Quote source: https://toyokeizai.net/articles/-/293240
吉本興業の現上層部と、ハラを括った加藤浩次をはじめとする“東京よしもと芸人”の次なる動きとは...
Yuki Matoba(Evening Music Records株式会社)
ここまでの騒動の拡大を当初誰が想像しただろうか...
反社会的勢力の会合に出席し、金銭を受け取ったとして、所属していた吉本興業との契約が一時解消になった宮迫博之さん(49)らが20日、東京都内で記者会見し、宮迫さんが一連の経緯について説明したうえで、吉本興業からこれまで会見を禁じられていた事を漏らした後、騒動は思いもつかない程拡大している。
だが、一つ重要な事としては、この記者会見を境目に、世論の的になったのは吉本興業に移った様に見えるが、結局当初から事態はなんら変わっていない事だろう。
今や吉本興業のマネジメント方法の悪さ、岡本社長の記者会見を含めた企業としての対応の稚拙さ等、諸々の論点が世間的にフォーカスされているが、元を正せばカラテカ入江の反社会的勢力を含む直接営業(闇営業)の斡旋行為から始まり、ここまで事態は広がりを見せており、この問題への解決策(対応策)は見つかっていない。
本記事では、中立的な目線でこの一連の騒動について見解を述べていきたい。
伊集院光が考える宮迫と田村亮に関するコメントとは...
タレントの伊集院光(51)が23日に、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜前8:30)に生出演し、コメントを残している。
雨上がり決死隊の宮迫博之(49)、ロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)ら所属芸人11人が反社会勢力から金銭を受け取っていた闇営業問題で、吉本興業の岡本昭彦社長(52)が前日22日に開いた会見についてコメントしている。
伊集院は選挙があった翌日にも関わらず、「夕方のガチガチの報道番組で、ほぼそれに塗り替えられていく」「同じ時間に安倍首相の会見もあって。そっち(吉本興業の会見)!?」とニュース番組での取り上げられ方にも苦言を呈した。選挙関連の番組での取り上げられ方については、もう少し方法があったのではないか...という考えの様だ。
また、会見の内容についても「グダグダで聞きたいことの答えで説得力のあると僕が感じたものはほぼゼロです。世の中の火に油を注いだ感じなんです」とバッサリ。「(宮迫と亮の会見後、会社と両名の)まん中に入った松本人志さんが、ぜひ早く会社側も会見してほしいって頑張った意味はおそらくほぼゼロあるいはマイナス」と評している。
責任は吉本興業か宮迫、田村のどちらかという訳ではない...
さらに、伊集院光はこの両者の会見の反応についても「吉本の芸人さんが一生懸命いろんなことをしゃべってます。とくに加藤浩次さんが自分の司会の番組で言ったことやテンションというのはね本当に勇気のいること」とする一方で、「今までは宮迫くんが悪かったけど、今度は吉本が悪かったという0(か)100ではないと思う」と指摘している。
宮迫は反社会的勢力から金銭を受け取っていないと会社に報告し、それを信じて動いていたにも関わらず「『お金をもらっていませんということがウソだった。ウソだったことを会見させてください』ってちょっと待ってくれよ。おまえ、そっちのペースじゃできないよ。ウソついちゃってるし」と会社側の反応を推測し理解を示したのだ。
この意見にはハッとする鋭い意見に思える。事の発端は、そもそも闇営業(反社会的勢力との直営業)であったのであり、その当の本人においてはその対応や清算を尽くす必要があるが、現状、関係者全てに対する対応策は十分に取られているとは言い難い。
この状況で、世論としては悪いのは吉本興業であるという方向に傾いているので、これは偏った見方なのではないか...というのが伊集院光の意見だ。これと同様の意見を、坂上忍も述べており(外部サイト記事)まさに冷静な目線でこの一連の騒動を見るべきだろう。
復帰が望まれるTWICE ミナの今後とは...
そんな中、東京吉本芸人においては今後大きな動きがあるのではないかという憶測も飛び交っている。
22日放送の日本テレビ系「スッキリ」(月曜〜金曜午前8時)で「(吉本興業の)経営陣が変わらないなら俺は辞める」と宣言して話題になった加藤浩次(50)をはじめとし、元々大阪吉本とあまり関係性の良くなかった東京吉本芸人の中で、所属事務所を変えるかも知れない様な水面下の動きも見て取れるのだ。
加藤浩次は、同番組で「若手は、会長、社長を怖がっている。そんなんで楽しい笑いができるのか。そんな状態がずっと続いてきた。みんな我慢してきた。取締役が変わらないなら俺は辞める。経営陣が変わらないなら俺は辞める」と述べ、不満を明言している。岡本社長の会見からも分かる様に、結果的に減俸処分だけが対応策と見られるので、経営体制に大きな変化はなさそうである。加藤浩次は本当に辞めてしまうのだろうか...?
また、関連記事では「もともと、軍団山本と言われる極楽とんぼ山本さんやロンブー淳さん、ペナルティのワッキーさん、品川庄司の庄司さんたちと、現在の事務所上層部はあまり関係性が良くなかった」「山本さんの休業時、復帰に向けて相方の加藤さんが幹部に何度も何度も掛け合ったが、結局は物別れになった」「それを知った明石家さんまも大崎会長に話をしたが、復帰まで物凄く長い時間がかかった」という意見も見受けられている。(芸能プロ関係者談義)
そういった経緯もあって、今後の吉本興業の対応や先輩にあたる大物芸人の進退次第では、大きな山が動く可能性もあると見て違和感はないかも知れない。特に、今回の一連の騒動でも仲介役として精力的に動いているダウンタウンの松本人志と、加藤浩次の真逆の方向性での進退の明言については、いずれの場合においても吉本興業としては大きな痛手となりかねない為、対応には慎重にならざるを得ないだろう。
東京吉本芸人や吉本興業自体の対応に注目だ。
企画・編集: Evening Music Records株式会社
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