世界で大ヒット!若者を中心に支持を集めるTikTok。実は安全保障上の問題に発展する可能性も...?
Seigo Ando( Evening Music Records )
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本記事は音楽業界のビジネス記事です
世界中で今、大ヒットを記録しているTikTok(ティックトック)。
今や主要なSNSの一つとして、日本でも大ヒットしている。特に世界に共通して言えることは、若者に大変人気があるということである。
日本で言えば、瑛人の「香水」などが最近では例としてあげられるが、TikTokで”バズった”音楽がメインストリームでもヒットする。といったケースもある
つまりTikTokは今や、最新のトレンドを発信する一つのプラットフォームとなっているのだ。
手軽に使えるSNSというツールであること、上から下への巣ワイプで次々と動画によっての情報を得られるという面白さは、まさに世界に通ずるヒットコンテンツとなっている。
TikTokを運営する会社・バイトダンスは中国の会社だが、アメリカにも法人拠点を持っている。
そんな、中国を飛び越えて世界で利用されるTikTokだが、実はそれが今一つの懸念点を抱えているのだ.....。
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もはやエンタメコンテンツの範疇には治らない、世界を取り巻く安全保障の問題にまで言及...?
実はTikTokというのは、全世界どの国においても利用できるものではないのだ。
例えば、インドにおいてはTikTokの利用はできないようになっているようだ。一体それはなぜか?
それは、TikTokが世界の情報スパイとなり得る危険性を秘めているとの議論が上がっているからである。
最近の例を見ても、中国の会社・ファーウェイの機器は、中国共産党と連携しており、ユーザーの情報が共産党に流れ出ているのではないかというニュースが報じられたことがある。
これを受けてアメリカ政府は、ファーウェイへの部品提供など輸出を禁止した。いわゆるアメリカと中国の新・冷戦状態である。
テクノロジーを介在した新冷戦の状況は、このファーウェイの事態と同時に、TikTokへの問題にも波及している。
TikTokを運営する会社の本元は、先ほど記述したように中国にある。バイトダンスも同じように、中国共産党との連携があるのではないかと疑いがかけられているのだ。
ファーウェイの世界シェアは増大しているのと同様に、TikTokも世界中にユーザーを抱えるビッグコンテンツである。
日本において影響があることはないかもしれないが、特に対立状況にあるアメリカと中国の行方は、TikTokを巡っても左右されそうな予感である。
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