コブクロ、新曲「THIS IS MY HOMETOWN」でゴルゴ13とコラボ!
大阪・関西万博のアンバサダーとオフィシャルテーマソングを務めるコブクロは1998年9月8日に大阪・堺銀座商店街にて結成。
結成から27年近く経ち、世紀のイベントである大阪・関西万博のテーマソングを務めており、大阪・堺東から世界へと音楽を発信している。
また、『ゴルゴ13』の作家であるさいとう・たかを氏も大阪府・堺市出身。
強者の2組がコラボレーションビジュアルを制作。作成した7種類のポスターは、8/2より堺銀座商店街やMI(み)-TE(て)さかい(堺市役所21階展望ロビー)、および『第17回ガシフェス堺東夏まつり』などにて掲載される。堺市、そして大阪から世界を盛り上げる。
© さいとう・たかを/さいとう・プロダクション/小学館
コブクロのボーカル担当 黒田俊介は昨年、結成25周年を記念して、ファンへの感謝と地元・堺への恩返しを込めてプロジェクト「九月八日」を始動。
2024年9月8日、コブクロが路上ライブをしていた思い出の地、堺銀座商店街に、1年限定のテイクアウト専門店をオープンした。店名の「九月八日」は、コブクロの結成記念日に由来したもの。大阪・堺の予約困難店として有名な「焼肉おさむちゃん。」と、創業50年以上の老舗「帝塚山ポアール」が全面協力で作り上げた「焼肉サンド」のテイクアウト専門店。黒田自ら店頭に立ち、接客を行っている。
Mini Album「THIS IS MY HOMETOWN」には、2014年『大坂の陣400年音楽祭』で披露し話題となった、やしきたかじんのカバー「大阪恋物語」のライブ音源が、Newアレンジで音源化して収録されており、リリース日の本日7月16日、当時の映像をコブクロ公式YouTubeにて特別公開。こちらもぜひチェックしていただきたい。
ミニアルバム『THIS IS MY HOMETOWN』は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のアンバサダーで、大阪・関西万博オフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」を歌うコブクロが、結成の地<大阪>をテーマに、制作したミニアルバム。
故郷をテーマに地元愛を歌った「THIS IS MY HOMETOWN」をリード曲に、現在開催中の大阪・関西万博オフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」や、2002年に制作され、ライブで数回だけ披露されてきたレア楽曲「おさかなにわ」を、23年越しにCD初収録。
© コブクロ
コブクロ「大阪恋物語-Refined the live take-」
公開リンク
https://youtu.be/CEok6LUXwR0


リリース情報
2025.7.16(水)Release コブクロ Mini Album「THIS IS MY HOMETOWN」 https://kobukuro.lnk.to/timhツアー情報
KOBUKURO LIVE TOUR 2025 "THIS IS MY HOMETOWN" 07月17日(木)三重県・四日市市文化会館 第1ホール 07月18日(金)三重県・四日市市文化会館 第1ホール 08月01日(金)北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru 08月02日(土)北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru 08月15日(金)福岡県・福岡サンパレス 08月16日(土)福岡県・福岡サンパレス 08月23日(土)広島県・上野学園ホール 08月24日(日)広島県・上野学園ホール 08月29日(金)宮崎県・宮崎市民文化ホール 08月30日(土)宮崎県・宮崎市民文化ホール 09月05日(金)富山県・オーバード・ホール 大ホール 09月06日(土)石川県・石川・本多の森 北電ホール 09月20日(土)宮城県・東京エレクトロンホール宮城 09月21日(日)宮城県・東京エレクトロンホール宮城 