© 竹内まりや

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公開日：2025年12月24日

昭和から平成にかけて、民放各局には必ずと言ってよいほど存在していた2時間サスペンスドラマ枠。最盛期には、各局あわせて年間に数多くの新作が制作・放送され、日本のテレビドラマ文化を象徴するジャンルとして多くの視聴者を魅了していた。

隆盛を極めたサスペンスドラマの新たな可能性を、テレビ放送ではなく映画館という舞台でお届けする企画、それが『2時間サスペンス THE MOVIEシリーズ』だ。

2時間サスペンス　THE MOVIEシリーズ第一弾は、名取裕子×友近W主演で贈る映画『テレビショッピングの女王　青池春香の事件チャンネル』。2026年2月6日(金)より、池袋HUMAXシネマズ、全国イオンシネマで公開することが決定している。

そして、ポスタービジュアル・予告編・W主演の共演者・関係図が解禁となったが竹内まりやの名曲「シングル・アゲイン」が、シリーズの主題歌に起用されることも発表された。

「シングル・アゲイン」は、日本テレビでオンエアされていた『火曜サスペンス劇場』の8代目主題歌として1989年に制作された楽曲で、「火サス」の象徴とされる主題歌。

予告編は2時間サスペンス定番の“崖”から始まり、テレビショッピングの本番中に殺人事件が起こることで一気にスタジオに緊迫感が走る。水野真紀、東ちづる、中山忍、風間トオル、加藤諒、国広富之など2時間サスペンスドラマの「顔」とされる俳優陣を中心に豪華出演者が共演しており、誰もが犯人なのでは？と疑わざるをえない予告になっている。

ポスタービジュアルとともに関係図も発表となったので、犯人考察をお楽しみいただきたい。

本作主演として、2時間サスペンスドラマの主演経験を持ち、高い知名度と実力を兼ね備えた女優・名取裕子が演じるのは、歴代最高売上を誇るレジェンドナビゲーターにしてカリスマバイヤーの青池春香。

青池春香のバディをつとめるのは、五社英雄監督のファンであり、特に名取裕子が主演を務めた『吉原炎上』へのリスペクトから親交を深めてきた友近。関西で実演販売の女王として君臨する長野吉江を演じる。

春香と吉江が出演し売上対決を繰り広げるテレビショッピングの生放送中、突如発生した殺人事件。巻き込まれた二人はライバルながらもタッグを組み、事件の真相に迫っていく。

「2時間サスペンス」の世界観を独自の視点でオマージュした作品でも話題を集めた友近と、往年のサスペンスを代表する名女優・名取裕子がタッグを組み、世代と時代を超えた異色のW主演が実現した。

ユーモアを散りばめながらも、その奥に人間の葛藤や絆を描き出し、緊張感と情感が交錯するサスペンスムービーをお楽しみいただきたい。

1989年に作った「シングル・アゲイン」を、この度「２時間サスペンスTHE MOVIEシリーズ」の主題歌に起用していただけたことを心から光栄に思います。

自分の楽曲の中でも、ドラマイメージに合わせ敢えて歌謡曲的アプローチにトライして歌った異色作だったのですが、結果的に、私のリスナー層の幅を大きく広げるきっかけを与えてくれた大切な作品になりました。

36年の歳月を経て、再びエンディングでこの歌が流れるのを聴けるなんて、まさに感慨無量です。

『テレビショッピングの女王　青池春香の事件チャンネル』 予告編
https://www.youtube.com/watch?v=9JWt0hY9nRI

1978年11月、シングル「戻っておいで・私の時間」でデビュー。「September」「不思議なピーチパイ」などがヒット。

結婚後は作家としても「元気を出して」「駅」など多くの作品を他アーティストに提供しながら、1984年に自らもシンガーソングライターとして活動を再開。以降、独自のスタンスで音楽活動を続けている。

1994年のベスト・アルバム『Impressions』が350万枚の大ヒットを記録し、その後も『Bon Appetit!』がミリオンを達成。

デビュー30周年の2008年にリリースしたコンプリート・ベスト・アルバム『Expressions』 もミリオンを達成している。

2014年に発表したアルバム『TRAD』は、第56回日本レコード大賞「最優秀アルバム賞」を受賞。また、33年ぶりとなる6都市9公演の全国ツアーも行い、約75,000人を動員した。

2015年、「第6回 岩谷時子賞」を受賞。

2018年11月からデビュー40周年を迎え、2019年には第69回芸術選奨 文部科学大臣賞(大衆芸能部門)を受賞、40周年記念アルバム『Turntable』はオリコン週間アルバムランキングで１位を獲得。

「昭和・平成・令和、3時代で1位を獲得した初の⼥性アーティスト」となると同時に、「アルバム⼥性最年⻑1位獲得アーティスト」となり話題をさらった。

そして年末には「第61回輝く！日本レコード大賞」にて特別賞を受賞、さらには「第70回NHK紅白歌合戦」にてファン待望の初出場を果たした。

2020年にはキャリア初の映像作品『souvenir the movie 〜MARIYA TAKEUCHI Theater Live〜(Special Edition)』を発売し、オリコン週間DVDランキングで1位を獲得した。

2023年11月からデビュー45周年を迎え、2024年に発売した待望のオリジナル・アルバム『Precious Days』は大ヒットを記録、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得した。

2025年には11年ぶりに全国７都市１４公演のアリーナツアーを行い、約14万人を動員した。

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