絶対に壊れないギターが誕生?破壊系ギタリスト・イングウェイが挑む!
EVENING編集部
公開日:2019年4月13日 / 更新日:2024年1月10日
「絶対に壊れないギター」字面からすでにパワーを感じるワードですね。
昔、象が踏んでも壊れない筆箱なんていうのもありましたが、今回は絶対に壊れない、とのことで何やらワクワクします。
スウェーデンのサンドビケンに本拠を置く工作機械メーカーであ?サンドビック(Sandvik)グループが全社から専門家を集め、最先端の技術を駆使して「世界初の壊れないギター」を開発したとのことです。
よくわからない人もとにかく一度この動画を見てみてください。
ギターを思いっきり叩きつけると
なんじゃこれ…と思ったでしょう。
ギターを思いっきり叩きつけているところから始まるこの動画。思わずうわ、と声が漏れてしまいます。
製作の様子も、ギターを作っているようには見えませんね。
このギターは全て金属(オールメタル)で出来ており、ボディはチタン粉末をレーザー溶融する技術を使って3Dプリンターで作られています。
ギターのネックはステンレススチール製とのことで、この文章だけ読むと「本当にギターなの?」と疑いたくなるかもしれません。しかし実際見てみると、全身テカテカのメタリックなギター、結構かっこよくないですか?
こちらの完成したギターは、イングヴェイ・マルムスティーンによって“耐久テスト”が行われています。イングヴェイ・マルムスティーンは、早弾きの王者として知られていますがギターを破壊するパフォーマンスでも有名で、ライブ中にアンプやステージに叩きつけるのはもちろん、ドラムセットに投げつけたり空高く放り投げたりと暴れまくります。
絶対に壊れないギター vs イングヴェイ
サンドビックの公式ホームページでも、「イングウェイ・マルムスティーン氏ほどギター破壊に情熱を燃やすミュージシャンはいないだろう」と紹介されていました。
7歳の頃からギターを壊し続けていると豪語する彼が今まで壊したギターは100本以上とされており、先ほどの動画は『絶対に壊れないギター vs イングヴェイ』というドキュメンタリー調になっています。
23回の耐久テストが終わって、ついに彼の手にギターが渡ります。
ライブ後、「ボクシングの試合を終えた気分だ しかも12ラウンド」とイングウェイがコメントし、さらに、最後には「獣…まさに獣だね」とまで言わせました。
獣と称されるギター…?もう訳がわかりません。めちゃくちゃやってもピンピンしているギターをピロピロしながら「ギターは破壊できないが、ギターで破壊できるものがある」ともコメント。
めっちゃかっこいい…、でも何を言っているのか全然わからない。サウンドビックのホームページにはこのギターの誕生レポートが掲載されています。
参照: https://www.sandvik.coromant.com/ja-jp/aboutus/Pages/how-did-we-make-it.aspx
世界初の絶対に壊れないギターとは?
世界初の絶対に壊れないギター。
この発明をくだらないと思うか、それとも素晴らしい「ギター」の誕生だと思うかは人それぞれだと思います。
一つ言えることは、サウンドビックとイングウェイのこのガチンコ勝負、思わず感動してしまうこと間違いなしです。もしかしたら「絶対に壊れない〇〇」これから流行るかもしれません。
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