10月04日(土)愛知県・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール 10月05日(日)愛知県・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール 10月15日(水)大阪府・大阪城ホール 10月16日(木)大阪府・大阪城ホール 10月25日(土)神奈川県・ぴあアリーナMM 10月26日(日)神奈川県・ぴあアリーナMM 11月10日(月)香川県・レクザムホール(香川県県民ホール) 11月11日(火)愛媛県・松山市民会館 ツアーHP:https://kobukuro.com/feature/kobukuro_tour2025コブクロ プロフィール
堺銀座商店街のストリートライブ活動を通じて1998年9月8日にコブクロを結成。 2001年3月、ワーナーミュージック・ジャパンより「YELL~エール/Bell」でメジャーデビュー。 2007年の「蕾」が第49回日本レコード大賞を受賞。代表曲は、「永遠にともに」「ここにしか咲かない花」「桜」「蕾」「流星」「未来」など。 2025年にコブクロ結成の地、大阪で開催される日本国際博覧会アンバサダーに就任。 大阪・関西万博のオフィシャルテーマソングの制作を正式に依頼され、34thシングル「この地球の続きを」を発売中。2023年9月8日に結成25周年イヤーを迎えた。 2025年4月12日に大阪・関西万博の開会式にパフォーマンス出演。 2024年9月8日より、1年間限定で『九月八日』を開店。2025年9月8日まで営業。『ゴルゴ13』について
世界の政治・軍事の世界で「ゴルゴ13」と呼称される謎の男。国籍不明、本名も出身地もすべて謎。高額な報酬と引き換えに請け負った狙撃は、ほぼ100%成功させる。時々刻々と変わる世界情勢を背景に、今日も一発の銃弾で時代を大きく動かしてゆく。超A級スナイパーのスーパー・アクション! 本作品は「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定された。 作者/さいとう・たかを氏逝去後もその遺志を継ぐスタッフにより制作は続き、ビッグコミック誌上での連載は2023年で55周年を迎えた。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ ECサイト:https://shop.evening-mashup.com/yahyel、8月13日発売アルバムから「Daffodils」を先行配信!
約2年半ぶりとなるニューアルバム「In Amber」を、8月13日(水)に配信リリースすることが決定したyahyelがアルバムリリースに先駆けて、2曲目となる先行配信楽曲「Daffodils」の配信がスタートした。
2曲目となる先行配信楽曲「Daffodils」は、パルスにまで細分化されたドラム、彷徨うシンセサイザーのリフレイン、聖性を纏ったボーカルラインで、HyperpopやEtherealなど2020年代的なポップミュージックの気配を漂わせながら、あくまでyahyel流のモダンなポップスのあり方を探り当てようとする楽曲となっている。
「Daffodils」 視聴リンク
https://SPACESHOWERFUGA.lnk.to/daffodils
「In Amber」 Pre Add / Pre Saveリンク
https://spaceshowerfuga.lnk.to/inamber
また、10月12日(日)にZepp Shinjuku(東京)で開催される、yahyelが結成10周年を記念したスペシャルライブ<yahyel 10th Anniversary / OLD FLESH OLD BLOOD>のチケット先着先行も本日より開始。
結成から10周年という節目を迎えた、現在進行形の彼らの音楽をぜひ体感してほしい。
オフィシャル先着先行
受付URL:https://eplus.jp/yahyel/
販売期間:7/16 12:00〜7/22 23:59まで
▼ yahyel コメント
