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リアム・ギャラガー

映画『リアム・ギャラガー アズ・イット・ワズ』! 彼の真の姿とは

Kyousuke Okano( Evening Music Records )

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リアム・ギャラガーは、1990年代に誕生したイギリスを代表する世界的ロックバンドoasisの元ボーカリストで、独特な歌唱スタイルから生まれるハスキーな歌声が魅力的なヴォーカリストです。

 

Oasisは、地元マンチェスターから絶大なる支持をされていて、そのマンチェスターではカリスマバンドですよね。

 

今年は、彼の映画が公開され、そしてoasis時代の名盤と称賛されるアルバム「Morning Glory」の発売から25周年ということもあり注目を集めています。

 

今回は、このリアム・ギャラガーの魅力に迫っていきます。

 

 

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大胆不敵なロックシンガー

 

リアム・ギャラガーは、1972年に英国マンチェスターで誕生しました。

 

彼は、ビートルズのジョン・レノンから多大なる影響を受けており、歌声をジョン・レノン風のハスキーボイスに仕上げています。

 

また、Oasisが解散した後も、その歌唱スタイルを変えず、英国ロックシーンの最前線で歌い続けています。

 

 

リアムは、Oasisの成功によってロックミュージシャンとしての地位と名誉を手に入れましたが、度重なるライブにより歌声を徐々に失っていくと言う苦悩を抱えていました。

 

デビューした頃は、明るくライトなハスキーボイスを存分に活かし「Wonderwall」などの名曲を生み出しましたが、年齢や度重なるライブなど彼を取り巻く様々な要因により、彼の歌声は徐々に重たくて抜けの悪い濁声へと変わり果ててしまいました。

 

そう。歴史に名を刻むミュージシャン達は、自身の老いや疲労と戦っています。天才と称されるボブ・ディランやポール・マッカートニーも全盛期と比較すると歌声のパワーは弱まっているとも言えるでしょう。

 

年齢を重ねれば、筋肉は衰えて発声能力は低下してくることに加え、長時間に及ぶライブでの歌唱を継続すれば、喉にかかる負担は非常に大きくなります。

 

しかし、リアムは、臆せずOasis解散まで自身のスタンスを貫き歌い続けました。

 

 

「自分らしくいればいい」というマジックワードがありますが、若い時の「自分らしさ」とは「自分勝手」と表裏一体のような気がします。

 

しかし、そんなことは、彼には関係ないのでしょう。

 

自分らしさを貫くことで、絶対的な存在となり音楽的成功を手にする一方、自分勝手なふるまいで社会を驚かせたりするのが、Oasisの個性であり、そこで才能を開花させたのがリアム・ギャラガーなのでしょう。

 

ジョン・レノンに似ているからではなくて、この大胆不敵こそが、彼の音楽の魅力の源ではないでしょうか。

 

 

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復活に隠れてしまった真実

 

Oasisは、共にバンドを支えてきたノエル・ギャラガーの脱退によって活動に終止符を打ちます。

 

その後、しばらくは目立った活動は見られませんでしたが、2017年にソロキャリアをスタートさせ、再び特徴的な仁王立ちスタイルで歌を歌い始めました。

 


Oasis時代には叶わなかったアンプラグドライブを成功させ、アルバムも好セールスを記録しています。

 

40代で復活を遂げましたが、この背景には彼自身の強い精神力と大胆不敵さに加えて、根強いファンの存在があります。

 

 

ここ数年、ロンドンオリンピックやテロなど彼を取り巻く環境において様々なことが起きていました。

 

きっと彼はこの渦中の中で、歌を歌うことの意義を見出したのかもしれません。そして、ファンも彼の復活を強く望んでいたのかも知れません。

 

音楽は、聴いてくれる人がいて初めて演奏をする人が格好良くなれます。聴き手と演奏者の絶え間ないコミュニケーションこそが、音楽の醍醐味と言えるでしょう。

 

Oasis時代もソロ時代も含めて、リアムの演奏で心が動く瞬間はファンと彼との繋がりにあり、彼が貫き通す「自分らしさ」が、明らかな "独りよがり" ではなく、ファンに生きる力を与えています。

 

ここに感動とか夢とかいったロマンがあると思います。

 

 

復活と言われていますが、まだOasis全盛期程ではありません。

 

多くのファンの方が、彼らの演奏や楽曲は、まだまだ良くなるという期待を抱いていると思います。

 

私も熱心なファンとして、今後の彼を応援しています。

 

 

 

 

あわせて読みたい記事:『アメリカのハードロックバンド・Van Halenのギタリスト、エディ・ヴァン・ヘイレンが亡くなる... 改めて、彼の功績を振り返る。』

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岡野 匡介
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