YG麻薬事件で浮き足立つ韓国芸能事務所...SMエンタ、JYP、Big Hitの次なる一手は…K-POPを仕掛けるプロデューサーの思惑とは...

Yuki Matoba(Evening Music Records株式会社)

 

 

2019年の韓国芸能ニュースで一番の大きな話題となっていると言って良いであろう、YGエンターテインメントの薬物問題が、K-POPと韓流関連業界に衝撃を与えている。

 

 

業界では、YGはSMエンターテインメント、JYPエンターテインメントと共に20年以上にわたって韓流の大きな柱となってきただけに、K-POP産業のイメージへの打撃は計り知れないと予測される。しかしながら、韓国芸能界としては、ここで如何に膿を出し切れるかが世界のエンターテインメントとして成功し得るかが重要なポイントとなって来るはずだ。

 

また、結果として、YGのヤン・ヒョンソク総括プロデューサーは14日、辞任の意思を明らかにし、「現在の報道や噂の事実関係については、今後捜査の過程を通してすべて真実が明らかになると信じている」と話した事は記憶に新しい。

 

しかしながら、クラブ「バーニングサン」事件など様々な事件への捜査が拡大する可能性があることも否定できない状況だ。今回は、渦中にある韓国芸能界が生み出したK-POPのプロデューサーについて記事をお届けしたい。

 

 

 

 

SMエンターテイメントの音楽面における顔とは...

 

 

韓国には数多くのK-POPグループがいるが、プロデューサーの采配次第で提供される楽曲は180度変わり得る。

 

 

例えば、東方神起やSHINeeなどが所属するSMエンターテインメントの場合、「SMミュージック・パフォーマンス(SMP)」という独自の音楽スタイルを確立している。彼らの音楽とは、ダンスサウンドに激しい踊りと力強い歌詞が乗っかる音楽とパフォーマンスが特徴で、これがまさに「SMの音楽」と感じるはずだ。この産みの親がユ・ヨンジンという一人のプロデューサーだ。

 

「SMの音楽史」作りあげてきたと言えるユ・ヨンジンは、1971年生まれのダンサーからキャリアを始め、その後、名プロデューサーとして名を馳せる事になる。彼は1989年から1990年までダンサーとして活動した後、兵役を経て1993年にSMエンターテインメントより作曲の能力を認められ、歌手としてデビューを果たしていると言う経歴の持ち主だ。

 

また、1996年に同じ事務所のアイドルグループ・H.O.Tのデビューアルバムのプロデュースを手掛け、この作品のスマッシュヒットをきっかけに、ユ・ヨンジンはSMの音楽の顔となる「SMP」を生み出したと言う。事アイドルと言えば偶像化されたキラキラしたイメージが強いかも知れないが、そんな彼らが、流行りのダンスミュージックに社会批判を含む強い歌詞を乗せ、アグレッシブなダンスで聴衆を魅了するというのは大きなインパクトがあり、多くの人たちを引きつけた。そして、このスタイルがSMの形となって来た。

 

 

東方神起のユンホのアルバムにも...

 

 

SMエンターテイメントの代表作と言われる作品は挙げればキリがないが、やはり高音のメロディラインも綺麗に聴かせてしまう楽曲構成は特筆すべき特徴だろう。また、東方神起のユンホのアルバム中でも、ユ・ヨンジンの名前をみることができ、一部の楽曲では彼がコーラスで参加する程のクリエイター的一面も覗かせる。EXOのD.O.とのデュエット曲も発表するなど、バックボーンとしてはやはりプロデューサーより前にアーティストなのだろう。

 

 

また、JYPエンターテインメントのパク・ジニョンが率いるのは、2PMやTWICE、GOT7と言ったこれまた特徴のあるアーティストだ。彼の生み出す楽曲や作品、さらにはアーティストの特徴には、何と言っても親しみやすさとキャッチーさが溢れている。1度聴くと覚えてしまう程のメロディラインの工夫と、主役級のキャラクターとして成立するプロデュースを一人一人のメンバーにも徹底する意識が強く感じられる事務所だ。

 

TWICEは、日本でも一大ブームを巻き起こしている様に、すでに知名度も相当なものだが、その立役者としてのプロデュースワークは誰にも真似できないキャッチーさとアーティスト性は崩さないのだが、親しみやすさを絶妙に感じると言う工夫が感じられる。

 

 

韓国芸能界から見えるJ-POPに足りないものとは...

 

 

今回紹介した韓国を代表するエンターテインメント事務所の名プロデューサーから見える事は、そのカリスマ性だろう。ここで言うカリスマ性は、アーティストとしてリスナーや大衆を直接的に惹きつける魅力ではなく、プロデュースワークとしての凄さから来るものだ。

 

 

J-POPシーンでは小室哲哉や中田ヤスタカなどの名プロデューサーが有名だろうが、今のK-POPシーンほど複数の際立つプロデューサーが揃うタイミングは未だかつて見たことがないと言って良いだろう。おそらく韓国芸能界は、国策と言う後ろ盾はあるものの、行なっているのは芸術活動なので、才能のある人が出るかどうかで結果が大きく左右される状況であることに変わりないのだが、これには国としての投資が多いとそれだけ才能が生まれると言う訳でもないだろう。

 

そうではなく今J-POPシーンに足りないのは、圧倒的な創作意欲にあるのではないかと思う。各事務所や大手レコード会社が自社の色を前面に出し、このブランドは一つしかないと世間が認める程のユニークさを打ち出す様な動きは見られない(少なくとも感じられない)と言うところではないだろうか。勿論、クリエイターとして日々努力を重ねている人材も多く日本にはいることも事実なので、その才能をより多くの人に届けるための仕組みとしてのプロデュースを、韓国芸能界から学ぶ事はできるかも知れない。

 

 

編集: Evening Music Records株式会社

 

 

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