摩擦と不和を隠さず、真っ向から個人としての共生に向き合った怪作「Loves & Cults」から2年。
結成から10年という節目を迎えたyahyelは、透明な自由へと向かっている。
東京のビルの一室に4人が集まり、日が暮れるまでの時間の中で、アナログなシンセシスを追求し続ける中で、1曲1曲と出来上がった「In Amber」は、台風が過ぎた透明な空気のようでもあり、人生の夕暮れ時のようでもあり、言葉で語られることのないリアリティの結晶のようでもある。
1stのような研ぎ澄まされたベースミュージックに立ち返りながらも、メンバーそれぞれが、それぞれの舞台で獲得してきた新たな解像度と温度が閉じ込められている。
惑わされず、向き合うこと。やり続けること。”音楽を共作する”というシンプルながらも、最も難しい足場に立ち返ったyahyelの現在地に注目してほしい。
© yahyel
yahyel 10th Anniversary / OLD FLESH OLD BLOOD
開催日時:2025年10月12日(日)
会場:Zepp Shinjuku (東京)
開場/開演:17:00/18:00
チケット:前売り¥6,000- (ドリンク代別)
オフィシャル先着先行
受付URL:https://eplus.jp/yahyel/
販売期間:7/16 12:00〜7/22 23:59まで
ライブ情報

yahyel プロフィール
2015年東京で結成。池貝峻、篠田ミル、大井一彌、山田健人の4人編成。 古今東西のベースミュージックを吸収したサウンドデザインと、皮肉なまでに誠実な詩世界を表現する池貝峻のソングライトが折り重なった独特のサウンドは、無機質のようでいて、どこまでも肉体的という強烈なコントラストを内包しており、その幽玄なイメージは”青い炎”とも表される。 映像作家/舞台演出家として活躍する山田健人、数々のアーティストをプロデュースする篠田ミル、ドラマーとして数々の現場で評価を受ける大井一彌と、それぞれのメンバーが独自の活動を活発に行なっている。 2016年、ロンドンの老舗ROUGH TRADEを含む全5箇所での欧州ツアーを経て、デビュー・ アルバム『Flesh and Blood』を発表。 これまでに、フジロックフェスティバル、サマーソニックなどに出演。海外においてもツアーを行なっており、米NPR、英CRASH Magazineなど数多くの海外メディアに紹介され、Warpaint、Mount Kimbie、alt-J、BADBADNOTGOODなどの来日ツアーをサポートした。 2023年にはそれまでのエレクロニックなサウンドからバンドとしてのアンサンブルの追求した最新アルバム『Love & Cults』をリリース、2024年にはファーストアルバムの楽曲を現在の編成から再構築したEP『Salvaged」をリリースするなど、近年のバンドとしての新章を印象づける活動を行なっており、結成から10周年を迎える2025年の展望が期待される。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ ECサイト:https://shop.evening-mashup.com/マンネやねん!、デビューシングル『大体うまくいくんです』リリース!
ワタナベエンターテインメント発、“身の丈ノスタルジック歌謡グループ”「マンネやねん!」が、『大体うまくいくんです』を 7月16日に、テイチクエンタテインメントよりデジタルリリースし、メジャーデビューを果たした。
グループ名の「マンネ」とは、韓国語で“末っ子”を意味する言葉。K-POP グループの中では、愛嬌や立ち振る舞いで人気を集める“末っ子”ポジションとして広く知られている。“背伸びをせず、手を抜かず、身の丈にあったことを一生懸命やれば、大体うまくいく”これはリーダー・クボのモットーであり、グループの原点となっている。
そして、その思いをそのまま詰め込んだのが、デビュー曲『大体うまくいくんです』という楽曲。懐かしさと新しさが同居する“身の丈ノスタルジック歌謡”という独自ジャンルを掲げ、歌謡のエッセンスを感じさせながらも、Z 世代ならではの感性で令和の歌謡シーンに新しい風を吹き込む。
マンネやねん!
