。
アーティストとしてのキャリアは長く、年齢も2019年時点で40歳以上である様で、若手のアーティストではありませんが、TikTokではこの様にかつてのヒットチャートを賑わした楽曲をアレンジし、テンポの良い曲調に再編曲しアプリ上で公開しているという事になります。
もちろん、この「Pump It Up(パンプ・イット・アップ)」という楽曲自体も、リリース当時はヨーロッパ圏でヒットチャートを賑わせた音楽であるとのことです。ただし、弊社で海外サイト上で確認できた情報では、ヒット曲としてはこの楽曲に限られていた様で、いわゆる一発屋に近い売上状況だったのかも知れません。
TikTok(ティックトック)の面白いところは、このパンプダンスのケースにも見える様に、10年以上前にリリースされた様な楽曲でも、ダンスやリズムに乗りやすい楽曲アレンジや編曲が加えられることで、現代の楽曲としてバズる要素を兼ね備えることができる環境が構築されている事でしょう。特に、音楽好きの読者の方であれば、TikTok(ティックトック)の面白さは分かっていただきやすいかも知れませんが、短くて15秒程の動画の中に、視聴者が気になる情報を詰め込むことが、おすすめ動画に掲載されるなどのバズリやすい条件となるため、音楽の情報は非常に重要になってくるので、純粋に「良い音楽」「流行する音楽」は時代を超えて、その年代に合う形にアレンジ(編曲)されることでバズる現象が生まれているのだと推察されます。
しかしながら、このDanzel(ダンゼル)も、10年以上経って突然世界的に自分の楽曲が再びヒットするなんて思ってないでしょう。著作権としても、原則、著作者の死後50年間までは保護期間であることから、印税収入としてどれ程の影響が、このアーティストにあったかは計り知れませんね。
上記については気になるところですが、TikTokを運営するByteDance社(中国)の権利処理と、同楽曲をリリースした当時のレコード会社における契約内容にも拠るので、影響は未知数と言えるでしょう。
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