2025年7月16 日(水)配信シングル「大体うまくいくんです」
各音楽配信サイトはこちら
https://manneyanen.lnk.to/daitai-umaku
「大体うまくいくんです」Music Video
https://youtu.be/gTcAeVwIo0A
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EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/
Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/
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マンネやねん! メンバーコメント
クボ(リーダー) 「めちゃくちゃ歌もダンスも下手な僕がメジャーデビューできたんです。だから、行き詰まったり「もう無理かも」って思っている方に聴いてほしいです。「大体のことはうまくいく」と思って、少しでも気が楽になってもらえればと思っています!」 トワ 「この 4 人にしか出せない“味”を、たくさんの人に届けたいです。これからも、メジャーアーティストにふさわしい存在になれるよう頑張ります!」 まさや 「マンネやねん!のマンネとしての元気さ・楽しさ・ワクワク感をそのまま詰め込んだ 1 曲です。タイトルともリンクしていて、奇跡のようなデビューを本当に嬉しく思っています!」 よしき 「大体うまくいく」という前向きなメッセージを、この曲で皆さんにお届けできることが本当に嬉しいです!」レギュラー情報
文化放送 「おはミュ!」 (火~木 4:30~4:44)ではレギュラーMC として出演中! カンテレ・フジテレビ系 7月期 月10 ドラマ 「僕達はまだその星の校則を知らない」 濱ソラリス高校3年桜組生徒 榎本叶役(メンバー クボのみ)リリース情報

Newspeak、新曲「Glass Door」リリース!EPのトラックリストも公開
国内外で活躍するスリーピースロックバンド、Newspeakは8月13日リリースとなるEP『Glass Door』に先駆け、タイトルトラック「Glass Door」を7月16日にリリースした。こちらは、ディズニープラス スター オリジナルシリーズ『BULLET/BULLET』エンディングテーマである。
今回は、アニメ『BULLET/BULLET』の為に書き下ろした新曲となっており、アニメからインスピレーションを受け、世界に迎合しながら生きることへの違和感や葛藤を抱える人たちに向けて、力強いメッセージが込められているようだ。
歌詞は日本語と英語を織り交ぜた歌詞となっており、洋楽テイストのサウンドでありながら、歌詞に込められた想いが胸に響く、Newspeakらしさ溢れる渾身の1曲。
エンディングテーマとなっているアニメ『BULLET/BULLET』も配信開始し、7月16日21時にNewspeakのYouTubeアカウントよりノンクレジットエンディング映像がプレミア公開される。
なお、8月13日にリリースされるEP『Glass Door』のトラックリストも公開。「Lifedance」、「Coastline」といった新曲2曲が収録され、いずれも今のNewspeakの新たな一面が垣間見ることができる楽曲となっている。「Glass Door」を聞きながら、EPリリースまで楽しみにしていただきたい。
『BULLET/BULLET』
2025年7月16日(水)ディズニープラス スターにて独占配信
1話~8話:2025年7月16日(水)~
9話~12話:2025年8月13日(水)~
劇場版
「弾丸疾走編」7月25日(金)
「弾丸決戦編」8月15日(金)
※ 新宿ピカデリー他、全国公開
製作:ギャガ
アニメーション制作:E&H production
©E&H/GAGA
リリース情報
■先行配信シングル「Glass Door」 ストリーミング、ダウンロードはこちら https://Newspeakjp.lnk.to/GDsglPu ■EP『Glass Door』 8月13日リリース- Glass Door
- Lifedance
- Coastline
- Glass Door(Anime Version)
タイアップ作品情報

プロフィール
シアトル生まれのVo.Rei(レイ)、カナダ国籍のDr.Steven(スティーブン)、香川出身のBa.Yohey(ヨーヘイ)からなる3ピースロックバンド。 結成初年度からSUMMER SONICなど大型フェスティバルへの出演や、The FratellisやMando Diaoなどの来日公演のオープニングアクトに抜擢される。2022年10月、Honda FIT e:HEV CMソング「Leviathan」 でワーナーミュージック・ジャパンよりメジャーデビューし、2025年8月13日には、EP「Glass Door」のリリースが決定。国内だけにとどまらず、韓国、台湾、インドで開催されたイベントにも出演を果たすなど、国内外問わず活動の場を広げている。 -- EVENINGサイト:https://evening-mashup.com/ Web3 音楽ストリーミング:https://w3.evening-mashup.com/ ECサイト:https://shop.evening-mashup.com/LUMiRiSE、全国ツアーファイナルの熱狂の景色をライブレポート
1st アルバム『≠encore.』を手に、5月より始まった全国ツアー「飛び出せLUMiRiSE-1st full album"≠encore."-」。
同ツアーのファイナル公演「飛び出せLUMiRiSE-1st full album "≠ encore."-リリースツアーファイナルONE MAN LIVE」が、7月5日に下北沢Shangri-Laで行われた。
まさか、ゴジラの登場曲がSEとして流れるとは‥。
しかも、その始まりは、謎の巨大生物の襲来でパニックになる地球防衛隊??の人たち(メンバーら)の騒ぐ声から始まった。連邦に報告をする荒らげた声は「正体は、公害怪獣コトミ」と叫んでいた。まさかライブの始まりは、公害怪獣コトミの襲撃を受け、地球防衛隊が戦いを挑む音声ドラマから始まるとは…。
その後、いつもの自分たちに戻り、「ノールール。愛とリスペクトがあれば、それでOK」と、この日のライブの注意事項を述べていた。その上で、猛々しい音を鳴り響かせる。轟音へ導かれるようにメンバーらが次々とステージへ。次第に雄々しさを増す楽曲に乗せ、フロア中から無数の拳が突き上がる。場内中から響き渡る「Oh!Oh!Oh!Oh!Oh!」の雄叫び。そして‥。
撮影:A.Kawasaki
LUMiRiSEのライブは、触れた瞬間身体中をゾクゾクッとさせる、ソリッドかつ攻撃的な音を突きつけて始まった。すでに臨戦態勢の観客たちの感情を爆発させるように、琴海が荒らげた声で煽りだす。お立ち台(以下、台)の上で琴海が歌い叫べば、ベースのおとも台に立って演奏。冒頭を飾ったのが、気持ちを荒ぶる野獣へ染め上げるロックナンバーの『RESOLVER』だ。さぁ、彼女たちと一緒に攻撃の狼煙を上げろ。間奏では、メンバーの煽りを受け、フロア中の人たちが激しく身体を折り畳む。4人が突きつけた歌声と演奏に身を熱くした観客たちは、終始拳を高く突き上げ、ここへ見たことのない新しい景色を共に作りあげようとしていた。
「めっちゃ楽しそうやな!君たち」と叫ぶ琴海の声も、楽しげだ。さらに激しさのギアを上げて突きつけたのが、『Love Emotion』。ザクザクとした、来未の掻き殴るようなギターの音が気持ちを騒がせる。琴海が左右に振り上げる手の動きにあわせ、フロアでも同じ動きが誕生。MIZukIのドラムとおとのベースが寄り添い作りあげる、重厚で攻撃的な演奏が凄まじい音の圧になって襲いかかる。フロアでは、ダイブする人も登場。激しくもエモーショナルな演奏が襲いかかるたびに、気持ちが沸き立つ。情熱あふれた歌と演奏に振れ、気持ちを滾らせずにいれない。
「どれだけCRAZYになれますか!!」の声を合図に飛びだしたのが、『crazy circus』。荒ぶる演奏に乗せ、フロア中から熱い声が轟きだす。躍動する跳ねた演奏に刺激を受け、フロア中の人たちが狂ったように声を上げて踊り騒ぐ。その姿を見て、さらにエモく激しく観客たちを刺激してゆくメンバーたち。間奏では、来未もセンターの台に乗って演奏。ハイトーンやファルセットも駆使した琴海の歌声が、妖しさを放っている。身体は熱情しながらも、気持ちは魅惑的な歌声にずっと引き寄せられていた。
撮影:A.Kawasaki
琴海の甘く囁く声から始まった楽曲は、来未の繰り出すハンマーを打ち鳴らしたような衝撃的なギターの演奏を合図に本編へ。ミドルメロウな『アマリリス』では、うねるような重厚なリズム隊の演奏が、身体を直撃。歪む音をザクザクと刻むギターの演奏が胸を貫く。その上で、妖艶さを持ちながらも次第に抑揚してゆく琴海の歌が気持ちを熱く揺さぶる。曲が進むごとに、琴海の歌声が感情を露にしてゆく。『アマリリス』、とてもスケールの大きなドラマを描きだす楽曲だ。バックライトに照らされた、両手を左右に大きく広げ、十字の姿になった琴海の姿も印象深く瞼に焼きついた。
さぁ、ここからさらにBPMを上げ、絶叫と熱狂の宴を作りあげようか。『Lovin'you』では、躍動するビートにあわせて場内中の人たちがクラップをすれは、リズムに合わせて飛び跳ねる人たちも誕生。挑みかかるような前屈した姿で歌う琴海の姿も印象的だ。LUMiRiSE流の激しいダンスロックナンバーが、感情を熱く揺さぶり続ける。感情的に煽る琴海の姿も印象的だった。
MIZukIの繰り出すマーチングビートが気持ちをゾクゾクッと騒がせる。フロア中の人たちも、これから始まる楽しさに備えて臨戦体制に。「れっつごーぱーりない☆」の声を合図に、観客たちが『れっつごーぱーりない☆』に乗せて一斉に沸きだした。琴海の「上手にモッシュ」の声を合図に、メンバーらの導くまま、大勢の観客たちが上手や下手に横モッシュし始めた。身体を直撃する激しい演奏と軽やかに跳ねた歌声にあわせ、大勢の観客たちが左右に走れば、その場で高く拳を突き上げ、エレクトロなリズムにあわせて身体を大きく揺らしていた。メンバー全員、荒ぶる姿だ。琴海の、「れっつごーぱーりない☆」の絶叫も気持ちを騒がせる。フロント陣の3人は、台に乗って演奏。LUMiRiSEの作りあげた華やかなのに刺々しいアガるパーティーに刺激を受け、大勢の観客たちが左に右へと動きながら激しく踊り狂っていた。
撮影:A.Kawasaki
初めての アルバムを手に、初めての全国ツアーを行い、ついにファイナルとなる下北沢Shangri-Laの地に4人は辿り着いた。その思いを、ここでは述べていた。
次のブロックは、アコースティックなスタイルで、しかもカバー曲を演奏。椅子に座った4人が最初に披露したのは、PRINCESS PRINCESSの『M』。来未のアコギの暖かな旋律に乗せ、今にも心壊れそうな声で琴海が切々と歌いだす。序盤は、歌声とアコギが寄り添いながら、物悲しい心の景色を映し出す。サビからはベースとパーカッションの演奏も加わり、失恋の痛みで胸を焦がすように歌う琴海の声へ、少し重めの彩りを与えていた。気付いたらフロア中の人たちが、4人の演奏に引き寄せられるように、耳をじっと傾けていた。言葉のひと言ひと言を噛みしめるように歌う、琴海。その声は、感情的に揺れ動き、エモさを増してゆく。そこへ来未がときにコーラスを重ね、切ない歌声や演奏へ、より哀しみの色を塗り重ねていた。
続いて選んだのが、ザ・フラワーカンパニーズの『深夜高速』。この曲でも、来未の奏でるアコギの旋律へ、MIZukIのカホンとおとのベースが色を塗り重ねるように加わる。琴海は低音域の歌声を魅力に、胸の内で渦巻くもどかしい気持ちを、「生きていて良かった」と荒ぶる声にして何度も連呼していた。人生の機微を歌ったこの楽曲を、若さを撒き散らして走り続ける彼女たちが歌い奏でることで、その歌は青春の蹉跌を乗り越えるようにも胸に届いていた。曲が進むにつれ、生々しい感情で歌いあげる琴海。その姿が強烈に胸に突き刺さった。
2つのカバー曲を通し、LUMiRiSEが持つ意外性を見た。でも、彼女たち自身が胸の内に抱いている等身大の思いを感じられたのが嬉しかった。
「大好きなみんなの光になれますように」と述べながら、琴海は「これからも先も この光を ずっとずっと」と澄み渡る優しい声で歌いだした。届けたのが、ミドルメロウでエモーショナルかつスケール大きな『eternal light』だ。身体の奥底へズンッと響く重厚な演奏に乗せ、「僕は君を照らす光になる」と、胸の内に抱いた思いを無垢な心の色を持って伝えてきた。脆さも抱えた澄み渡る歌声で、琴海は「忘れられない 強い思いが 君と僕を照らす光になる」と胸の内に抱く思いを、これからも共に歩み続ける仲間たち一人一人の胸へ一筋の光を刺すように歌っていた。
撮影:A.Kawasaki
「ここからはLUMiRiSEの真骨頂。LUMiRiSEが演奏しているときくらいは頭の螺子外して、やりたいようにヤれ」。その言葉に続いて、LUMiRiSEは感情を爆裂させるように『SHOOTER』を殴りつけた。その途端、フロア中の人たちが一気に爆上がる。フロントの3人は台に上がり、今にも客席へ飛び下りそうな姿で戦いを挑んでいた。「おい、もっとこい」と煽る琴海。曲が進むごとに熱情してゆく演奏に刺激を受け、ダイブする観客も登場。雄々しく声を張り上げる琴海。滾るその感情を、3人の演奏陣が激しくさらに押してゆく。一心不乱にギターを掻き鳴らす来未。キリッと前を見て音を叩き出すMIZukI。おとは身体を心地好く揺らし、楽しげにベースを弾いていた。
「やりたいようにヤれ」の声が嬉しい。その言葉に相応しい、超攻撃的かつハードエッジなデジタルラウドナンバーの『BATTINESS』が飛びだした。激しく唸り、うねるLUMiRiSE流のミクスチャーロックに乗せ、フロア中の人たちがその場で2ステを踏んで暴れれば、拳を突き上げ、声を張り上げる。理性??そんなもの、とっくにどっかへぶっ飛んじまったよ。4人が魂をすべて解き放ち、裸の感情で煽りたてるんだもの。一緒に騒ぎ狂わなきゃここにいる意味がない。フロア中の人たちがヘドバンや身体を折り畳む景色も圧巻だ。途中、琴海が観客たちへ背を向けてダイブ。フロアにいる人たちが彼女を神輿のように掲げてフロアを練り歩けば、琴海も、掲げられた姿で熱唱していた。「やりたいようにやればいいんだ」と叫んだ声のように、メンバー自身がやりたいように暴れながら、観客たちを煽り続けてゆく。
「君がいて」の言葉に続き、琴海が美しくも感情的な声でサビを歌い、楽曲は華やかにスタート。LUMiRiSEは歌系の『君がいて』を通して、気持ちの内側に隠していた心模様を告白するように、歌い奏でていた。攻撃的な姿だけがLUMiRiSEではない。心と心の波長をシンクロしながら、一緒に思いを分かちあうのもLUMiRiSEらしいライブ姿。ときに右手を大きく広げ、少しでも心の距離を0に近づけたくて、今にもフロアへ飛び込みそうな様で、琴海は高ぶる気持ちのままに歌いあげていた。
「ライブは人生と一緒で、1本勝負やと思っとる。1年前の再始動した頃の景色と比べて、LUMiRiSEを愛して、支えてくれる人が、こんなにいっぱい増えたんやな。ほんま、ありがとう。まだまだ五分咲きやけど、この景色を見れるのならば五分咲きでも咲き誇れと願って。諦めることが大人というのなら、どうか子供のままでいてほしいと願っている」(琴海)
「いつも此処に立って~」。LUMiRiSEは自分たちの揺るがない強い意志や生きざまを『五分咲きの秋桜』に託してぶつけてきた。一人一人の演奏や歌声がとても強烈な存在感を放っている。一人一人がこの場へ熱狂と熱情の花を咲き誇らせる勢いで、攻撃的な音をグイグイと突きつけていた。途中、ダンスロックナンバーへ転調してゆく様も気持ちを熱く騒がせた。いつしか、場内中の人たちが祭りあがっていた。「諦めることが大人というなら どうか子供のままで」と歌いながら、彼女たちは、自分たちの生きざまを演奏に託して投げつけてきた。その思いに共鳴するのなら,拳を上げて、思いきり声を張り上げろ!!
撮影:A.Kawasaki
大きなスクリーンには,この日に向けたメンバーらのリハーサル風景を中心に、公演当日の模様も含めたメイキング映像が流れだす。その背景に流れている曲は…。
上映を終え、ふたたびメンバーがステージへ。そして、一人一人が語りだす。ここには、短く要約した言葉を乗せておきたい。
MIZukI
「2年目も、めちゃくちゃ突っ走っていきます」
おと
「ここにいてくれるみんな、支えてくれる人たち、みんなの愛をめちゃくちゃ感じました。私たちはライブハウスで、音楽を通して、もっとみんなに愛を届けられるようにライブをし続けますので、みんな,ついてきてください」
来未
「ツアー中はとにかく目の前のことに必死でしたが、ほんとにLUMiRiSEはめっちゃ愛されてるんやなと、毎ライブごとに心の底から思ってました。みんなが期待の目でLUMiRiSEを見てくれてるから、愛してくれてるんやと思うことがたくさんあって。それに応えるべきやし、応えなきゃいけないって思った。大切な仲間に、ファンにめぐりあえて、LUMiRiSEをやってきた意味を感じるツアーでした。もっともっとLUMiRiSEは大きくなっていくので、これからも一人残らずついてきてほしい」
琴海
「絶対に売れるからな。絶対に売れたいし、みんなに自慢させたいから。この最高のメンバーと一緒にできて、ほんまにみんなで一緒に最高のライブを作れて嬉しい。LUMiRiSEでしか作れない空間や音楽を、もっと届けていきたいと思います」
PHOTO:A.Kawasaki
本編最後の曲としてUMiRiSEが届けたのは、このツアー中に作り始め、ライブを通して育てあげ、この日ついに完成した、新曲の『未完成ライフ』。先の映像でも流れていた楽曲だ。熱い歌から始まる『未完成ライフ』は、みんなでシンガロングしたくなる、青春パンクの香りも覚えるエモい曲。この中には,今の4人のリアルな気持ちが詰め込まれている。手を大きく振りながら歌う琴海の歌声に合わせて、高く掲げた手を一緒に振ればいい。琴海の歌に合わせて「Oh!Oh!Oh!」と手を高く上げて一緒に歌えばいい。それだけで、僕らは一つになれる。終盤、激しく駆けめぐる演奏に乗せ、琴海がおおらかに歌う。その姿に向けて、フロア中からくるくると腕を回す景色が生まれていた。みんなで歌いながら心を一つにしてゆく。僕らは確かに、一つの心の色に染まっていた。みんなで「Oh!Oh!Oh!」とシンガロングしながら、この場で一つになっていた。何度も何度も「Oh!Oh!Oh!」と歌いながら、僕らもLUMiRiSEのメンバーになっていた。
本当なら、ここでライブは終わるはずだった。でも、高ぶる感情が、このままでは終われないと叫んでいたからだろう。LUMiRiSEは最後の最後にサプライズで『BATTINESS』を再びぶち噛ました。音が鳴りだした途端、場内中の人たちが感情のストッパーをぶっ壊し、身体と魂を揺さぶる強烈なグルーヴに乗せ、拳を高く突き上げ、声を張り上げ、暴れ狂っていた。琴海の歌声も、今まで以上に挑戦的だ。いや、メンバー全員が圧の強い攻撃的な音の刃を突きつけ、場内中の人たちの身体を斬りつけていた。彼女たちの煽りを受け、大勢の人たちが肩を組んで身体を折り畳めば、メンバーらへ向ってみんなが前へ前へと押し寄せ、狂乱の宴の様を描きだしてゆく。まさに、戦いに相応しい猛り狂った景色がそこには生きていた。ほんと、LUMiRiSEらしいぶっ飛んだ生きざまを示したライブだった。
撮影:A.Kawasaki
文:長澤智典





